薄光の子
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薄光の子(Glimmer Bairn)は、薄光の子/Glimmer Bairnを主軸としたトークン系ビートダウン/ビート・コントロールデッキ。モダンホライゾン2以降のパウパー環境に存在する。
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[編集] 概要
クリーチャー — エルフ(Elf) レインジャー(Ranger)
虫の集結 ― 1つ以上のトークンがあなたのコントロール下で戦場に出るたび、クローク森の群れ守りの上に+1/+1カウンター1個を置く。
1/1薄光の子/Glimmer Bairnというトークンを食べてパンプアップするクリーチャーを有効活用するために、大量の芽吹き/Sprout Swarmやカルニの庭/Khalni Gardenといった、トークンを生成する手段が多く採用されている。統率者レジェンズ:バルダーズ・ゲートの戦い参入後はクローク森の群れ守り/Cloakwood Swarmkeeperが採用される場合も多い。
まずはじめにジャンド・トークン(Jund Tokens)とも呼ばれる黒赤緑のビート・コントロール型が登場した。大きく育った薄光の子を投げ飛ばし/Flingすることでブロッカーを無視できるほか、カルドーサの再誕/Kuldotha Rebirthと入門の儀式/Rites of Initiationで大量展開から一気に勝負を決めることもできる。さらに単体除去や間に合わせの砲弾/Makeshift Munitionsで攻めを捌きつつ、命取りの論争/Deadly Disputeや統治者でアドバンテージ差をつけるコントロール寄りのプランも可能であったが、カルドーサの再誕と命取りの論争が禁止されたことで大打撃を受けた。
その一方で、カルドーサの再誕の禁止によって横並び戦術へのマークが甘くなり、さらに命取りの論争の禁止によって優秀な除去を擁する黒系デッキが弱体化したことで、緑単トークン(Mono-Green Tokens)とも呼ばれる純粋な緑単ビートダウン型が登場した。自己強化能力や大群の力/Might of the Massesのおかげで大きく育った薄光の子に怨恨/Rancorや鉄の樹の拳/Fists of Ironwood、活力の魔除け/Vitality Charmでトランプルを付与することで強引にブロッカーを突破できるほか、苗木・トークンを生成するカードを多く採用することで残響する勇気/Echoing Courageをエンドカードとして運用することもできる。
[編集] サンプルリスト(ジャンド・トークン)
[編集] 初期型
Jund Glimmer Bairn(Pauper) [1] | |||||||||||||||||||||||||||
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- カルニの庭/Khalni GardenのETBを再利用するためにバウンスランドが多めに採用されている。またタフネス1のトークンを全体除去から守るため、サイドボードには蜘蛛糸の鎧/Spidersilk Armorが仕込まれている。
[編集] 統率者レジェンズ:バルダーズ・ゲートの戦い後
Jund Glimmer Bairn(Pauper) [2] | |
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- 彩色の星/Chromatic Starや命取りの論争/Deadly Disputeの宝物・トークンに加えて、気前のよいエント/Generous Entの森サイクリングによって色マナ供給を安定させている。
[編集] サンプルリスト(緑単トークン)
Mono-Green Glimmer Bairn(Pauper) [3] | |||||||||||||||
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- クリーチャーの保護と強化をこなせる呪文として、ストンピィでおなじみの巨森の蔦/Vines of Vastwoodが搭載されている。また単色デッキであるため、強力だが色マナを出せない脱出トンネル/Escape Tunnelも無理なく投入できる。