天界の神盾/Aegis of the Heavens
提供:MTG Wiki
タフネス偏重の強化を行う、白のコンバット・トリック呪文。
2マナにしてタフネス+7という強化値はすさまじく、リミテッドにおける大抵の戦闘、火力、マイナス修整、あるいはそれらの複合と相対しても難なく生存できる数値である。しかしその一方でパワーへの修整値は+1のみで、使ったところで「生き延びるだけ」になりがち。そもそも+7ものタフネスへの修整は過剰であり、ほとんどの場合+2程度でも十分なのが実情。同じマナ・コストでも+2/+2の力強い跳躍/Mighty Leapのほうが汎用性に富むため、リミテッドではそちらを優先させるべきである。総合的に見て、あまり積極的には使いたくない性能。
例によって、採用する際はタフネスの値を参照するカードとの併用が望ましい。基本セット2019内では策略の龍、アルカデス/Arcades, the Strategistと併用することで、2マナの樫の力/Might of Oaksのように使える。
- Ethan Fleischerは、このカードは通常アンコモンにされるカードとしては単純すぎるが、長年「小パワー/高タフネス修整」のコンバット・トリック呪文を収録したかったと語っている。このカードは開発部でも物議を醸し、このカードが基本セット2019に入ることが充分に素敵か不条理だと考える人もいれば、完全に無意味だという人もいた。焦熱の決着/Fiery Finishのダメージはこのカードに対応して7点に調整された[1]。
[編集] 参考
- ↑ @EthanFleischer(Ethan FleischerのTwitter 2018年6月26日)