ボブ死
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ボブ死とは、闇の腹心/Dark Confidant(およびその亜種)の能力でライフを失い、負けてしまうことの俗称。主に、マナ・コストが大きいカードをめくったことによって大量のライフを失ってしまった際に使われる。
Dark Confidant / 闇の腹心 (1)(黒)
クリーチャー — 人間(Human) ウィザード(Wizard)
クリーチャー — 人間(Human) ウィザード(Wizard)
あなたのアップキープの開始時に、あなたのライブラリーの一番上のカードを1枚公開し、そのカードをあなたの手札に加える。あなたは、そのマナ総量に等しい点数のライフを失う。
2/1「ボブで死ぬ」の略(ボブとは、デザイン者のBob Maherを由来とする、闇の腹心の愛称)。黒はスーサイドの色であり、この手の「自滅」は古来より数多くのプレイヤーが経験してきたことで珍しいことではない(→デモコンデス)のだが、闇の腹心は様々なフォーマットで活躍する有力カードであるため、専用の俗称が作られ広まるに至った。失うライフ量の振れ幅が大きく、その予測や制御が効きづらいために突然ごっそりライフを失うという派手さもその一助だろう。
これらのカードをデッキに投入する場合、ライフロスを最小限に抑えるため、通常マナ・コストの小さいカードを詰め込んだデッキに採用される。しかし、その様な構築をしてもデッキに数枚しか入っていない高コストのカードをめくってしまうことがある。特に修繕/Tinkerが存在するヴィンテージでは、闇の腹心でダークスティールの巨像/Darksteel Colossusをめくってしまい、修繕のサーチ先と11点ものライフを失ってしまう、といった光景が見られる。
最も有名なボブ死はヴィンテージ選手権10のものだろう。決勝戦でBob Maherは自身がデザインした闇の腹心によるボブ死を喫してしまった。