パワーストーンの破片/Powerstone Shard

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自身と同名のアーティファクトの数に等しい無色マナを生み出すマナ・アーティファクト。並べるごとにマナが加速度的に増えていく様はさながら雲上の座/Cloudpostのアーティファクト版といった風情である。

単独ではマナリス/Manalith以下の性能だが、2枚目が戦場に出た途端に両方がシッセイの指輪/Sisay's Ringとなり、3枚も出れば実にスランの発電機/Thran Dynamo3枚分である。マナの使い道に困りそうなものだが、幸いこれが収録されているドミナリアは同時にキッカーが再録されており、適切に構築すれば爆発的な展開力を生み出してくれる。

登場時のスタンダードでは歩行バリスタ/Walking Ballistaなどがマナの注ぎ込み先として良い相方。カードプールが広い分、歯車組立工/Cogwork Assemblerや蜃気楼の鏡/Mirage Mirror等のさらなる増殖手段も用意できる。リミテッドにおいては4枚制限が存在せず、かつこのカードがコモンであるため、大量にかき集めることさえできればリミテッドとは思えないとんでもない動きを見せてくれるだろう。

• アーティファクトのコピーを生み出せるカードと強いシナジーを持ち、使い方次第で爆発的なマナを生み出し得る。例えばこれを4つ（うち3つ以上がアンタップ状態）と歯車組立工/Cogwork Assemblerとで無限マナ&無限アーティファクトのコンボが成立する。
  • 実際には土地や他のマナ・アーティファクトから生み出すマナも利用できるため条件はもう少し緩い。さらにいずれも戦利品の魔道士/Trophy Mageでサーチできるとあって、ドミナリア発売後のスタンダードでコンボデッキが試された。
• 後の団結のドミナリアで、新しいアーティファクト・タイプであるパワーストーンが追加されたが、これはそのタイプを持たず、特に相互に参照はしない。そこは流石に破片であるためだろうか。ただ、破片の方がアンタップインな上に使えるマナに制限が無く、質はかなり良い。

[編集] 参考

• パワーストーン/Powerstone（背景世界/ストーリー用語）
• カード個別評価：ドミナリア - コモン