名前

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1つの[[オブジェクト]]が複数の名前を持つこともある([[分割カード]])。逆に、オブジェクトが名前を持たないこともある([[変異]]など)。
 
1つの[[オブジェクト]]が複数の名前を持つこともある([[分割カード]])。逆に、オブジェクトが名前を持たないこともある([[変異]]など)。
*[[反転カード]]/[[両面カード]]には複数の[[カード名]]が印刷されているが、常に名前を1つしか持たない([[戦場]]以外の領域では常に反転前/[[正面]]の名前のみ)。詳しくは当該項目を参照のこと。
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*[[反転カード]]/[[両面カード]]には複数の[[カード名]]が印刷されているが、常に名前を1つしか持たない([[戦場]]以外の領域では常に反転前/[[昼の面]]の名前のみ)。詳しくは当該項目を参照のこと。
  
 
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オブジェクトの[[ルール文章]]中にそのオブジェクト自身の名前が書いてあった場合、それは「そのオブジェクト自身」を指している。オブジェクトの名前が変更された場合でも、変わらずそのオブジェクトを指す。同名の他のオブジェクトを指す場合は「~という名前の/named ...」と表記される。
オブジェクトの[[ルール文章]]中にそのオブジェクト自身の名前が書いてあった場合、それは「そのオブジェクト自身」を指している。
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オブジェクトの名前が変更された場合でも、変わらずそのオブジェクトを指す。
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同名の他のオブジェクトを指す場合は「~という名前の/named ...」と表記される。
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*[[立ちはだかる影/Looming Shade]]の『立ちはだかる影は…[[修整]]を受ける』という能力では、修整を受けるのは能力の[[発生源]]である立ちはだかる影自身のみである。他の「立ちはだかる影」という名前のクリーチャーが修整を受けることはない。
 
*[[立ちはだかる影/Looming Shade]]の『立ちはだかる影は…[[修整]]を受ける』という能力では、修整を受けるのは能力の[[発生源]]である立ちはだかる影自身のみである。他の「立ちはだかる影」という名前のクリーチャーが修整を受けることはない。
 
*[[点火するものデアリガズ/Darigaaz, the Igniter]]などの、いわゆる「二つ名」がついているカードにおいて、[[テキスト]]に2回以上そのカード名が書かれるときは、「デアリガズ」と個人名の部分だけ書かれる場合がある。英語版では通例となっているが、日本語版では珍しい(→{{日本語画像|Darigaaz, the Igniter|参考画像}})。
 
*[[点火するものデアリガズ/Darigaaz, the Igniter]]などの、いわゆる「二つ名」がついているカードにおいて、[[テキスト]]に2回以上そのカード名が書かれるときは、「デアリガズ」と個人名の部分だけ書かれる場合がある。英語版では通例となっているが、日本語版では珍しい(→{{日本語画像|Darigaaz, the Igniter|参考画像}})。
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後になってからその特性(何か)が合わなくなったとしても、変わらずそのオブジェクトを指す。
 
後になってからその特性(何か)が合わなくなったとしても、変わらずそのオブジェクトを指す。
 
*[[石巨人/Stone Giant]]の[[起動型能力]]で[[対象]]となった[[クリーチャー]]が、[[遅延誘発型能力]]の[[解決]]より前にクリーチャーでなくなっていた場合、それでもそのパーマネントは[[破壊]]される。
 
*[[石巨人/Stone Giant]]の[[起動型能力]]で[[対象]]となった[[クリーチャー]]が、[[遅延誘発型能力]]の[[解決]]より前にクリーチャーでなくなっていた場合、それでもそのパーマネントは[[破壊]]される。
 
  
 
オブジェクトの名前以外の特性が変更されても、名前や、ルール文章中の名前を示す部分が変更されることはない。
 
オブジェクトの名前以外の特性が変更されても、名前や、ルール文章中の名前を示す部分が変更されることはない。
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*クリーチャー・タイプを元に名前を決めたトークンが、[[戦場]]に出た後にクリーチャー・タイプを変更されたとしても、その名前は変更されない。
 
