黒赤緑ビートダウン

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[[血編み髪のエルフ/Bloodbraid Elf]]を主力に、[[朽ちゆくヒル/Putrid Leech]]などの[[クリーチャー]]、[[稲妻/Lightning Bolt]]・[[荒廃稲妻/Blightning]]などの[[火力]]、[[終止/Terminate]]などの[[除去]]へとつないで[[アドバンテージ]]を稼ぐ。
 
[[血編み髪のエルフ/Bloodbraid Elf]]を主力に、[[朽ちゆくヒル/Putrid Leech]]などの[[クリーチャー]]、[[稲妻/Lightning Bolt]]・[[荒廃稲妻/Blightning]]などの[[火力]]、[[終止/Terminate]]などの[[除去]]へとつないで[[アドバンテージ]]を稼ぐ。
  
[[残酷コントロール#ローウィン=シャドウムーア・ブロック+アラーラの断片ブロック期|5色残酷コントロール]]対策に[[呪詛術士/Anathemancer]]、[[フェアリー (デッキ)#ローウィン=シャドウムーア・ブロック+アラーラの断片ブロック期|フェアリー]]対策に[[火山の流弾/Volcanic Fallout]]や[[大貂皮鹿/Great Sable Stag]]を積めるのが強みであり、それらが[[続唱]]で[[唱える|唱え]]られるのも大きな利点と言えるだろう。
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[[残酷コントロール#ローウィン=シャドウムーア・ブロック+アラーラの断片ブロック期|5色残酷コントロール]]対策に[[呪詛術士/Anathemancer]]、[[フェアリー (デッキ)#ローウィン=シャドウムーア・ブロック+アラーラの断片ブロック期|フェアリー]]対策に[[火山の流弾/Volcanic Fallout]]や[[大貂皮鹿/Great Sable Stag]]を積めるのが強みであり、それらが[[続唱]]で[[唱える|唱え]]られるのも大きな利点と言えるだろう。→[[#初期型|*1]]
  
===サンプルレシピ===
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[[ゼンディカー・ブロック]]参入後はより[[コントロール (ゲーム用語)|コントロール]]力を増した[[ジャンドコントロール#アラーラの断片ブロック+ゼンディカー・ブロック期|ジャンドコントロール]]のほうが主流になってゆくが、クリーチャーを多めに積んで[[ビートダウン (デッキ)|ビートダウン]]にシフトしたデッキも存在した。→[[#後期型|*2]]
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*備考
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**[[カナダ選手権10]] ベスト4 ([http://www.wizards.com/magic/magazine/article.aspx?x=mtg/daily/eventcoverage/canat10/welcome 参考])
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**使用者:[[Kyle Duncan]]
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*[[フォーマット]]
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**[[スタンダード]]([[基本セット2010]]+[[基本セット2011]]+[[アラーラの断片ブロック]]+[[ゼンディカー・ブロック]])
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*[[ゼンディカー・ブロック]]参入後の後期型。
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*[[エルドラージの碑/Eldrazi Monument]]を[[エンドカード]]に採用、[[エルドラージの碑]]に近いデッキ構成をとっている。
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===初期型===
 
*備考
 
*備考
 
**[[アメリカ選手権09]] ベスト8 ([http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/eventcoverage/usnat09/welcome 参考])
 
**[[アメリカ選手権09]] ベスト8 ([http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/eventcoverage/usnat09/welcome 参考])
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*[[ローウィン=シャドウムーア・ブロック]]期のデッキ。
  
 
==ラヴニカ・ブロック期==
 
==ラヴニカ・ブロック期==

2010年10月16日 (土) 09:42時点における版

黒赤緑ビートダウン/Black-Red-Green Beatdown は、黒赤緑で構成されるビートダウンデッキの総称。

目次

概要

クリーチャー火力クリーチャー除去手札破壊を合わせたグッドスタッフ的なデッキになることが多い。

主に赤緑ステロイドタッチ黒の構成で組まれる(→ダークステロイド)。純正のステロイドと比較すると除去を火力に頼りきらずにすむため大型クリーチャーに手を焼かずにすみ、手札破壊などのコントロール要素が加わるため柔軟性が増す。しかし、緑絡みとは言え3色と、マナ基盤はタイトになりやすく、安定性は損なわれることが多い。

