騎兵隊の教練官/Cavalry Drillmaster
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Cavalry Drillmaster / 騎兵隊の教練官 (1)(白)
クリーチャー — 人間(Human) 騎士(Knight)
クリーチャー — 人間(Human) 騎士(Knight)
騎兵隊の教練官が戦場に出たとき、クリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それは+2/+0の修整を受け、先制攻撃を得る。(それは先制攻撃を持たないクリーチャーよりも先に戦闘ダメージを与える。)
2/1ETB能力でクリーチャーを一時的に強化できる白の人間・騎士。キンズベイルの散兵/Kinsbaile Skirmisherの系譜にあたり、これは熟練の突き/Skillful Lunge相当の効果を与える。
2マナと軽く、パワー修整と先制攻撃の付与によって序盤から大きなダメージとブロッカーの死亡の2択を迫りに行ける、攻め気に秀でたウィニークリーチャー。間接的に回避能力を与えているようなものであり、終盤に引いても最後の一押しとして使えるので無駄になりにくい。自身もしっかりパワー2を保持しており、支援を得やすいクリーチャー・タイプなのも好印象。
構築では騎士デッキや白ウィニーを組む際に選択肢に挙がるだろう。ただし登場時点のスタンダードはタフネス1を駆逐し、それ自体も先制攻撃を持つゴブリンの鎖回し/Goblin Chainwhirlerが猛威を振るっており、非常に風当たりが強い環境なのが辛いところ。
クリーチャー同士の攻防が繰り広げられるリミテッドにおいては特に優秀なカード。よほど追い込まれている状況でない限りいつ引いても嬉しく、終盤無駄にならない軽量クリーチャーというだけで高評価。
- これ自身を対象にすることも適正である。他にクリーチャーをコントロールしていない場合でも、対戦相手のクリーチャーを強化する必要はない。
- "Drillmaster"とは「厳しく教え込む人」「教練係教官」という意味。確かに穴を穿つのに向いた尖った武器を持っているイラストだが、ここでいうドリル(Drill)とは穴をあける道具のことではなく、計算ドリル・漢字ドリルのような「反復練習」を指す。過去のカードでは悪忌の教練官/Akki Drillmasterの名前にも使われている。