彼方の神、クルフィックス/Kruphix, God of Horizons
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+ | ****ちなみにHorizonの語源は「境界」を意味する[[テーロス/Theros|ギリシャ]]語である([https://ejje.weblio.jp/content/horizon 辞書])。 | ||
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+ | *のちに[[ゲートウォッチの誓い]]において無色マナを[[コスト]]するカードが実装されたことで、これらが共存するフォーマットにおける使い勝手が相対的に上昇した。 | ||
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**クルフィックスのコントロールを失えば、次のフェイズ・ステップの終了時にマナは消滅する。 | **クルフィックスのコントロールを失えば、次のフェイズ・ステップの終了時にマナは消滅する。 | ||
*マナは失われる代わりに無色マナになるだけなので、そのマナに関する副次的な効果はそのまま残る。 | *マナは失われる代わりに無色マナになるだけなので、そのマナに関する副次的な効果はそのまま残る。 | ||
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+ | 定命の者が[[ニクス/Nyx]]に入り、神をニクスから引き剥がす方法を知る数少ない存在であり、[[エルズペス・ティレル/Elspeth Tirel (ストーリー)|エルズペス/Elspeth]]と[[アジャニ/Ajani]]は彼に会うため、世界の果てにあるという[[神秘の神殿/Temple of Mystery#ストーリー|神秘の神殿/Temple of Mystery]]を目指す旅に出た。 | ||
詳細は[[クルフィックス/Kruphix]]を参照。 | 詳細は[[クルフィックス/Kruphix]]を参照。 | ||
==参考== | ==参考== | ||
+ | *[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/wallpaper-weekkruphix-god-horizons-2014-06-04 壁紙]([[Daily MTG]]) | ||
+ | *[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/command-tower/phenomenal-cosmic-powers-2014-04-10 Phenomenal Cosmic Powers]([[Daily MTG]]、Command Tower、[[2014年]]4月10日、文:[[Adam Styborski]]) | ||
*[[カード個別評価:ニクスへの旅]] - [[神話レア]] | *[[カード個別評価:ニクスへの旅]] - [[神話レア]] | ||
+ | *[[Secret Lair Drop Series/2020年#Theros Stargazing|Secret Lair Drop Series: Theros Stargazing]] | ||
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2024年9月7日 (土) 23:33時点における最新版
伝説のクリーチャー エンチャント — 神(God)
破壊不能
あなたの緑と青への信心が7未満であるかぎり、彼方の神、クルフィックスはクリーチャーではない。
あなたの手札の上限はなくなる。
あなたが使わなかったマナを失うなら、その代わりにそのマナは無色となる。
緑青の神。手札の上限がなくなるとともに、フェイズ・ステップの終了時に未使用のマナを無色マナにして残しておくことができる。
1ターンに大量のマナを使えるようになるカードだが、そのためには5マナのこのカードを戦場に出した上で、さらにマナを「貯蓄」しなければならず、かなり手間がかかる。パーミッション系のデッキでカウンターを構えながら少しずつ溜める、クルフィックスの預言者/Prophet of Kruphixで土地のアンタップ回数を増やすなど、運用には何らかの工夫が欲しいところ。
手札の上限をなくす能力は非常に地味だが、大量マナからXドローを撃つ場合はこれも意味のある能力となる。スタンダードではスフィンクスの啓示/Sphinx's Revelationが良い相方となるだろう。
- カード名の「Horizon(s)」は通常「地平」「地平線」と訳されているが、神河物語の彼方蒔/Horizon Seedおよびテーロスの彼方の工作員/Agent of Horizons、ニクスへの旅の彼方の神、クルフィックス/Kruphix, God of Horizonsのみ例外的に「彼方」と訳している(カード名を「Horizon」で検索)。