*クリーチャー・タイプを元に名前を決めたトークンが、[[戦場]]に出た後にクリーチャー・タイプを変更されたとしても、その名前は変更されない。
  
 
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名前を参照する場合、英語版での名前を基準にチェックされる。英語名が等しければ、他の言語で名前が異なっても名前は等しいと見なされ、逆に英語名が異なれば、他の言語で名前が等しくても名前は異なると見なされる。
名前を参照する場合、英語版での名前を基準にチェックされる。
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英語名が等しければ、他の言語で名前が異なっても名前は等しいと見なされ、逆に英語名が異なれば、他の言語で名前が等しくても名前は異なると見なされる。
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*[[新野の火計/Burning of Xinye]]の日本語版ではカード名が「燎原の火」と印刷されているが、英語版のカード名は「Burning of Xinye」なので、日本語版のカードも[[燎原の火/Wildfire]]ではなく新野の火計として扱われる。
 
*[[新野の火計/Burning of Xinye]]の日本語版ではカード名が「燎原の火」と印刷されているが、英語版のカード名は「Burning of Xinye」なので、日本語版のカードも[[燎原の火/Wildfire]]ではなく新野の火計として扱われる。
 
*[[Splintering Wind]]が出す[[裂片]](Splinter)・トークンに[[撲滅/Eradicate]]が打たれると、[[墓地]]や[[手札]]、[[ライブラリー]]にある[[木っ端みじん/Splinter]]が[[追放]]される。
 
*[[Splintering Wind]]が出す[[裂片]](Splinter)・トークンに[[撲滅/Eradicate]]が打たれると、[[墓地]]や[[手札]]、[[ライブラリー]]にある[[木っ端みじん/Splinter]]が[[追放]]される。
 
  
 
「カード名を1つ指定する/name a card」という効果では、[[マジック]]に存在するカードのカード名しか指定できない。
 
「カード名を1つ指定する/name a card」という効果では、[[マジック]]に存在するカードのカード名しか指定できない。
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*[[分割カード]]を指定する場合、カードに書かれている2つのカード名を両方とも指定する。指定した2つのカード名のうち一方でも持っていれば、[[オブジェクト]]は「指定した名前を持つ」と判定される。
 
*[[分割カード]]を指定する場合、カードに書かれている2つのカード名を両方とも指定する。指定した2つのカード名のうち一方でも持っていれば、[[オブジェクト]]は「指定した名前を持つ」と判定される。
 
**[[プレーンシフト]]以前のルールでは、2つのカード名のどちらかしか指定できなかった(→[[翻弄する魔道士/Meddling Mage]])。
 
**[[プレーンシフト]]以前のルールでは、2つのカード名のどちらかしか指定できなかった(→[[翻弄する魔道士/Meddling Mage]])。
*[[反転カード]]/[[両面カード]]を指定する場合、[[反転]]前後/[[正面]][[背面]]のどちら側のカード名を指定してもよい。
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*[[反転カード]]/[[両面カード]]を指定する場合、[[反転]]前後/昼の面・[[夜の面]]のどちら側のカード名を指定してもよい。
 
*宣言するカード名の言語は問われないが、日本の大会でなら、英語か日本語で宣言することが望ましい。
 
*宣言するカード名の言語は問われないが、日本の大会でなら、英語か日本語で宣言することが望ましい。
*カード名の宣言は正確であることが望ましいが、宣言した名前でどのカードの事かちゃんと特定できるなら、省略や間違いも容認される(→[http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/daily/jc7 前ルール・マネージャー裁定])。マジックはカード名の記憶ゲームではないためである。
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*カード名の宣言は正確であることが望ましいが、宣言した名前でどのカードの事かちゃんと特定できるなら、省略や間違いも容認される(→[http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/daily/jc7 元ルール・マネージャー裁定])。マジックはカード名の記憶ゲームではないためである。
  
