厳粛/Solemnity
提供:MTG Wiki
(版間での差分)
(→ルール) |
|||
16行: | 16行: | ||
**例えば[[弱者狩り/Hunt the Weak]]のような、カウンターを置きつつ他のことをさせる呪文の対象になった場合、カウンターが置かれる部分だけが無視され、他の部分は通常通り処理される。 | **例えば[[弱者狩り/Hunt the Weak]]のような、カウンターを置きつつ他のことをさせる呪文の対象になった場合、カウンターが置かれる部分だけが無視され、他の部分は通常通り処理される。 | ||
*「Aしてもよい。そうした(そうしなかった)場合、Bする。/may A,if you do(if you don't), B」という処理に注意が必要。Aがカウンターを置くことであった場合、Aすることを選ぶことができない(選択自体ができない)。Bがカウンターを置くことであった場合、ただ実行しないだけである(選択はできる)。 | *「Aしてもよい。そうした(そうしなかった)場合、Bする。/may A,if you do(if you don't), B」という処理に注意が必要。Aがカウンターを置くことであった場合、Aすることを選ぶことができない(選択自体ができない)。Bがカウンターを置くことであった場合、ただ実行しないだけである(選択はできる)。 | ||
− | **[[貢納]]クリーチャーが戦場に出る場合、[[対戦相手]]は貢納を支払うことを選ぶことができないため、必ず[[ | + | **[[貢納]]クリーチャーが戦場に出る場合、[[対戦相手]]は貢納を支払うことを選ぶことができないため、必ず[[ETB]]能力が[[誘発]]することになる。 |
**[[製造]]クリーチャーが戦場に出る場合、[[+1/+1カウンター]]を置くことを選べないため、必ず[[霊気装置]][[トークン]]を[[生成]]することになる。 | **[[製造]]クリーチャーが戦場に出る場合、[[+1/+1カウンター]]を置くことを選べないため、必ず[[霊気装置]][[トークン]]を[[生成]]することになる。 | ||
**[[貪食]]によって、クリーチャーを[[生け贄に捧げる]]ことを選んでもよい。+1/+1カウンターは置かれないが、「貪食した」という条件は満たすため、[[ヘルカイトの雛/Hellkite Hatchling]]は[[飛行]]と[[トランプル]]を持つ。 | **[[貪食]]によって、クリーチャーを[[生け贄に捧げる]]ことを選んでもよい。+1/+1カウンターは置かれないが、「貪食した」という条件は満たすため、[[ヘルカイトの雛/Hellkite Hatchling]]は[[飛行]]と[[トランプル]]を持つ。 |
2019年1月15日 (火) 02:46時点における版
プレイヤーはカウンターを得られなくなり、プレインズウォーカー以外のパーマネントにカウンターを置くこともできなくなるエンチャント。
プレイヤーがカウンターを得られなくなる点は、毒カウンターやエネルギー・カウンターを使うデッキに対する分かりやすい対策となる。あるいはファイレクシアの非生/Phyrexian Unlifeのような自分に毒カウンターを与えるカードのデメリットを消すこともできる。
プレインズウォーカー以外のパーマネントにカウンターを置くことができなくなる点は、様々なカードとのコンボ・シナジーが考えられる。例えば暗黒の深部/Dark Depthsと組み合わせて即座にトークンを生成したり、カルシダーム/Calcidermなどの消失を実質的に無効化したり、頑強や不死と組み合わせて無限頑強に使用することが考えられる。また、黒緑巻きつき蛇や療治の侍臣/Vizier of Remediesと献身のドルイド/Devoted Druidを合わせた無限コンボデッキなど、カウンターに依存したデッキへの対策にもなる。
影響範囲が各プレイヤーに及び、また影響を受けるカードの種類も多いため、何も考えずに使うと自分の首を絞めたり相手を助けてしまうこともあり得るので注意。
ルール
- 厳粛が戦場に出るときに既に置かれているカウンターはそのまま残り、取り除かれることはない。
- 「カウンターが置かれた状態で戦場に出る」場合もカウンターが置かれなくなる。
- そのパーマネントが厳粛と同時に戦場に出る場合はカウンターが置かれた状態で出る。
- カウンターを置くことがコストである場合、そのコストを支払うことができない。呪文の追加コストであれば唱えることができず、能力の起動コストであれば起動ができない。
- カウンターを置くことが効果などを処理した結果である場合、それを無視する。あくまで解決時に無視するだけであり、対象にしたりすること自体が禁止されるわけではない。
- 例えば弱者狩り/Hunt the Weakのような、カウンターを置きつつ他のことをさせる呪文の対象になった場合、カウンターが置かれる部分だけが無視され、他の部分は通常通り処理される。
- 「Aしてもよい。そうした(そうしなかった)場合、Bする。/may A,if you do(if you don't), B」という処理に注意が必要。Aがカウンターを置くことであった場合、Aすることを選ぶことができない(選択自体ができない)。Bがカウンターを置くことであった場合、ただ実行しないだけである(選択はできる)。
- 戦場以外の領域にあるカードには通常通りカウンターが置かれる(CR:109.2)。待機で追放領域に置かれているクリーチャー・カードなどがこれにあたる。