- 緑青の神であるため平地と誤読されないようにとの配慮とも取れるが、彼方の工作員と同時にテーロスに収録された地平の識者/Horizon Scholar・地平線のキマイラ/Horizon Chimeraはそれぞれ「地平」「地平線」と、三者バラバラであり統一されていない。
- 彼方蒔/Horizon Seedや終わり無き地平線/Endless Horizons を例外とするならば、「彼方/Horizons」と「地平(線)/Horizon」で訳し分けていることになる。複数形のHorizonsには「(思考・知識などの)範囲、限界」「視野」といった意味があり、クルフィックスの能力とも合致する。
- 緑青の神であるため平地と誤読されないようにとの配慮とも取れるが、彼方の工作員と同時にテーロスに収録された地平の識者/Horizon Scholar・地平線のキマイラ/Horizon Chimeraはそれぞれ「地平」「地平線」と、三者バラバラであり統一されていない。
- Gathererの登録名では「彼方、クルフィックス」となっている誤りがある(該当ページ)。
- のちにゲートウォッチの誓いにおいて無色マナをコストするカードが実装されたことで、これらが共存するフォーマットにおける使い勝手が相対的に上昇した。
[編集] ルール
- サイクル共通のルールについては、神 (テーロス・ブロック)#ルールを参照。
- クルフィックスをコントロールしている限り、フェイズ・ステップの終了時にマナがマナ・プールから失われる場合、そのマナは代わりに無色マナとなり、マナ・プールに残ったままになる。
- クルフィックスのコントロールを失えば、次のフェイズ・ステップの終了時にマナは消滅する。
- マナは失われる代わりに無色マナになるだけなので、そのマナに関する副次的な効果はそのまま残る。
- 例えば魂の洞窟/Cavern of Soulsの2番目のマナ能力によって生み出された色マナは、クルフィックスの能力によって無色マナになった後も、それは選ばれたクリーチャー・タイプのクリーチャー呪文を唱えるためにしか使えず、またそれによって唱えられたクリーチャー呪文は打ち消されない。
[編集] 関連カード
- 湧出/Upwelling - 同様にマナ・プールのマナを維持するカードの一覧はこちらを参照。
[編集] サイクル
ニクスへの旅の神サイクル。いずれも神話レアの伝説のクリーチャー・エンチャント。破壊不能を持ち、対応する対抗色2色への信心が7未満になるとクリーチャーではなくなる。
- 通行の神、エイスリオス/Athreos, God of Passage
- 嵐の神、ケラノス/Keranos, God of Storms
- 苦悶の神、ファリカ/Pharika, God of Affliction
- 勝利の神、イロアス/Iroas, God of Victory
- 彼方の神、クルフィックス/Kruphix, God of Horizons
テーロスの神サイクル。いずれも神話レアの伝説のクリーチャー・エンチャント。破壊不能を持ち、対応する色への信心が5未満になるとクリーチャーではなくなる。
- 太陽の神、ヘリオッド/Heliod, God of the Sun
- 海の神、タッサ/Thassa, God of the Sea
- 死者の神、エレボス/Erebos, God of the Dead
- 鍛冶の神、パーフォロス/Purphoros, God of the Forge
- 狩猟の神、ナイレア/Nylea, God of the Hunt
神々の軍勢の神サイクル。いずれも神話レアの伝説のクリーチャー・エンチャント。破壊不能を持ち、対応する友好色2色への信心が7未満になるとクリーチャーではなくなる。
- 都市国家の神、エファラ/Ephara, God of the Polis
- 欺瞞の神、フィナックス/Phenax, God of Deception
- 殺戮の神、モーギス/Mogis, God of Slaughter
- 歓楽の神、ゼナゴス/Xenagos, God of Revels
- 収穫の神、ケイラメトラ/Karametra, God of Harvests
[編集] ストーリー
クルフィックス/Kruphixはテーロス/Therosの神の一柱。謎に包まれたテーロス最古の神。
定命の者がニクス/Nyxに入り、神をニクスから引き剥がす方法を知る数少ない存在であり、エルズペス/Elspethとアジャニ/Ajaniは彼に会うため、世界の果てにあるという神秘の神殿/Temple of Mysteryを目指す旅に出た。
詳細はクルフィックス/Kruphixを参照。
[編集] 参考
- 壁紙(Daily MTG)
- Phenomenal Cosmic Powers(Daily MTG、Command Tower、2014年4月10日、文:Adam Styborski)
- カード個別評価:ニクスへの旅 - 神話レア
- Secret Lair Drop Series: Theros Stargazing