Flow Rock
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2015年8月16日 (日) 14:44時点における版
Flow Rockは、2007年のエクステンデッドシーズンに登場した黒赤緑のジャンクデッキ。京都迷宮案内(Macey Rock)をベースに赤をタッチして破壊的な流動/Destructive Flowが投入されている。
クリーチャー — トロール(Troll) シャーマン(Shaman)
呪禁(このクリーチャーは、あなたの対戦相手がコントロールする呪文や能力の対象にならない。)
(1)(緑):トロールの苦行者を再生する。(このターン、次にこのクリーチャーが破壊される場合、それは破壊されない。代わりに、それをタップし、それに与えられているダメージをすべて取り除き、戦闘から取り除く。)
ソーサリー
土地でないカード名を1つ選ぶ。プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーは自分の手札を公開し、その名前のカードをすべて捨てる。
フラッシュバック ― クリーチャーを1体生け贄に捧げる。(あなたはあなたの墓地にあるこのカードを、そのフラッシュバック・コストで唱えてもよい。その後それを追放する。)
動きはベースの京都迷宮案内と同じく、マナ・クリーチャーからスタートして、闇の腹心/Dark Confidantや野生の雑種犬/Wild Mongrelなどの優良クリーチャーを展開しつつ、手札破壊、装備品、除去でサポートして殴り勝つ。
破壊的な流動があるからといって基本土地だらけというわけではなく、フェッチランドを駆使してデッキに数枚の基本土地を充分に確保できるようになっている。対戦相手によっては破壊的な流動を使わなくてもよいため、必要な色マナを確保できるショックランドも問題なく搭載されている。また、京都迷宮案内と同じく全体的な土地の枚数も20枚以下に抑えられている。
破壊的な流動はデッキの動き自体に関わるようなカードではないが、親和やTEPSのようなマナ基盤のほとんどを基本でない土地に頼るようなデッキに対しては劇的に働き、当時のメタゲームにおいてはまさしくソリューションとも言えるカードであった。その破壊的な流動をいかに活用するかを検討した結果、ほぼ全てのカードが3マナ以内と軽い構成であった京都迷宮案内はうってつけのデッキであったと言えるだろう。本家の京都迷宮案内が衰退していく一方で、こちらは結果を残すことができた。
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