アラーラの断片ブロック期

アラーラの再誕で加わった続唱の要素を組み入れた黒赤緑ジャンドカラービート・コントロールデッキが登場。ジャンド・アグロ(Jund Aggro)と呼ばれ同時期のスタンダードアラーラの断片ブロック構築で活躍する。


Bloodbraid Elf / 血編み髪のエルフ (2)(赤)(緑)
クリーチャー — エルフ(Elf) 狂戦士(Berserker)

速攻
続唱(あなたがこの呪文を唱えたとき、あなたのライブラリーの一番上のカードを、コストがより低い土地でないカードが追放されるまで追放する。あなたはそれをそのマナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。追放されたカードをあなたのライブラリーの一番下に無作為の順番で置く。)

3/2


Blightning / 荒廃稲妻 (1)(黒)(赤)
ソーサリー

プレイヤー1人かプレインズウォーカー1体を対象とする。荒廃稲妻はそれに3点のダメージを与える。そのプレイヤーかそのプレインズウォーカーのコントローラーはカードを2枚捨てる。


血編み髪のエルフ/Bloodbraid Elfを主力に、朽ちゆくヒル/Putrid Leechなどのクリーチャー稲妻/Lightning Bolt荒廃稲妻/Blightningなどの火力終止/Terminateなどの除去へとつないでアドバンテージを稼ぐ。

5色残酷コントロール対策に呪詛術士/Anathemancerフェアリー対策に火山の流弾/Volcanic Fallout大貂皮鹿/Great Sable Stagを積めるのが強みであり、それらが続唱唱えられるのも大きな利点と言えるだろう。→*1

ゼンディカー・ブロック参入後はよりコントロール力を増したジャンドコントロールのほうが主流になってゆくが、クリーチャーを多めに積んでビートダウンにシフトしたデッキも存在した。→*2

後期型

Jund Eldrazi [1]
土地 (24)
2 竜髑髏の山頂/Dragonskull Summit
1 進化する未開地/Evolving Wilds
3 森/Forest
3 山/Mountain
4 怒り狂う山峡/Raging Ravine
4 野蛮な地/Savage Lands
3 沼/Swamp
4 新緑の地下墓地/Verdant Catacombs
クリーチャー (24)
4 血編み髪のエルフ/Bloodbraid Elf
4 水蓮のコブラ/Lotus Cobra
4 巣の侵略者/Nest Invader
1 強情なベイロス/Obstinate Baloth
4 朽ちゆくヒル/Putrid Leech
3 包囲攻撃の司令官/Siege-Gang Commander
4 芽吹くトリナクス/Sprouting Thrinax
呪文 (12)
4 エルドラージの碑/Eldrazi Monument
4 稲妻/Lightning Bolt
4 大渦の脈動/Maelstrom Pulse
サイドボード (15)
4 荒廃稲妻/Blightning
4 破滅の刃/Doom Blade
4 ゴブリンの廃墟飛ばし/Goblin Ruinblaster
3 強情なベイロス/Obstinate Baloth


初期型

メインデッキ (60)
クリーチャー (18)
4 血編み髪のエルフ/Bloodbraid Elf
4 ボガートの突撃隊/Boggart Ram-Gang
4 台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks
4 朽ちゆくヒル/Putrid Leech
2 川の殺し屋、シグ/Sygg, River Cutthroat
呪文 (17)
4 瀝青破/Bituminous Blast
4 稲妻/Lightning Bolt
2 大渦の脈動/Maelstrom Pulse
3 血の署名/Sign in Blood
4 火山の流弾/Volcanic Fallout
土地 (25)
1 火の灯る茂み/Fire-Lit Thicket
4 黄昏のぬかるみ/Twilight Mire
1 森/Forest
3 偶像の石塚/Graven Cairns
1 山/Mountain
4 反射池/Reflecting Pool
4 野蛮な地/Savage Lands
1 沼/Swamp
3 鮮烈な林/Vivid Grove
3 鮮烈な湿地/Vivid Marsh
サイドボード
3 呪詛術士/Anathemancer
3 荒廃稲妻/Blightning
4 大貂皮鹿/Great Sable Stag
2 蔓延/Infest
1 大渦の脈動/Maelstrom Pulse
2 蛇変化/Snakeform

