兵士の育成/Growing Ranks
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2017年7月31日 (月) 20:08時点における版
Growing Ranks / 兵士の育成 (2)(緑/白)(緑/白)
エンチャント
エンチャント
あなたのアップキープの開始時に、居住を行う。(あなたがコントロールするクリーチャー・トークン1体のコピーであるトークンを1体生成する。)
WHISPERのテキストは最新のオラクルに未対応です。注釈文の「(トークンを)戦場に出す」は「生成する」に読み替えてください。
3/3や4/4のクリーチャーを毎ターン増産できるのはかなりパワフル。反面、一般的なトークン生成エンチャントと異なり単体では機能しないという難点がある。同じく継続的な居住手段であるヴィトゥ=ガジーのギルド魔道士/Vitu-Ghazi Guildmageやセレズニアの声、トロスターニ/Trostani, Selesnya's Voiceと比較すると、居住にマナがかからない点で勝るが、自身が戦力にならない点で劣る。
リミテッドでは適切なデッキで使えば非常に強力だが、そうでないデッキでは何もしないという、幽霊の将軍/Phantom General以上に両極端なカード。
構築では初動が最速5ターン目とやや遅く、全体除去からの立て直しが利かないなど問題点も多い。通常は情け知らずのガラク/Garruk Relentlessなどのプレインズウォーカーが優先されるが、サイズが大きめのトークンデッキなら少数挿される可能性はあるだろう。また、降霊術/Seanceや大笑いの写し身/Cackling Counterpartによるコピー・トークンを増やすという使い方もある。
- 同じエキスパンションにはこのカードのアゾリウス版に相当する戒厳令/Martial Lawもあるのだが、あちらは単色カードであり、完全な対にはなっていない。
- 性質は終わり無き死者の列/Endless Ranks of the Deadに似ているが、最初に必要なクリーチャーが1体で済むこと、ゾンビデッキよりトークンデッキの方が重く遅いカードを運用しやすいことから、基本的にはあちらよりも使いやすい。
- 兵士の育成と降霊術を両方コントロールしている場合、自分のターンには両者の能力が同時に誘発し同時にスタックに置かれるが、居住は対象を取らないので、降霊術の能力を先に解決するようにスタックに積めば出てくるトークンを倍にすることができる。また終了ステップに追放することはコピー可能な値ではないので、居住でコピーした方のトークンは追放されずに残る。