美徳の力/Force of Virtue

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モダンホライゾンのピッチスペル・サイクル。白は栄光の頌歌/Glorious Anthem。

元祖栄光の頌歌より1マナ重いが、ピッチスペルとしても使えるため、テンポを崩さず早いターンからプレッシャーをかけられる。

また瞬速を持つため、コンバット・トリックや、火力・マイナス修整の除去への対応策としても使える。例えばこれで相手の除去を1枚無力化できればテンポ・アドバンテージやカード・アドバンテージを得る、あるいはピッチコストの手札消費を帳消しにする事ができる。

一方でこの手の全体強化系を採用するビートダウンの負けパターンとして、除去や相討ちでのトレードを重ねたり、全体除去を受けた後に、クリーチャーの後続が用意できなくなり息切れ負け、というのがありがち。ピッチコストを支払う場合は、その負けパターンを自ら招いてしまう事にもなり兼ねない。これらは上述の通り栄光の頌歌と比べて改善されている部分もあるが、「手札温存のため手堅く4マナで運用するか、リスクを負ってキルターンを縮めに行くか」という二択を迫られる場面はあるだろう。

クリーチャーの頭数とピッチコスト用の手札を用意できる戦隊の鷹/Squadron Hawkとは相性が良く、セットで使われることが多い。

モダン・レガシー共に白ウィニーやトークンデッキに採用される。またレンと六番/Wrenn and Sixの台頭により逆境に立たされていたDeath & Taxesがタフネスを底上げする目的で採用する場合がある。

[編集] 関連カード

[編集] サイクル

モダンホライゾンの力サイクル。あなたのターンでないなら、マナ・コストを支払う代わりに、自身と同じ色のカードを手札から追放することで唱えられるピッチスペル。美徳の力/Force of Virtue以外はインスタントで、美徳の力も瞬速を持つ。いずれもレア。

• 美徳の力/Force of Virtue
• 否定の力/Force of Negation
• 絶望の力/Force of Despair
• 憤怒の力/Force of Rage
• 活性の力/Force of Vigor

ピッチスペルの代表格、意志の力/Force of Willに着想を得ている。

• 同名のサイクルとして「力/Force」のメガサイクルが存在するが、そちらとは別物。

[編集] 参考

• カード個別評価：モダンホライゾン - レア