 
==参考==
 
==参考==

2013年3月1日 (金) 15:32時点における版

名前/Nameとはオブジェクトが持つ特性の1つであり、そのオブジェクトを表す言葉のことである。 Nameの訳語は、基本セット2010より「カード名」に改められたが、引き続き本項にて解説する。 下記の解説を総合ルールと照らし合わせる際は、「名前」を「カード名」に読み替えること。

単純な「カードの名称」を意味するカード名については、そちらの項目を参照のこと。

解説

カードの名前は、カードの左上に書かれている。

クリーチャートークンの名前は、トークンを生成する効果が決定する。 名前が明示されている場合は、その名前を用いる。 特に定められていない場合は、トークン生成効果が指定したクリーチャー・タイプと同じである。

1つのオブジェクトが複数の名前を持つこともある(分割カード)。逆に、オブジェクトが名前を持たないこともある(変異など)。

オブジェクトのルール文章中にそのオブジェクト自身の名前が書いてあった場合、それは「そのオブジェクト自身」を指している。オブジェクトの名前が変更された場合でも、変わらずそのオブジェクトを指す。同名の他のオブジェクトを指す場合は「~という名前の/named ...」と表記される。

  • 立ちはだかる影/Looming Shadeの『立ちはだかる影は…修整を受ける』という能力では、修整を受けるのは能力の発生源である立ちはだかる影自身のみである。他の「立ちはだかる影」という名前のクリーチャーが修整を受けることはない。
  • 点火するものデアリガズ/Darigaaz, the Igniterなどの、いわゆる「二つ名」がついているカードにおいて、テキストに2回以上そのカード名が書かれるときは、「デアリガズ」と個人名の部分だけ書かれる場合がある。英語版では通例となっているが、日本語版では珍しい(→参考画像)。

あるオブジェクトAの能力が、そのオブジェクトA自身の名前が書かれた能力をいずれかのオブジェクトBに与える場合、その名前が指しているのはオブジェクトAである。 同名の他のオブジェクトやオブジェクトBを指しているわけではない。

特性を用いて「この(何か)/this ...」といった類の表現でオブジェクトを指定している場合、その表現は名前の代替として使用されている。 後になってからその特性(何か)が合わなくなったとしても、変わらずそのオブジェクトを指す。

オブジェクトの名前以外の特性が変更されても、名前や、ルール文章中の名前を示す部分が変更されることはない。

  • 島/Islandに対して幻覚/Mind Bendを使用し、に書き換えたとしても、名前は「島/Island」のままである。
  • クリーチャー・タイプを元に名前を決めたトークンが、戦場に出た後にクリーチャー・タイプを変更されたとしても、その名前は変更されない。

名前を参照する場合、英語版での名前を基準にチェックされる。英語名が等しければ、他の言語で名前が異なっても名前は等しいと見なされ、逆に英語名が異なれば、他の言語で名前が等しくても名前は異なると見なされる。

「カード名を1つ指定する/name a card」という効果では、マジックに存在するカードのカード名しか指定できない。 この効果は訳を変えると「カードを指名する」であり、マジックで「カード」といえば、「マジックに存在するカード」しか指さないためである。(→カードCR:108.2を参照)

  • 同名のカードが存在しない限り、トークンの名前を指定することはできない。
  • プレイしているフォーマットに存在するカードでなければならない。
  • 分割カードを指定する場合、カードに書かれている2つのカード名を両方とも指定する。指定した2つのカード名のうち一方でも持っていれば、オブジェクトは「指定した名前を持つ」と判定される。
  • 反転カード/両面カードを指定する場合、反転前後/昼の面・夜の面のどちら側のカード名を指定してもよい。
  • 宣言するカード名の言語は問われないが、日本の大会でなら、英語か日本語で宣言することが望ましい。
  • カード名の宣言は正確であることが望ましいが、宣言した名前でどのカードの事かちゃんと特定できるなら、省略や間違いも容認される(→元ルール・マネージャー裁定)。マジックはカード名の記憶ゲームではないためである。

参考

引用:総合ルール 20231117.0

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