防壁の雄牛/Bulwark Ox
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クリーチャー — 雄牛(Ox) 乗騎(Mount)
このクリーチャーが騎乗された状態で攻撃するたび、クリーチャー１体を対象とする。それの上に+1/+1カウンター１個を置く。
このクリーチャーを生け贄に捧げる：ターン終了時まで、あなたがコントロールしていてカウンターが置かれているすべてのクリーチャーは呪禁と破壊不能を得る。
騎乗１（あなたがコントロールしていてこれでない望む数のクリーチャーを、パワーの合計が１以上になるように選んでタップする：ターン終了時まで、この乗騎(Mount)は騎乗された状態になる。騎乗はソーサリーとしてのみ行う。）
騎乗された状態で攻撃すると、任意のクリーチャーに+1/+1カウンターを乗せる雄牛・乗騎。
マナレシオは並程度だが、攻撃した時点で誘発して本人にも乗せられるので、初動の時点から3/3として動き出すことも可能。騎乗の欠点である打点の低下も、チャンプブロックには弱くなるが効率よく騎乗することさえ出来ればあまり問題にならずに済む。
自身を生け贄に捧げることでカウンターが乗っている自分のクリーチャーに呪禁と破壊不能を付与する起動型能力も持つ。これ自身が乗せた+1/+1カウンターも当然カウントしてくれるので、単に同時に攻撃したクリーチャーが討ち取られたり単体除去を食らうのを透かしてもよし、カウンターを乗せたクリーチャーを横並びさせた上で一気に攻め込む際の保険としてもよし。単独だと1ターンに1つとやや悠長なので、出来れば他にもカウンターを乗せる手段を用意しておきたい。登場時のスタンダードでは大規模な自分のパーマネントの保護手段としては救済の波濤/Surge of Salvationや薄暮の休戦/Dawn's Truceなどがライバルになるが、これ自身がクリーチャーであること、騎乗さえ出来れば強化に繋がることも考えると、差別化には然程苦労しないだろう。
リミテッドでもそれなりに手堅い選択肢だが、霊気走破はマナレシオに長ずるクリーチャーが多く、3ターン目に3/3で殴っても相討ちに取られる危険が割と残る。単独では中盤以降に引くとやや立ち往生しがちなので、果敢な整備士/Daring Mechanicなどの強化手段を同時にピックしておくと安定感が増す。出来ればカウンターを用いるものを選ぶと、これ以外を強化しつつ保護する選択肢も取れて柔軟に動きやすくなる。
