無限の精霊/Infinity Elemental
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+ | -[http://gatherer.wizards.com/Pages/Card/Details.aspx?multiverseid=439477 カード画像]を見ると、この[[クリーチャー]]が無限のパワーを持つことが[[注釈文]]で説明されている。無限のパワーの部分にイラストから飛び出したクリーチャーの拳がぶつかっており、芸が細かい。しかしこのせいで、[[バニラ]]クリーチャーにして[[Duh]]に引っかかる。 | ||
==無限コンボでの利用== | ==無限コンボでの利用== |
2018年1月13日 (土) 12:26時点における版
遂に登場した神話レアのバニラ。パワーはなんと∞。Mox Lotusに続く、∞の値を使う銀枠カードである。
「無限のパワーを持つ」という能力は非常にインパクトがあり、一見すると単純明快なようだが、ルール上はかなりややこしい部分も多い。処理については無限のページも参照。
さしあたり、単にクリーチャーとして使うことだけを考えると、有限のタフネスを持つクリーチャーはこれから戦闘ダメージを受けると破壊され、有限のライフを持つプレイヤーはこれに殴られると敗北する。単体のアタッカーとしての性能は、触れられざる者フェイジ/Phage the Untouchableに近いと言えるだろう。
当然、対戦相手はチャンプブロックしてくるであろうし、タフネスは∞ではなく5なので、大型クリーチャーにブロックされればあっさり死亡する。純粋なアタッカーとして使うならば、トランプルを持たせてやると良い。
-カード画像を見ると、このクリーチャーが無限のパワーを持つことが注釈文で説明されている。無限のパワーの部分にイラストから飛び出したクリーチャーの拳がぶつかっており、芸が細かい。しかしこのせいで、バニラクリーチャーにしてDuhに引っかかる。
無限コンボでの利用
クリーチャーのパワーを参照するカードの多くと相互作用を起こし、コンボによって無限のリソースを生み出すことができる。黒枠でよく言われるところの、無限トークン(欠片の双子など)や無限ライフ(プロジェクトXなど)というのは、「いくらでも望むだけ大きい有限の値にできる」という意味であり、実際に無限体のトークンを出したり無限点のライフを得たりはできないが、このカードを利用することで実際に無限であるリソースが得られるのである。
いくつかの例を挙げるならば、
- グール呼びのギサ/Ghoulcaller Gisa、安楽死/Mercy Killingなどで無限トークン。
- 剣を鍬に/Swords to Plowsharesなどで無限ライフ。
- 肉体/Fleshで追放すれば、他のクリーチャーに無限の+1/+1カウンターを乗せて∞/∞にできる。
- ヴィリジアンの社交家/Viridian Joinerのパワーを∞にすれば無限マナ。
- 融合した肉体+血流/Flesh+Bloodを唱えると、無限ダメージでゲームエンド。
- ボーラスの信奉者/Disciple of Bolasで無限ライフと共に無限ドロー。
- 自分がコントロールしているこれに反発/Backlashを撃たれても即死である。
あなたが気合の入ったジョニーならば、是非とも様々なコンボを試してみるべきだろう。もっとも、実用性という観点では伏魔殿/Pandemoniumや投げ飛ばし/Flingなどとの2枚コンボで無限ダメージを生み出して勝利してしまうのが手っ取り早い、ということになってしまいそうであるが……。
- なお、無限にリソースを生み出す際、誘発型能力の誘発条件には注意が必要。例えば、安楽死にさらに抽出機構/Decoction Moduleを組み合わせると無限エネルギー・カウンターが得られるには得られるが、無限に能力を解決し続けなけらばならないため、脱出不可能なループとなってゲームは引き分けとなってしまう。
その他
- Unstable現在、全カード中最大のマナレシオを有する。
- このカードの登場により、B.F.M. (Big Furry Monster)が19年間保ち続けたマジック最大のパワーの記録が、ついに塗り替えられることとなった。そして、もはや塗り替えられることはないだろう。
- Unstableが発表される3年も前に存在が仄めかされていたカード。Mark RosewaterがWeb上で「バニラの神話レアをファイルに入れた」とコメントした際、大きな反響があったそうだ[1]。
参考
- ↑ Unstable Scraps, Part 2/『Unstable』のスクラップ その2(Mark Rosewater Making Magic 2017年12月4日)