肉体の奪取/Rend Flesh
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==参考== | ==参考== | ||
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2024年4月30日 (火) 02:02時点における最新版
霊魂の奪取/Rend Spiritと対を成す、神河物語の除去インスタント。スピリット以外を対象にできる。
神河ブロックのクリーチャーは全体の約50%が非スピリットであり、全色にまたがって存在している事から、リミテッドでの使い勝手は霊魂の奪取と同程度で有用なカード。秘儀シナジーがある点で勝るが、一方でスピリットクラフトなど、スピリット達が有するメカニズムに対処できないといった致命的な場面もしばしば見られた。
神河ブロック構築では梅澤の十手/Umezawa's Jitteの除去モードを筆頭に、崩老卑の囁き/Horobi's Whisperや英雄の死/Hero's Demiseといった他の選択肢があった事、また梅澤の十手の装備先を残さないために忌まわしい笑い/Hideous Laughterなどの全体除去が求められた事から、アグロ/コントロールデッキを問わず使われなかった。
スタンダードではスピリットを積極的に使用するデッキは白ウィニー程度だったので闇への追放/Dark Banishingよりも使いやすく、ヴィリジアン・ラッツや青黒ネズミのメイン除去として活躍した。
パウパーではグルマグのアンコウ/Gurmag Anglerを確実に対処でき、かつ殺害/Murderとは違いシングルシンボルであるため神秘の指導コントロールのような2色のパーミッションデッキで採用されることがある。スピリットを破壊することができないが、パウパーで採用されるスピリットは嵐縛りの霊/Stormbound Geistやカストーディの従者/Custodi Squire、ギルドパクトの守護者/Guardian of the Guildpactぐらいしか存在せず、前2者は単体除去ではカード・アドバンテージで損になるし後者はそもそもほとんどの単体除去を受け付けないため、除去がこのカードであることによる不便はあまりないだろう。
- 闇への追放とは違い、再生できるので注意。
- 神/Kamiが人間/Humanを攻撃する呪文なので、秘儀になっている。
- イラストも霊魂の奪取/Rend Spiritのイラストと対応しており、どちらもStephen Tappinの手によるもの。こちらは神が人間を攻撃しているイラストである。
[編集] 類似カード
その他そのカード・セットかブロックのテーマ要素を持つクリーチャーにだけ通じない単体除去。リミテッドでは程々だが、構築環境では確定除去に近しくなる。特記しない限り黒のインスタント。
なお直前のミラディン・ブロックでこの枠を担当したのは再録の恐怖/Terrorであった。
- 脳崩し/Brainspoil - ダブルシンボル5マナ変成ソーサリー。再生を許さない。オーラ。(ラヴニカ:ギルドの都)
- ギルド無き統治/Govern the Guildless - 青の6マナ予見ソーサリー。破壊でなくコントロール奪取。多色。(ディセンション)
- 究極の価格/Ultimate Price - 2マナ。多色。(ラヴニカへの回帰)
- スゥルタイの魔除け/Sultai Charm - 青黒緑3マナ魔除け。モードの1つが究極の価格。(タルキール覇王譚)
- 消失の詩句/Vanishing Verse - 白黒2マナ。対象がパーマネント全般に拡大した上、追放除去になった究極の価格。(ストリクスヘイヴン:魔法学院)
- 骨に染む凍え/Chill to the Bone - 4マナ。氷雪。(コールドスナップ)
- 眼腐りの終焉/Eyeblight's Ending - 3マナ。エルフ。(ローウィン)
- 夜の犠牲/Victim of Night - ダブルシンボル2マナ。吸血鬼、狼男、ゾンビ。(イニストラード)
- 板歩きの刑/Walk the Plank - ダブルシンボル2マナソーサリー。マーフォーク。(イクサラン)
- パワー・ワード・キル/Power Word Kill - 2マナ。天使、ドラゴン、デビル、デーモン。(フォーゴトン・レルム探訪)
- 保安官を撃て/Shoot the Sheriff - 2マナ。無法者。(サンダー・ジャンクションの無法者)
- 喉首狙い/Go for the Throat - 2マナ。アーティファクト。(ミラディン包囲戦)
- 影の手の内/Reach of Shadows - 5マナ。無色。(運命再編)
- 喪心/Cast Down - 2マナ。伝説。(ドミナリア)
- 無情な行動/Heartless Act - 2マナ。モードの片方。各種カウンター。(イコリア:巨獣の棲処)
この種のカードが全体除去版になると、全ては塵/All Is Dustなど自軍をそのテーマで固める事に価値が出てくるのでまた意味合いが異なってくる。