村八分/Ostracize
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強迫/Duressに続くウルザ・ブロックの黒1マナの手札破壊ソーサリー。
強迫で落とせないクリーチャーに対応しているが、黒には良質なクリーチャー除去が豊富なため、これが採用されることは稀である。
ブラストダーム/Blastodermのように被覆やプロテクションを持っていて対象にならないクリーチャーへの対策としては悪くない。
[編集] 関連カード
- 蔑み/Despise - プレインズウォーカーも選べる。(新たなるファイレクシア)
- 過酷な精査/Harsh Scrutiny - 占術1付き。(カラデシュ)
- 抜去/Divest - アーティファクトも選べる。(ドミナリア)
[編集] 訳語
「Ostracize」は、一般的に「追放する・排斥する」の意を持つ動詞で、古代ギリシアの「陶片追放」に由来する言葉。日本語版では「村八分」としているが、「追放、排除」という上位概念を「村八分(社会的追放)」という下位概念に訳したことから、あるいは、「陶片追放」と「村八分」の内容の違いから、適切な翻訳ではないとする見方がある。
ただし、このカードは歴史上の「村八分」や「陶片追放」を表現したものではなく、更にストーリー上でも違う意味合いが持たされていて、実際に「(人を)追放、排斥」しているわけでもない。
[編集] ストーリー
ウルザズ・レガシーのこのカードは、3307AR、トレイリア/Tolariaの時間旅行実験の爆発事故の結果、不幸にも通常より時間が早く流れる領域に閉じ込められたケリック/Kerrickの姿を描いている(イラスト)。この領域は外の世界で最初の10年が経つ間に1世紀も過ぎ去っていたほどで、ぼろを着こんだケリックの身体は人間離れしたファイレクシア/Phyrexia人の姿に変容している。
ケリックは絶対に越えることのできない境界線があることを知る運命だった。
- ウルザ・ブロックの黒1マナの手札破壊カードは、各エキスパンションにおいてウルザ/Urzaと敵対したファイレクシア/Phyrexiaの主要キャラクターに対応している。ウルザズ・サーガの強迫/Duressはギックス/Gix、ウルザズ・レガシーの村八分はケリック、そしてウルザズ・デスティニーの侵食/Encroachはダヴォール/Davvolである。
第7版はメカニズムをより反映させたフレイバー・テキストとイラストに変わり、東の聖騎士/Eastern Paladinが魔術師の頭から強制的に呪文を引き抜いている。
あんたにはこれは要らんだろう。