覇者、ジョー・カディーン/Jor Kadeen, the Prevailer

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まず、金属術という[[能力]]と[[重い]][[フィニッシャー]]という立場があまり噛み合っていない。[[対抗色]]で5[[マナ]]という[[マナ・コスト]]にも関わらず、金属術を達成しても[[回避能力]]や[[トランプル]]を得られるわけでもないので、クリーチャー数でこちらが優位に立っていない場合、[[チャンプブロック]]でしのがれがちである。相打ちによる無用な損害を出さないためにも、できれば事前に回避能力持ちを並べておきたい。しかし、そこまでお膳立てしたとしても[[環境]]に溢れる[[四肢切断/Dismember]]の前ではなす術もない。
 
まず、金属術という[[能力]]と[[重い]][[フィニッシャー]]という立場があまり噛み合っていない。[[対抗色]]で5[[マナ]]という[[マナ・コスト]]にも関わらず、金属術を達成しても[[回避能力]]や[[トランプル]]を得られるわけでもないので、クリーチャー数でこちらが優位に立っていない場合、[[チャンプブロック]]でしのがれがちである。相打ちによる無用な損害を出さないためにも、できれば事前に回避能力持ちを並べておきたい。しかし、そこまでお膳立てしたとしても[[環境]]に溢れる[[四肢切断/Dismember]]の前ではなす術もない。
  
その一方[[リミテッド]]では金属術を達成していなくてもまずまずの[[サイズ]]な上に、[[クリーチャー]]戦に強い能力は非常に頼もしく、初手クラスの強さ。白か赤を取れていれば[[タッチ]]してでも積極的に採用したい。
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その一方[[リミテッド]]では金属術を達成していなくてもまずまずの[[サイズ]]な上に、[[クリーチャー]]戦に強い能力は非常に頼もしく、初手クラスの強さ。白か赤を取れていれば[[タッチ]]してでも積極的に採用したい。また[[統率者戦]]では[[マナ・アーティファクト]]が多用されることから金属術を満たしやすくかつ重さを克服しやすいこと、自身の能力によって[[パワー]]8となり[[統率者ダメージ]][[勝利]]が狙いやすいこと、[[対戦相手]][[ライフ]]の合計が120(40点×3人)と多いことから[[全体強化]]がより有益であることなど、相対的に有利な条件が多く、(下記のネタ的人気との相乗効果も含めて)一定の人気がある。
 
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*未来の[[カラデシュ・ブロック]]においてこのカードと相性のいい[[機体]]が登場した。ほぼすべての[[機体]][[搭乗]]出来るパワーを持ち、[[機体]][[アーティファクト]]であるため[[金属術]]も達成しやすい。[[金属術]]達成時の[[修整]]によって他のクリーチャーが[[搭乗]]することの手助けにもなる。[[モダン]]以下でしか共に使えないが、[[色]]が[[機体]]をサポートするカードとあっているのも強み。
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*実は[[統率者戦]]([[EDH]])における[[統率者]]に選ぶのも相性がいい。
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**主に通常の構築環境において不利とされた理由
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**#重いフィニッシャー。
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**#金属術で3つ以上のアーティファクトが必要。
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**#金属術を達成してもサイズの修正しか得られないので、覇者、ジョー・カディーンを出して金属術を達成できる頃には既にもう趨勢が決してしまっている。
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**#四肢切断をはじめとする、除去に対する耐性がない。
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**統率者に選んだ際の利点
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**#統率者戦においては強力な[[マナ・アーティファクト]]を多数用いるのがほぼ当たり前であるため、強力なマナ加速により重さを緩和でき、マナ・アーティファクトにより金属術を自ずと達成できる。
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**#通常ルールでは[[開始時のライフの総量]]20点の[[プレイヤー]]1人を相手にするのに対し、統率者戦では開始時のライフの総量40点のプレイヤー3人を相手にする必要があるため、サイズ修正がオーバーキルとならない。
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**#例え孤軍奮闘を強いられようとも、[[統率者ダメージ]]のルールにより、金属術を達成していると3回同一のプレイヤーに攻撃を通す事ができると敗北させられる火力を得ることができる。
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**#除去耐性こそないものの、統率者は唱える度に増えていく追加コストさえ確保できるなら何度でも出し直せる。
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と上述の通り、構築環境において不利とされた点が全て補われ、長所が最大限に活かせるためである。<br/>更に上述の通り、カラデシュ・ブロック以降では機体とのシナジーも得ている。
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*[[赤]]も[[白]]も[[アーティファクト]]援護に長ける[[色]]である点は多少の追い風。[[ミラディン・ブロック]]や[[ゼンディカー・ブロック]]の[[装備品]][[シナジー]]や[[カラデシュ・ブロック]]の[[機体]]シナジーを意識して[[構築]]するとこれらの色に寄りやすいため、自然に共存できる。
 
*その能力の微妙さやストーリー上の立ち位置、公式サイトのコラムでの演説からネット上を中心に、[[甲鱗のワーム/Scaled Wurm]]に通ずるコアな人気を獲得している。ついには公式サイトでもネタにされる始末([http://mtg-jp.com/reading/gekijo/001565/ 参考])。
 
*その能力の微妙さやストーリー上の立ち位置、公式サイトのコラムでの演説からネット上を中心に、[[甲鱗のワーム/Scaled Wurm]]に通ずるコアな人気を獲得している。ついには公式サイトでもネタにされる始末([http://mtg-jp.com/reading/gekijo/001565/ 参考])。
  

2017年9月18日 (月) 09:50時点における版


Jor Kadeen, the Prevailer / 覇者、ジョー・カディーン (3)(赤)(白)
伝説のクリーチャー — 人間(Human) 戦士(Warrior)

先制攻撃
金属術 ― あなたが3つ以上のアーティファクトをコントロールしているかぎり、あなたがコントロールするクリーチャーは+3/+0の修整を受ける。

5/4

新たなるファイレクシア唯一の多色カードである伝説のクリーチャー先制攻撃に加え、金属術達成時には自分の全クリーチャーに+3/+0修整を与える。

まず、金属術という能力重いフィニッシャーという立場があまり噛み合っていない。対抗色で5マナというマナ・コストにも関わらず、金属術を達成しても回避能力トランプルを得られるわけでもないので、クリーチャー数でこちらが優位に立っていない場合、チャンプブロックでしのがれがちである。相打ちによる無用な損害を出さないためにも、できれば事前に回避能力持ちを並べておきたい。しかし、そこまでお膳立てしたとしても環境に溢れる四肢切断/Dismemberの前ではなす術もない。

その一方リミテッドでは金属術を達成していなくてもまずまずのサイズな上に、クリーチャー戦に強い能力は非常に頼もしく、初手クラスの強さ。白か赤を取れていればタッチしてでも積極的に採用したい。また統率者戦ではマナ・アーティファクトが多用されることから金属術を満たしやすくかつ重さを克服しやすいこと、自身の能力によってパワー8となり統率者ダメージ勝利が狙いやすいこと、対戦相手ライフの合計が120(40点×3人)と多いことから全体強化がより有益であることなど、相対的に有利な条件が多く、(下記のネタ的人気との相乗効果も含めて)一定の人気がある。

参考

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