法務官の声、アトラクサ/Atraxa, Praetors' Voice
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統率者として用いる際は、増殖能力を活かして各種[[プレインズウォーカー (カード・タイプ)|プレインズウォーカー]]を多数運用してもよく、自身の戦闘性能と面展開して[[+1/+1カウンター]]をばら撒く[[アグロ]]戦術としても運用できるだろう。[[統率者2015]]の[[経験カウンター]]を用いるクリーチャーとの相性もよい。 | 統率者として用いる際は、増殖能力を活かして各種[[プレインズウォーカー (カード・タイプ)|プレインズウォーカー]]を多数運用してもよく、自身の戦闘性能と面展開して[[+1/+1カウンター]]をばら撒く[[アグロ]]戦術としても運用できるだろう。[[統率者2015]]の[[経験カウンター]]を用いるクリーチャーとの相性もよい。 | ||
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2021年6月22日 (火) 16:07時点における版
マジック:ザ・ギャザリング史上2枚目の緑白青黒カードである伝説のクリーチャー。統率者2016の致死性の繁殖/Breed Lethalityのメイン統率者である。
4マナ4/4に加えて、各色に対応した戦闘向きのキーワード能力を4つと、額面上のコスト・パフォーマンスは極めて優秀。さらに毎ターン増殖を行う誘発型能力も持つためコンボやギミックのポテンシャルも高い。
ただし増殖能力は、毎ターン1回限りと少々悠長である点と、これ自身はカウンターを用いる能力を持たず他のカードとのコンボやシナジーが前提となる点が少々ネック。また黒である以外の除去耐性を持たない点も気になるところ。
統率者として用いる際は、増殖能力を活かして各種プレインズウォーカーを多数運用してもよく、自身の戦闘性能と面展開して+1/+1カウンターをばら撒くアグロ戦術としても運用できるだろう。統率者2015の経験カウンターを用いるクリーチャーとの相性もよい。
- 2021年6月のオラクル変更でクリーチャー・タイプにファイレクシアンが追加された。
関連カード
サイクル
統率者2016の4色の伝説のクリーチャーサイクル。全てマナ総量が4。
- エーテリウム造物師、ブレイヤ/Breya, Etherium Shaper
- 大渦を操る者、イドリス/Yidris, Maelstrom Wielder
- 不撓のサスキア/Saskia the Unyielding
- メレティスのキナイオスとティロ/Kynaios and Tiro of Meletis
- 法務官の声、アトラクサ/Atraxa, Praetors' Voice
ストーリー
アトラクサ/Atraxa は新ファイレクシア/New Phyrexiaの天使。独力でミラディン/Mirrodin人の撤退を支援していたところを新ファイレクシアに捕縛された。彼女の不屈の精神を評価した白の法務官/Praetorエリシュ・ノーン/Elesh Nornは、新ファイレクシアの象徴として「完成」させようと他の法務官に協力を要請した。青の法務官ジン=ギタクシアス/Jin-Gitaxias、黒の法務官シェオルドレッド/Sheoldred、緑の法務官ヴォリンクレックス/Vorinclexは協力したが、赤の法務官であるウラブラスク/Urabraskだけは協力しなかった。そうして、赤を除く4色のこの天使は「完成」された。
- 増殖は、初出のミラディンの傷跡時点では青とアーティファクトのみに登場し、新ファイレクシアの侵攻が進むにつれて他の色にも拡大していく、と言う特徴的な登場の仕方をしている。ミラディンの傷跡ブロック中では、唯一白のカードは増殖を持たなかったのだが、その白の法務官であるエリシュ・ノーンが主導となって「完成」させたこのカードが増殖能力を持つと言うのは、新ファイレクシアの勝利とミラディンの完全な支配を象徴していると言えるかもしれない。
参考
- It's Time to Talk Commander (2016 Edition)!/『統率者(2016年版)』の話をしよう (Magic story Magic Creative Team著 2016年10月26日)
- カード個別評価:統率者2016 - 神話レア
- カード個別評価:ダブルマスターズ - 神話レア