プレインズウォーカーデッキ
提供:MTG Wiki
(版間での差分)
3行: | 3行: | ||
==概要== | ==概要== | ||
[[セット]]ごとに2種類が発売され、その[[ブロック]]の[[カード]]で[[構築]]された60枚の[[デッキ]]と、[[ブースターパック]]が2つ封入される。 | [[セット]]ごとに2種類が発売され、その[[ブロック]]の[[カード]]で[[構築]]された60枚の[[デッキ]]と、[[ブースターパック]]が2つ封入される。 | ||
+ | |||
+ | それまで[[エントリーセット]]が担っていた「[[マジック]]の流れは分かるが、デッキを自力で組むほどではない」[[プレイヤー]]をターゲットにしている。従来の[[構築済みデッキ]]との差は、ハーフデッキや[[デュエルズ・オブ・ザ・プレインズウォーカーズ]]などでフォーカスされていた[[プレインズウォーカー]]を引き続き主軸にしている点。 | ||
これまでの[[スタンダード]][[セット]]と共に発売される構築済みデッキと違い、5種14枚の限定カードが封入されるのが特徴。それらは同時に発売されるセットが使用できるフォーマットで使用可能であり、スタンダードの使用可能な期間はそのセットと同じである。 | これまでの[[スタンダード]][[セット]]と共に発売される構築済みデッキと違い、5種14枚の限定カードが封入されるのが特徴。それらは同時に発売されるセットが使用できるフォーマットで使用可能であり、スタンダードの使用可能な期間はそのセットと同じである。 | ||
+ | |||
+ | 限定カードの内訳は以下の通り。 | ||
+ | *[[神話レア]]の[[プレインズウォーカー]] | ||
+ | **[[忠誠度能力]]はシンプルかつ[[忠誠度]]の上下幅が大きく、初心者が理解しやすいものになっている。[[カードパワー]]は[[トーナメント]]レベルには至らないよう作られており、上級者が購入を強制されるようなことを避けている。 | ||
+ | *[[レア]]の特定の[[カード]]を[[サーチ]]してくる[[呪文]] | ||
+ | **サーチ対象は前述の[[プレインズウォーカー]]・カード。[[引く|引いて]]きた[[カード]]を自然な流れで唱えられるよう、対象より[[マナ・コスト]]は1点だけ[[軽い]]。 | ||
+ | *[[アンコモン]]の[[プレインズウォーカー・タイプ]]を参照して強化される[[パーマネント]] | ||
+ | **こちらは[[カード名]]を参照していないため、同じプレインズウォーカーなら限定カードでなくても構わない。名前や[[イラスト]]は限定カードとフレイバー面で関連するものになっている。 | ||
+ | *[[コモン]]の基本的な効果を持つ[[カード]] | ||
+ | **イラストにはテーマであるプレインズウォーカーが描かれている。 | ||
+ | *[[コモン]]の[[2色地形]] | ||
+ | **現在のものは[[タップインデュアルランド]]。初心者が込み入った[[ルール]]に混乱せず使えるだけでなく、当該カードが常時[[スタンダード]]で使えることで最低限の[[マナ基盤]]をいつでも確保できるようにする狙いがある。 | ||
*限定カードの内[[神話レア]]の[[プレインズウォーカー]]・カードは[[Foil]]仕様となっている。そのため、当該カードは非Foilで印刷された物が(再録等されない限り)存在しない事になる。このような例は[[黒枠]]では初である。 | *限定カードの内[[神話レア]]の[[プレインズウォーカー]]・カードは[[Foil]]仕様となっている。そのため、当該カードは非Foilで印刷された物が(再録等されない限り)存在しない事になる。このような例は[[黒枠]]では初である。 |
2016年10月15日 (土) 01:27時点における版
プレインズウォーカーデッキ/Planeswalker Deckはカラデシュからエントリーセットに替わって発売されている構築済みデッキ。
目次 |
概要
セットごとに2種類が発売され、そのブロックのカードで構築された60枚のデッキと、ブースターパックが2つ封入される。
それまでエントリーセットが担っていた「マジックの流れは分かるが、デッキを自力で組むほどではない」プレイヤーをターゲットにしている。従来の構築済みデッキとの差は、ハーフデッキやデュエルズ・オブ・ザ・プレインズウォーカーズなどでフォーカスされていたプレインズウォーカーを引き続き主軸にしている点。
これまでのスタンダードセットと共に発売される構築済みデッキと違い、5種14枚の限定カードが封入されるのが特徴。それらは同時に発売されるセットが使用できるフォーマットで使用可能であり、スタンダードの使用可能な期間はそのセットと同じである。
限定カードの内訳は以下の通り。
- 神話レアのプレインズウォーカー
- レアの特定のカードをサーチしてくる呪文
- サーチ対象は前述のプレインズウォーカー・カード。引いてきたカードを自然な流れで唱えられるよう、対象よりマナ・コストは1点だけ軽い。
- アンコモンのプレインズウォーカー・タイプを参照して強化されるパーマネント
- コモンの基本的な効果を持つカード
- イラストにはテーマであるプレインズウォーカーが描かれている。
- コモンの2色地形
- 現在のものはタップインデュアルランド。初心者が込み入ったルールに混乱せず使えるだけでなく、当該カードが常時スタンダードで使えることで最低限のマナ基盤をいつでも確保できるようにする狙いがある。
- 限定カードの内神話レアのプレインズウォーカー・カードはFoil仕様となっている。そのため、当該カードは非Foilで印刷された物が(再録等されない限り)存在しない事になる。このような例は黒枠では初である。
- 黒枠以外では、銀枠のSuper Secret Techやホリデーギフトカードといった例が過去に存在する。
一覧
カラデシュ
参考
- Ramp of Approval/試供品の次は (Making Magic 2016年5月16日 Mark Rosewater著)
- 構築済みデッキ一覧
- 構築済みデッキ