上位の空民、エラヨウ/Erayo, Soratami Ascendant
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− | 反転の条件は厳しそうだが、対戦相手が唱えた呪文も数えるため、[[軽い]] | + | 反転の条件は厳しそうだが、対戦相手が唱えた呪文も数えるため、[[軽い]]インスタントを十分な数用意しておけば割と楽だろう。[[師範の占い独楽/Sensei's Divining Top]]が2枚あれば簡単に反転できる。[[親和 (デッキ)|親和]]では[[先攻]]1ターン目に反転する可能性もある。また、無理に反転させずとも、対戦相手は反転を恐れて呪文を唱えることを控えるようになり、[[戦場]]にいるだけで牽制になる。 |
− | [[神河ブロック]] | + | [[神河ブロック]]末期には、このカードを2ターン目に反転させることを目的とした[[クロック・パーミッション]][[デッキ]]、[[エラヨウ忍者]]が一世を風靡した。 |
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これが反転してから[[法の定め/Rule of Law]]や[[秘儀の研究室/Arcane Laboratory]]などを出すと、対戦相手の呪文を[[ロック]]できる。その際は順番を間違えないように。[[法の定め/Rule of Law]]等を先に出すと、[[プレイヤー]]が4人以上いない限り反転できなくなる。 | これが反転してから[[法の定め/Rule of Law]]や[[秘儀の研究室/Arcane Laboratory]]などを出すと、対戦相手の呪文を[[ロック]]できる。その際は順番を間違えないように。[[法の定め/Rule of Law]]等を先に出すと、[[プレイヤー]]が4人以上いない限り反転できなくなる。 | ||
− | * | + | *このカードの印刷されたテキストは[[テンプレート]]に沿っていない(打ち消す[[能力]]が[[常在型能力]]と読めてしまう)。現在の[[テキスト]]は上記の通り訂正されており、打ち消す能力は[[誘発型能力]]である。 |
*各ターンに唱えられた呪文の数は、これ自身やこれよりも前に唱えられたものも数える。 | *各ターンに唱えられた呪文の数は、これ自身やこれよりも前に唱えられたものも数える。 | ||
**そのターンの4つ目の呪文としてこれを唱えても、まだ戦場に出ていないため能力が誘発せず反転しない。 | **そのターンの4つ目の呪文としてこれを唱えても、まだ戦場に出ていないため能力が誘発せず反転しない。 | ||
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2005年9月20日より、[[双頭巨人戦]]で[[禁止カード]]に指定される。双頭巨人戦では、反転する手間は半分(プレイヤーが2倍いるうえに1人は仲間)、効果は2倍(対戦相手が2人)となるので、妥当なところだろう。 | 2005年9月20日より、[[双頭巨人戦]]で[[禁止カード]]に指定される。双頭巨人戦では、反転する手間は半分(プレイヤーが2倍いるうえに1人は仲間)、効果は2倍(対戦相手が2人)となるので、妥当なところだろう。 | ||
− | さらに、2011年9月20日、[[統率者戦]] | + | さらに、2011年9月20日、[[統率者戦]]において[[統率者]]としての指定を禁止。カードパワーそのものよりも、「ゲームの最序盤に選択肢を大幅に狭めること」「ほぼ勝ち確定の状況から実際に勝利を得るまでの時間が長いこと」が問題視された。 |
==代表的なデッキ== | ==代表的なデッキ== |
2011年11月4日 (金) 22:01時点における版
伝説のクリーチャー — ムーンフォーク(Moonfolk) モンク(Monk)
飛行
いずれかのターンに4つ目の呪文が唱えられるたび、上位の空民、エラヨウを反転する。
Erayo's Essence / エラヨウの本質 (1)(青)
伝説のエンチャント
