メア湖の海蛇/Lochmere Serpent
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2019年11月3日 (日) 21:59時点における版
クリーチャー — 海蛇(Serpent)
瞬速
(青),島(Island)1つを生け贄に捧げる:このターン、メア湖の海蛇はブロックされない。
(黒),沼(Swamp)1つを生け贄に捧げる:あなたは1点のライフを得てカードを1枚引く。
(青)(黒):対戦相手1人の墓地からカード5枚を対象とし、それらを追放する。あなたの墓地からメア湖の海蛇をあなたの手札に戻す。起動はソーサリーとしてのみ行う。
7/7という優れたサイズに、4つものメリット能力を持った海蛇クリーチャー。多色とはいえ、クリーチャーが弱めの色である青黒でこれだけのコスト・パフォーマンスを誇るクリーチャーはなかなかいない。
6マナはコントロールデッキのフィニッシャーとして重すぎないコストであり、瞬速によって出すタイミングを選ばず使い勝手に優れる。攻撃を突然防ぐ巨大な壁として期待でき、後半戦で余った土地をリソースに回避能力やアドバンテージ(ドローとライフ回復)を得られ、墓地に落ちても対戦相手の墓地対策をしたうえで手札に戻ってくる不死身ぶり。コントロールデッキのフィニッシャーとして求められる能力がこれでもかと詰まっている。
コントロールデッキが普通に戦っていれば対戦相手の墓地はそれなりに肥えるので、一戦あたり2~3回程度はやすやすと手札に戻ってくるだろう。ライブラリー破壊と併用すればさらにそのチャンスが増える。半面、墓地にカードが落ちない追放除去など、相性が悪いカードもある。特に墓地の枚数を参照する湖での水難/Drown in the Lochや、ライブラリー破壊するついでに墓地からカードを消してしまう夢を引き裂く者、アショク/Ashiok, Dream Renderなどの有力カードとディスシナジーになってしまっており、構築に少々気を遣う。
- Serpentとは大きな蛇(特に毒蛇)全般を指す言葉であり、沼の大蛇/Bog Serpentや稲妻の大蛇/Lightning Serpentという前例があるにもかかわらず、Serpentを海蛇と訳してしまっている。このため「湖なのに海蛇」というちぐはぐなカード名になってしまっている。
- 一応淡水域に生息するウミヘビもいる。→例:カワウミヘビ(Google検索)
ルール
- 「島」とは、島という基本土地タイプを持つ土地のことである。「沼」も同様。
- メア湖の海蛇がブロックされてから1番目の起動型能力を起動しても、それはブロックされていない状態にはならない。遅くとも攻撃クリーチャー指定ステップ中には起動する必要がある。
- 最後の能力は、対戦相手1人の墓地にあるカード5枚を対象としなければ起動できない。
- 最後の能力の解決時に、対象の一部が不正な対象になっていた場合、適正な対象のみを追放し、メア湖の海蛇を手札に戻す。5枚全部が不正な対象になっていた場合、能力全体が解決されず、メア湖の海蛇は手札に戻らない。
関連カード
サイクル
エルドレインの王権のレアか神話レアの2色カードのサイクル。3枚のプレインズウォーカー・カードを含む。
- レア
- 屋敷の踊り/Dance of the Manse(白青)
- 予言された壊滅/Doom Foretold(白黒)
- メア湖の海蛇/Lochmere Serpent(青黒)
- 嵐拳の聖戦士/Stormfist Crusader(黒赤)
- 僻境への脱出/Escape to the Wilds(赤緑)
- フェイ庄の古老/Faeburrow Elder(緑白)
- 神話レア
- 王家の跡継ぎ/The Royal Scions(青赤)
- 呪われた狩人、ガラク/Garruk, Cursed Huntsman(黒緑)
- 荒くれたちの笑い声/Outlaws' Merriment(赤白)
- 王冠泥棒、オーコ/Oko, Thief of Crowns(緑青)