賢いなりすまし/Clever Impersonator
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Clever Impersonator / 賢いなりすまし (2)(青)(青)
クリーチャー — 多相の戦士(Shapeshifter)
クリーチャー — 多相の戦士(Shapeshifter)
あなたは賢いなりすましを、戦場に出ているいずれかの土地でないパーマネントのコピーとして戦場に出してもよい。
0/0クローン/Cloneの亜種。色拘束が強くなった代わりに、土地でないパーマネントなら何でもコピーできるようになった。
状況に応じてクローンとしても彫り込み鋼/Sculpting Steelとしてもエンチャント複製/Copy Enchantmentとしても使える、非常に汎用性の高いコピーカード。単純に戦場で最も強いクリーチャーをコピーしたり、払拭の光/Banishing Lightなどをコピーしてコピー元を追放し、除去されていたパーマネントを取り戻したりと多彩な動きが可能。強力なプレインズウォーカーをコピーできる点も大きい。
パイオニアではクイントリウス・カンド/Quintorius Kand型の発見デッキで採用される。レジェンド・ルールは無視できないので、灯の分身/Spark Doubleの5枚目以降といった扱い。
- 土地はコピーできない点に注意。例えば世界を目覚めさせる者、ニッサ/Nissa, Worldwakerの能力でクリーチャー化した土地はコピーすることができない。
- イコリア:巨獣の棲処では、土地もコピーできる上に追加の効果も持つイルーナの神話/Mythos of Illunaが登場。コピー・トークンを生成する、ソーサリーである、対象を取るといった差異があるものの、単純な使い勝手で言えばそちらが上。
[編集] ルール
- クリーチャーをコピーした場合の基本的なルールについてはクローン/Cloneを参照。
- エンチャント(特にオーラ)をコピーした場合の基本的なルールについてはエンチャント複製/Copy Enchantmentを参照。
- クリーチャーでないパーマネントをコピーした場合、クリーチャーのカード・タイプは上書きされ失われる。それに伴い、クリーチャー・タイプとパワー、タフネスも失われる。
- 死に微笑むもの、アリーシャ/Alesha, Who Smiles at Deathなどによってタップ状態かつ攻撃している状態で戦場に出る際にクリーチャーでないパーマネントをコピーした場合、賢いなりすましはタップ状態で戦場に出るが攻撃している状態にはならない(CR:506.3a)。
- すべてのプレインズウォーカーは、「このパーマネントは、記載された忠誠数に等しい数の忠誠カウンターが置かれた状態で戦場に出る」という常在型能力を持つものとして扱う(CR:306.5b)。賢いなりすましはこの能力もコピーするため、プレインズウォーカーをコピーした場合は、初期忠誠度に等しい数の忠誠カウンターが置かれた状態で戦場に出る。
- すべてのバトルは、「このパーマネントは、これに記されている守備値の数に等しい数の守備カウンターが置かれた状態で戦場に出る。」という常在型能力を持つものとして扱う(CR:310.4b)。賢いなりすましはこの能力もコピーするため、バトルをコピーした場合は、初期守備値に等しい数の守備カウンターが置かれた状態で戦場に出る。
[編集] 参考
- Just One Card(Internet Archive)(Daily MTG、Command Tower、文:Adam Styborski)
- コピーカード
- カード個別評価:タルキール覇王譚 - 神話レア
- カード個別評価:エクスプローラー・アンソロジー2 - 神話レア