対戦相手1人が各ターンの最初の呪文を唱えるたび、その呪文を打ち消す。
反転前は小型の飛行クリーチャー。空民としては唯一、土地を戻す起動型能力を持たない。しかし、反転すると自動的に対戦相手の呪文を打ち消す強力なエンチャントになる。
対戦相手は呪文を唱えるために毎ターン捨て駒のカードとマナを用意しなくてはならないため、通常の動きをしようとするだけでリソースがすぐに尽きてしまう。さらに対戦相手のターンになると、使えるカードがインスタントや瞬速持ちに限られるため、捨て駒用の手札が無いという状況さえ発生する。攻防に渡りこれが稼ぎ出すアドバンテージは非常に大きい。
反転の条件は厳しそうだが、対戦相手が唱えた呪文も数えるため、軽いインスタントを十分な数用意しておけば割と楽だろう。師範の占い独楽/Sensei's Divining Topが2枚あれば簡単に反転できる。親和では先攻1ターン目に反転する可能性もある。また、無理に反転させずとも、対戦相手は反転を恐れて呪文を唱えることを控えるようになり、戦場にいるだけで牽制になる。
神河ブロック末期には、このカードを2ターン目に反転させることを目的としたクロック・パーミッションデッキ、エラヨウ忍者が一世を風靡した。
エターナルでは、Moxなど軽い呪文が満載のためさらに反転に手間がかからず、フィッシュや親和デッキなどでよく使用されている(このカードを使用した親和デッキは「エラヨウ親和」の名で呼ばれる)。
これが反転してから法の定め/Rule of Lawや秘儀の研究室/Arcane Laboratoryなどを出すと、対戦相手の呪文をロックできる。その際は順番を間違えないように。法の定め/Rule of Law等を先に出すと、プレイヤーが4人以上いない限り反転できなくなる。
- このカードの印刷されたテキストはテンプレートに沿っていない(打ち消す能力が常在型能力と読めてしまう)。現在のテキストは上記の通り訂正されており、打ち消す能力は誘発型能力である。
- 各ターンに唱えられた呪文の数は、これ自身やこれよりも前に唱えられたものも数える。
- そのターンの4つ目の呪文としてこれを唱えても、まだ戦場に出ていないため能力が誘発せず反転しない。
- また3つ目までにこれを唱えても、戦場に出る前に4つ目の別の呪文が唱えられてしまうと、まだ戦場に出ていないため能力が誘発せず反転しない。
- これが戦場に出たとき、すでに4つ以上呪文が唱えられているならば、そのターンに反転の条件を満たすことはない。
- 歴伝で作られたコピーなど、唱えられていない呪文は打ち消さない。
- 反転後の能力は、対戦相手が唱えた「そのターンで1つ目の」呪文を打ち消す。反転後に対戦相手が最初に唱えた呪文であっても、それがターン開始時から数えて1つ目でなければ打ち消されない。
- 刹那を持つ呪文を打ち消すことができる数少ない手段の1つ。
2005年9月20日より、双頭巨人戦で禁止カードに指定される。双頭巨人戦では、反転する手間は半分(プレイヤーが2倍いるうえに1人は仲間)、効果は2倍(対戦相手が2人)となるので、妥当なところだろう。
さらに、2011年9月20日、統率者戦において統率者としての指定を禁止。カードパワーそのものよりも、「ゲームの最序盤に選択肢を大幅に狭めること」「ほぼ勝ち確定の状況から実際に勝利を得るまでの時間が長いこと」が問題視された。
代表的なデッキ
関連カード
サイクル
神河救済の反転カードサイクル。反転後に伝説のエンチャントになる。
- 上位の狐、呪之尾/Rune-Tail, Kitsune Ascendant / 呪之尾の本質/Rune-Tail's Essence
- 上位の空民、エラヨウ/Erayo, Soratami Ascendant / エラヨウの本質/Erayo's Essence
- 上位の大峨、苦御/Kuon, Ogre Ascendant / 苦御の本質/Kuon's Essence
- 上位の人間、焔村/Homura, Human Ascendant / 焔村の本質/Homura's Essence
- 上位の大蛇、ささ弥/Sasaya, Orochi Ascendant / ささ弥の本質/Sasaya's Essence