束縛の刃、エルブラス/Elbrus, the Binding Blade
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2016年2月9日 (火) 23:06時点における版
伝説のアーティファクト — 装備品(Equipment)
装備しているクリーチャーは+1/+0の修整を受ける。
装備しているクリーチャーがプレイヤー1人に戦闘ダメージを与えたとき、束縛の刃、エルブラスをはずし、その後それを変身させる。
装備(1)
〔黒〕 伝説のクリーチャー — デーモン(Demon)
飛行、威嚇、トランプル(威嚇を持つクリーチャーはアーティファクト・クリーチャーかこれと共通の色を持つクリーチャー以外にはブロックされない。)
プレイヤー1人がゲームに敗北するたび、解き放たれたウィゼンガーの上に+1/+1カウンターを13個置く。
WHISPERの第二面の注釈文は正常に表示されていません。正しくは「(威嚇を持つクリーチャーはアーティファクト・クリーチャーかこれと共通の色を持つクリーチャー以外にはブロックされない。)」です。
伝説のクリーチャーを封じ込めた装備品。装備したクリーチャーがプレイヤーに戦闘ダメージを与えることで伝説のデーモンが解き放たれる。
装備品としての性能は+1/+0修整のみと極めて悲惨。しかし変身すると、13/13という超大型サイズに3つの回避能力とフィニッシャーとして文句のない性能。回避能力持ちなどに装備させて、速やかな変身を狙いたい。
ただし、マナ・コストがかなり重い上に攻撃を通して初めてクリーチャーになれるというのは、かなりの手間。苦労して変身させても、除去はもちろんバウンスされてもやり直しと実用性は高くない。
- マナ・コストが重く、装備コストが軽い関係上、サーチできる上にコストを踏み倒せる石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mysticとの相性は抜群。
ルール
- 能力が誘発したら、変身は強制である。
- 能力が2回誘発したら、ウィゼンガーに変身したあと、再びエルブラスに戻ってしまう。3回誘発したときには、さらにもう一度変身してウィゼンガーになる。
- 二段攻撃を持つクリーチャーに装備した場合、1度目の戦闘ダメージで変身するので、2度目の戦闘ダメージ時点でははずれている。そのため、普通は複数回誘発することはない。
- 複数回誘発させる方法としては、艦長の操艦/Captain's Maneuverで戦闘ダメージの一部を他のプレイヤーに移し変えるなどが挙げられる。
- ウィゼンガーの4つ目の能力は多人数戦専用である。2人での対戦では、誘発と同時にゲームが終わってしまうのでスタックに置かれる事も無い。
- 第2面に黒の色指標を持つため、このカードの固有色は黒である(CR:903.4c)。統率者戦では統率者の固有色に黒が含まれない場合、デッキに入れることができないので注意が必要。
ストーリー
イニストラード/Innistradのデーモンの一員、ウィゼンガー/Withengarが封印された短刀。生け贄の生き血を吸うことで封印が解け、強大な力が解き放たれる。
ウィゼンガーがなぜこの短刀に封印されているのかは不明である。アヴァシン/Avacynがデーモンを封印する方法として獄庫/Helvault以前に試したものかもしれないし、あるいはウィゼンガー自身が何らかの理由であえて自らを封じ込めているのかもしれない。
封印された状態であっても、溢れ出す禍々しい魔力によって人間を堕落させ、命をも捧げる忠実な狂信者としている。ウィゼンガーにとっては人間は餌か使い捨ての手駒にすぎない。かつてトラフト/Traftを罠にかけた際には、トラフトに信者たちを殺させて、その血を用いて封印を解いた。