ブロック・クリーチャー指定ステップ

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'''ブロック・クリーチャー指定ステップ/Declare Blockers Step'''は、[[戦闘フェイズ]]の第3の[[ステップ]]。
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攻撃クリーチャーがブロックされた場合、以降その攻撃クリーチャーは[[戦闘から取り除く|戦闘から取り除かれる]]か戦闘が終了するまで[[ブロックされているクリーチャー]]になる。ブロックされなかった攻撃クリーチャーは同様に[[ブロックされていないクリーチャー]]になる。一旦ブロックされたあとで([[除去]]などにより)ブロック・クリーチャーが存在しなくなっても、その攻撃クリーチャーはブロックされているクリーチャーのままであり、ブロックされていない状態にはならない。
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ブロックに参加するクリーチャーは、[[生真面目な君、昌子/Masako the Humorless]]などの例外を除き[[アンタップ]]状態のクリーチャーでなければならない。ブロックに参加するクリーチャーは、[[攻撃]]の場合と異なり[[タップ]]されない。
 
ブロックに参加するクリーチャーは、[[生真面目な君、昌子/Masako the Humorless]]などの例外を除き[[アンタップ]]状態のクリーチャーでなければならない。ブロックに参加するクリーチャーは、[[攻撃]]の場合と異なり[[タップ]]されない。
  
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ブロックに参加することに[[コスト]]を要求される場合、それらすべてのコストが[[支払う|支払え]]ないなら、ブロック・クリーチャーの指定を完了することはできない。
 
ブロックに参加することに[[コスト]]を要求される場合、それらすべてのコストが[[支払う|支払え]]ないなら、ブロック・クリーチャーの指定を完了することはできない。
 
*ブロック・クリーチャーとして指定したクリーチャーが、コスト支払いの結果、指定の完了時に[[戦場]]からいなくなることもある。これによりブロックしているクリーチャーがいなくなった攻撃クリーチャーは、ブロックされなかったことになる(→{{CR|509.1g}})。
 
*ブロック・クリーチャーとして指定したクリーチャーが、コスト支払いの結果、指定の完了時に[[戦場]]からいなくなることもある。これによりブロックしているクリーチャーがいなくなった攻撃クリーチャーは、ブロックされなかったことになる(→{{CR|509.1g}})。
**例:ある[[攻撃クリーチャー]]に対して、[[知恵への怯え/Cowed by Wisdom]]が[[エンチャント]]されている[[野生の朗詠者/Wild Cantor]]1体だけをブロック・クリーチャーに指定し、要求されたコストを野生の朗詠者を[[生け贄に捧げる|生け贄に捧げて]]出した[[マナ]]も使って支払った。コストは支払えたのでブロック・クリーチャーの指定は問題なく完了するが、完了した時点でその攻撃クリーチャーをブロックしているクリーチャーが存在していないため、それはブロックされていないことになる。
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**例:[[知恵への怯え/Cowed by Wisdom]]が[[エンチャント]]されている[[野生の朗詠者/Wild Cantor]]1体だけをブロック・クリーチャーに指定し、要求されたコストを野生の朗詠者を[[生け贄に捧げる|生け贄に捧げて]]出した[[マナ]]も使って支払った場合。
**これはブロック・クリーチャー指定完了後にブロック・クリーチャーがいなくなった([[除去]]された)場合とは違うので注意。
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**この節の最初で解説されている「一旦ブロックされたあとでブロック・クリーチャーが存在しなくなった」場合とは違う事例なので注意。実際にこのような状況になることは稀なので、通常はあまり気にする必要はない。
  
 
この次の[[戦闘ダメージ・ステップ]]の開始時に戦闘ダメージが割り振られるとともに与えられるため、[[サイズ]]の[[修整]]などをする[[呪文]]や[[能力]]は、ブロック・クリーチャー指定ステップの間に[[プレイ]]しておく必要がある。
 
この次の[[戦闘ダメージ・ステップ]]の開始時に戦闘ダメージが割り振られるとともに与えられるため、[[サイズ]]の[[修整]]などをする[[呪文]]や[[能力]]は、ブロック・クリーチャー指定ステップの間に[[プレイ]]しておく必要がある。

2012年4月23日 (月) 18:53時点における版

ブロック・クリーチャー指定ステップ/Declare Blockers Stepは、戦闘フェイズの第3のステップ

目次

ステップの流れ

ブロック・クリーチャー指定ステップの開始時に、防御プレイヤーはどのクリーチャーをどの攻撃クリーチャーブロックに参加させるかを選ぶ。ここで指定されたクリーチャーはブロック・クリーチャーとなる。

ブロック・クリーチャーの宣言後、複数のクリーチャーによってブロックされている攻撃クリーチャーが存在した場合、アクティブ・プレイヤーはそのブロック・クリーチャー群に対してダメージ割り振り順を宣言する。

次に、複数のクリーチャーをブロックしているブロック・クリーチャーが存在した場合、防御プレイヤーはその攻撃クリーチャー群に対してダメージ割り振り順を宣言する。

以上の行動はスタックを使用しないターン起因処理である。その後、ブロック・クリーチャーが指定されることで誘発する誘発型能力がスタックに積まれ、アクティブ・プレイヤーが優先権を得る。

解説

攻撃クリーチャーがブロックされた場合、以降その攻撃クリーチャーは戦闘から取り除かれるか戦闘が終了するまでブロックされているクリーチャーになる。ブロックされなかった攻撃クリーチャーは同様にブロックされていないクリーチャーになる。一旦ブロックされたあとで(除去などにより)ブロック・クリーチャーが存在しなくなっても、その攻撃クリーチャーはブロックされているクリーチャーのままであり、ブロックされていない状態にはならない。

ブロックに参加するクリーチャーは、生真面目な君、昌子/Masako the Humorlessなどの例外を除きアンタップ状態のクリーチャーでなければならない。ブロックに参加するクリーチャーは、攻撃の場合と異なりタップされない。

ブロック・クリーチャーの指定に際しては、すべてのブロック制限を満たしたうえで、できるかぎり多くのブロック強制を満たさなければならない。

ブロックに参加することにコストを要求される場合、それらすべてのコストが支払えないなら、ブロック・クリーチャーの指定を完了することはできない。

  • ブロック・クリーチャーとして指定したクリーチャーが、コスト支払いの結果、指定の完了時に戦場からいなくなることもある。これによりブロックしているクリーチャーがいなくなった攻撃クリーチャーは、ブロックされなかったことになる(→CR:509.1g)。
    • 例:知恵への怯え/Cowed by Wisdomエンチャントされている野生の朗詠者/Wild Cantor1体だけをブロック・クリーチャーに指定し、要求されたコストを野生の朗詠者を生け贄に捧げて出したマナも使って支払った場合。
    • この節の最初で解説されている「一旦ブロックされたあとでブロック・クリーチャーが存在しなくなった」場合とは違う事例なので注意。実際にこのような状況になることは稀なので、通常はあまり気にする必要はない。

この次の戦闘ダメージ・ステップの開始時に戦闘ダメージが割り振られるとともに与えられるため、サイズ修整などをする呪文能力は、ブロック・クリーチャー指定ステップの間にプレイしておく必要がある。

  • パワーに修整を与えて戦闘ダメージを大きくすることは以前からブロック・クリーチャー指定ステップ中に行う必要があった。しかし、基本セット2010におけるルール変更により、タフネスの修整や再生などもブロック・クリーチャー指定ステップ中に行わなければ間に合わなくなった。

参考

引用:総合ルール 20231117.0

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