ヨーグモスの意志/Yawgmoth's Will

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==主な亜種==
 
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あなたの墓地のカードを唱えられる様にするカード。'''太字'''は使ったカードが追放されない。対象の1枚だけを唱えられる様にするタイプは[[瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage]]の項を参照。
 
あなたの墓地のカードを唱えられる様にするカード。'''太字'''は使ったカードが追放されない。対象の1枚だけを唱えられる様にするタイプは[[瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage]]の項を参照。
*[[ヨーグモスの行動計画/Yawgmoth's Agenda]] - (3)(黒)(黒)[[エンチャント]]の[[常在型能力]]になった調製版。1ターンに1枚しか呪文が唱えられなくなる。([[インベイジョン]])
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*[[ヨーグモスの行動計画/Yawgmoth's Agenda]] - (3)(黒)(黒)[[エンチャント]]の[[常在型能力]]になった調整版。1ターンに1枚しか呪文が唱えられなくなる。([[インベイジョン]])
 
*[[ブージーアムの輪/Bosium Strip]] - (3)[[アーティファクト]]の[[起動]][[コスト]](3)の[[タップ能力]]。このターン、墓地の一番上にある[[インスタント]]か[[ソーサリー]]のみ唱えてよい。([[ウェザーライト]])
 
*[[ブージーアムの輪/Bosium Strip]] - (3)[[アーティファクト]]の[[起動]][[コスト]](3)の[[タップ能力]]。このターン、墓地の一番上にある[[インスタント]]か[[ソーサリー]]のみ唱えてよい。([[ウェザーライト]])
 
**[[炎の中の過去/Past in Flames]] - (3)(赤)ソーサリーで[[フラッシュバック]](4)(赤)つき。このターン、インスタントかソーサリーにのみフラッシュバックを与える。([[イニストラード]])
 
**[[炎の中の過去/Past in Flames]] - (3)(赤)ソーサリーで[[フラッシュバック]](4)(赤)つき。このターン、インスタントかソーサリーにのみフラッシュバックを与える。([[イニストラード]])
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*[[意志の大魔術師/Magus of the Will]] - (2)(黒)クリーチャーの起動コスト(2)(黒)のタップ能力。これ自身を追放する事によって、ヨーグモスの意志と同じ効果をこのターン得る。([[統率者2017]])
 
*[[意志の大魔術師/Magus of the Will]] - (2)(黒)クリーチャーの起動コスト(2)(黒)のタップ能力。これ自身を追放する事によって、ヨーグモスの意志と同じ効果をこのターン得る。([[統率者2017]])
 
*'''[[墓場波、ムルドローサ/Muldrotha, the Gravetide]]''' - (3)(青)(黒)(緑)クリーチャーの常在型能力。[[パーマネント]]・カード全般をプレイしてよいが、1つの[[カード・タイプ]]につき1ターンに1枚だけ。(ドミナリア)
 
*'''[[墓場波、ムルドローサ/Muldrotha, the Gravetide]]''' - (3)(青)(黒)(緑)クリーチャーの常在型能力。[[パーマネント]]・カード全般をプレイしてよいが、1つの[[カード・タイプ]]につき1ターンに1枚だけ。(ドミナリア)
*'''[[隠された手、ケシス/Kethis, the Hidden Hand]]''' - (白)(黒)(緑)クリーチャーのあなたの墓地から伝説のカード2枚を追放する[[起動型能力]]。このターンの間、伝説のカードのみ唱えてよい。([[基本セット2020]])
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*'''[[隠された手、ケシス/Kethis, the Hidden Hand]]''' - (白)(黒)(緑)クリーチャーのあなたの墓地から[[伝説の]]カード2枚を追放する[[起動型能力]]。このターンの間、伝説のカードのみ唱えてよい。([[基本セット2020]])
 
==脚注==
 
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2019年7月30日 (火) 08:09時点における版


Yawgmoth's Will / ヨーグモスの意志 (2)(黒)
ソーサリー

ターン終了時まで、あなたは、あなたの墓地から、土地をプレイしても呪文を唱えてもよい。
このターン、あなたの墓地にいずれの領域からでもカードが置かれるなら、代わりにそれを追放する。


WotC社員のMark Rosewaterをして「最大の過ち」と言わしめた[1][2]マジック史上最強と謳われるカード墓地のカードをここまで自在に操れる呪文は他に類を見ない。

1ターン限定とはいえ、実質的に墓地のカードをすべて手札に加えるような効果によるアドバンテージは、ゲームバランスを崩壊させるに十分なものである。ゲームの後半に撃てば、わずか3マナで10数枚以上のアドバンテージを得るわけで、そのままゲーム終了となることも珍しくない。

このカードの強さはその性質上カード・プールの広さに依存する。軽くて強力な呪文、特に強力なマナ加速手段が多ければそれだけこのカードも強力に変貌を遂げる。当時のスタンダードでは、水蓮の花びら/Lotus Petal暗黒の儀式/Dark Ritualで0マナから唱えることができ、このカードの効果でそれらを使い回すことでフリースペルのような芸当が可能となっていた。ヴィンテージに至ってはBlack LotusMox等の凶悪なマナ・アーティファクトを筆頭に軽くて強烈な呪文が蔓延しているので、単純なカードパワーパワー9をも上回る。ライオンの瞳のダイアモンド/Lion's Eye Diamondとのシナジーも抜群である。

スタンダードでは黒ウィニー黒コントロールの後半の息切れ防止手段といったごく一般的な使い方から、ピットサイクルにおいて5枚目の魂の饗宴/Soul Feastを撃つために使用するなど絡みのデッキでは大抵投入されていたが、カード・プールの狭さのおかげで禁止カード入りは免れた。また、後半ほど強力になる、二度目の使用は効果が薄いなどといった性質から1、2枚挿しが一般的だったので、強力さの割にはシングルカード価格もそこまで高くはなかった。

  • このカードが登場した当時、タイプ1制限カードに指定されていた新たな芽吹き/Regrowthと比較しても、たった1マナ増えただけで墓地のカード全てに手を出せる。このカードがいかに強力かがわかるだろう。
    • 本項冒頭の、「Mark Rosewaterが「最大の過ち」と言った」理由もここにあり、オーバーパワーである事が予想できたにも関わらず作ってしまった事を反省している。

1999/10/01、タイプ1(現ヴィンテージ)で制限カードエクステンデッドタイプ1.5禁止カードに指定される。2004/09/20よりタイプ1.5から移行したレガシーでも続けて禁止となっている。

ルール

主な亜種

あなたの墓地のカードを唱えられる様にするカード。太字は使ったカードが追放されない。対象の1枚だけを唱えられる様にするタイプは瞬唱の魔道士/Snapcaster Mageの項を参照。

脚注

  1. Make No Mistake(Making Magic 2003年11月10日) - その6
  2. M:tGやっちまった小咄集(個人サイト「Braingeyser」、上の記事の和訳)

参考

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