細胞形成/Cytoshape
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クリーチャー1体を一時的に戦場にいるクリーチャー1体に変える。初出当時のレジェンド・ルールでの対消滅を防ぐためか、伝説のクリーチャーはコピーできなくなっている。
コンバット・トリックとしても単純に優秀な部類である。戦闘しているクリーチャーを同じものにすれば相討ちにできるケースも多い。
同じシミックカラーの移植持ちクリーチャーと相性が良い。これは+1/+1カウンターの数はコピーされないためで、相手のクリーチャーを移植クリーチャーのコピーにすると0/0になるので除去となり、移植持ちクリーチャーを対象にしてほかのクリーチャーをコピーすれば+1/+1カウンターが置かれている分コピー元よりも強化された状態で殴ることができる。状況に応じて、除去する場合と+X/+Xとして奇襲する場合を使い分けたい。
リミテッドではクリーチャーが並びやすく、かなり多用な働きができる。
- 類似カードについてはコピーカード#戦場に出たあとの自身を含むパーマネントを他のパーマネントのコピーにするものを参照。
[編集] ルール
- コピー可能な値のみをコピーする。コピー元がタップ状態か(位相)、攻撃やブロックしているか、オーラや装備品がついているか、カウンターが置かれているか、その他コピー効果でないパワー/タフネスの変更などはコピーされない。
- 逆にコピーになる側の上記の状態は、コピーになる前と変わらず保持される。
- 新たに戦場に出るわけではないので、コピー元の「戦場に出る際、~~する」、「~~の状態で戦場に出る」や「~~として戦場に出る」という常在型能力(置換効果)、「[このオブジェクト] が戦場に出たとき」という誘発型能力は機能しない。
- コピーになったクリーチャーが死亡したとき、元々持っていた「[このオブジェクト] が死亡したとき」「[このオブジェクト] が戦場を離れたとき」という誘発型能力は誘発しない。逆に、コピーとして得たそれらの誘発型能力は誘発する(CR:603.10a)。領域変更誘発も参照。
- コピー元として選んだクリーチャーが、その後、戦場を離れたりそのコピー可能な値が変化しても、コピーになったクリーチャーが同期して変化することはない(CR:707.2b、CR:707.2c)。
- 対象としたクリーチャー自身をコピー元として選んでもよい。解決前に他にクリーチャーがいなくなった場合そうせざるを得ないだろう。
- 対象に取るのは「コピーになる側」だけであって「コピー元」はただ選ばれるだけな点に注意。選ぶタイミングも、前者は細胞形成を唱える時、後者は解決時である。呪禁やプロテクションを持つクリーチャーもコピーすることができる。
- 裏向き、反転カード、両面カードをコピーする場合は各リンクを参照。