幽霊火斬り/Ghostfire Slice
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Ghostfire Slice / 幽霊火斬り (2)(赤)
インスタント
インスタント
欠色(このカードは無色である。)
対戦相手が多色のパーマネントをコントロールしているなら、この呪文を唱えるためのコストは(2)少なくなる。
1つを対象とする。幽霊火斬りはそれに4点のダメージを与える。
幽霊火/Ghostfireの上位互換。ダメージが上昇し、対戦相手が多色のパーマネントをコントロールしていれば赤マナ1つで唱えられる。
1マナ4点は稲妻/Lightning Boltをも上回る効率であり、追加コストなしの無条件3マナ4点もインスタントの火力としては希少。黒焦げ/Charと比べると優秀さがよく分かる。欠色により無色の呪文へのメタカードに弱くなっているが、逆に有色の呪文へのメタカードに強くなっているのでデメリットという程でもなく、高性能な火力としてリミテッドはもちろん、構築での活躍も期待できそうだ。
- 幽霊火は未来予知のタイムシフト。名目上は将来的に登場するカード・セットからの再録だが、未来予知以外には収録されておらず実質的に「初収録」がされていないカード。あくまで名目上の話であり、こちらも本流のセットに収録された訳では無いとは言え、初登場の時点でこれの下位互換となるのが確定してしまった。エルドラージ覚醒や戦乱のゼンディカーで収録が検討されていただけに惜しいが、あちらはコモンなのでレアリティの差と思おう。
- 一応、幽霊火はキーワード能力として欠色を持つのではなく、「無色である」特性定義能力を直接持つ形で無色になっている。とはいえ機能的には同様なので、こちらがその上位互換というのは変わりない。
- 炎の投げ槍/Flame Javelinや殺戮の火/Slaying Fireのように3マナ4点火力はトリプルシンボルが通例だった。シングルシンボルでデメリットがないものは幽霊火斬りが初。
- 朱地洞の族長、トーブラン/Torbran, Thane of Red Fellのような、赤の発生源を要求するカードとのシナジーはない。とはいえ元々が非常に高効率だし、プロテクションなどを無視できるメリットも大きいため併用され得るだろう。