野蛮の怒り/Force of Savagery
提供:MTG Wiki
わずか3マナにしてパワー8のトランプル持ち。過去の強烈なスーサイドクリーチャーたちと比較しても遜色ない巨大クリーチャーである。
しかし、+1/+1カウンターが置かれた状態などで戦場に出るわけでもないのにもかかわらず、タフネスが0であり、何の用意もなく戦場に出すと即刻墓地送りとなってしまう。タフネス0による墓地行きは状況起因処理なので、単体強化呪文も移植も介入不可能。常在型能力の全体強化などであらかじめタフネスを上げておくしかない。
幸い、同じ時のらせんブロックに緑の全体強化エンチャント、ガイアの頌歌/Gaea's Anthemが存在するため、マナ加速からあらかじめ張っておけば4ターン目あたりにはパワー9の状態で戦場を蹂躙することが可能。とはいえ、やはりタフネスの低さは否めず、ダメージは通るものの1/1やそこらのクリーチャーと相打ちして終わりになってしまうことも多い。地壊し/Groundbreakerのように、ある種の歩く火力としてみるほうがよいのかもしれない。エレメンタルであることを利用して、白熱の魂炊き/Incandescent Soulstokeでシュートしてしまうのも手。
- 伏魔殿/Pandemoniumや忍び寄る復讐/Stalking Vengeanceのような、他のカードで誘発するETBおよびPIG能力と組み合わせて使うのも手。かつてのパンデモノートを髣髴とさせる。
- ヴァンガード戦でなら、SerraやRaksha Golden Cubとの組み合わせでかなり扱いやすくなる。速攻が無い分、地壊しと一長一短とも取れるが、工夫次第では十分使えそうである。
- 「野蛮の怒り」という響きには若干違和感が残るが、大地の怒り/Force of Natureを元にして訳しているのだろう。