ラヴニカ・ブロック期

グルール・ビートタッチして闇の腹心/Dark Confidantを投入、息切れを防ぐタイプが登場した。


Kird Ape / 密林の猿人 (赤)
クリーチャー — 類人猿(Ape)

密林の猿人は、あなたが森(Forest)をコントロールしているかぎり+1/+2の修整を受ける。

1/1


Char / 黒焦げ (2)(赤)
インスタント

クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。黒焦げはそれに4点のダメージを与え、あなたに2点のダメージを与える。



Dark Confidant / 闇の腹心 (1)(黒)
クリーチャー — 人間(Human) ウィザード(Wizard)

あなたのアップキープの開始時に、あなたのライブラリーの一番上のカードを1枚公開し、そのカードをあなたの手札に加える。あなたは、そのマナ総量に等しい点数のライフを失う。

2/1

インベイジョン・ブロック期

同時期のステロイドタッチの構成で組まれる。

特にファイアーズに、インベイジョン・ブロックの強力な多色パワーカードを詰め込んだ亜種はダークファイアーズと呼ばれた。


Fires of Yavimaya / ヤヴィマヤの火 (1)(赤)(緑)
エンチャント

あなたがコントロールするクリーチャーは、速攻を持つ。
ヤヴィマヤの火を生け贄に捧げる:クリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時まで+2/+2の修整を受ける。



Spiritmonger / 魂売り (3)(黒)(緑)
クリーチャー — ビースト(Beast)

魂売りがクリーチャーにダメージを与えるたび、魂売りの上に+1/+1カウンターを1個置く。
(黒):魂売りを再生する。
(緑):魂売りは、ターン終了時まであなたが選んだ1色の色になる。

6/6

マスクス・ブロックの退場でファイアーズ戦略がなくなった後も、しばらくはダークステロイドとして生き残っていたが、トーメント参入後はマッドステロが主流となり、安定性に劣るこのデッキは見られなくなった。

サンプルレシピ

4-Color-Braids [2]
土地 (20)
4 真鍮の都/City of Brass
2 森/Forest
4 カープルーザンの森/Karplusan Forest
4 ラノワールの荒原/Llanowar Wastes
2 モスファイアの谷/Mossfire Valley
4 シャドーブラッドの尾根/Shadowblood Ridge
クリーチャー (29)
4 極楽鳥/Birds of Paradise
3 燃え立つ死霊/Blazing Specter
4 陰謀団の先手ブレイズ/Braids, Cabal Minion
4 火炎舌のカヴー/Flametongue Kavu
2 渋面の溶岩使い/Grim Lavamancer
2 カヴーのタイタン/Kavu Titan
4 ラノワールのエルフ/Llanowar Elves
4 催眠の悪鬼/Mesmeric Fiend
1 秘教の処罰者/Mystic Enforcer
1 魂売り/Spiritmonger
呪文 (11)
4 獣群の呼び声/Call of the Herd
4 炎の稲妻/Firebolt
3 激発/Violent Eruption
サイドボード (15)
3 たい肥/Compost
3 破滅的な行為/Pernicious Deed
3 殺戮/Slay
3 終止/Terminate
3 雷景学院の戦闘魔道士/Thunderscape Battlemage



エクステンデッド

強力な特殊地形対策カードである破壊的な流動/Destructive Flowを採用した黒赤緑デッキがいくつか存在する。


Destructive Flow / 破壊的な流動 (黒)(赤)(緑)
エンチャント

各プレイヤーのアップキープの開始時に、そのプレイヤーは基本でない土地1つを生け贄に捧げる。



Troll Ascetic / トロールの苦行者 (1)(緑)(緑)
クリーチャー — トロール(Troll) シャーマン(Shaman)

呪禁(このクリーチャーは、あなたの対戦相手がコントロールする呪文や能力の対象にならない。)
(1)(緑):トロールの苦行者を再生する。(このターン、次にこのクリーチャーが破壊される場合、それは破壊されない。代わりに、それをタップし、それに与えられているダメージをすべて取り除き、戦闘から取り除く。)

3/2

特に、京都迷宮案内に破壊的な流動を組み込んだ亜種はFlow Rockと呼ばれる。

参考

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