単色混成マナ・シンボル

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'''単色混成マナ・シンボル'''/''Monocolored Hybrid Mana Symbol''とは、半分の色[[マナ・シンボル]]と半分の数字マナ・シンボルが組み合わさってできているマナ・シンボルのこと。[[混成マナ・シンボル]]の一種。
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'''単色混成マナ・シンボル'''/''Monocolored Hybrid Mana Symbol''とは、半分の色[[マナ・シンボル]]と、半分の数字マナ・シンボルあるいは[[無色マナ・シンボル]]が組み合わさってできているマナ・シンボルのこと。[[混成マナ・シンボル]]の一種。
  
現在、5色の各マナ・シンボルと{2}との組み合わせ、すなわち{2/W}{2/U}{2/B}{2/R}{2/G}の5種類が存在している。
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{{#card:Beseech the Queen}}
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{{カードテキスト
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|カード名=Ulalek, Fused Atrocity / 合体した非道、ウラレック
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|コスト=(◇/白)(◇/青)(◇/黒)(◇/赤)(◇/緑)
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|タイプ=伝説のクリーチャー ─ エルドラージ(Eldrazi)
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|カードテキスト=欠色(このカードは無色である。)<br>あなたがエルドラージ(Eldrazi)・呪文1つを唱えるたび、(◇)(◇)を支払ってもよい。そうしたなら、あなたがコントロールしているすべての呪文をコピーする。その後、あなたがコントロールしていて起動型や誘発型でありこの能力でないすべての能力をコピーする。それらのコピーの新しい対象を選んでもよい。(マナ能力はコピーできない。)
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|背景=legal
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}}
  
*これを[[マナ・コスト]]に含むカードは、そのマナ・シンボルに含まれる色を持つ。[[無色]]ではない。
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==解説==
*これを[[マナ・コスト]]に含むカードの[[点数で見たマナ・コスト]]を計算する際には、組み合わされている2つのうち大きい方の値を見る。
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5色の各マナ・シンボルと(2)を組み合わせた(2/W)(2/U)(2/B)(2/R)(2/G)と、[[色マナ]]と[[無色マナ]]を組み合わせた(C/W)(C/U)(C/B)(C/R)(C/G)の10種類が存在している。
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[[シャドウムーア]]で色マナと[[不特定マナ]]の組み合わせが初登場した。長い間使用しているのは[[幽体の行列/Spectral Procession]]の[[サイクル]]と[[刈り取りの王/Reaper King]]だけだったが、[[ゼンディカーの夜明け]]で[[白]]を除く4[[色]]の単色混成マナ・シンボルを使用した[[団結の標、タズリ/Tazri, Beacon of Unity]]が登場した。[[モダンホライゾン3統率者デッキ]]で色マナと無色マナの組み合わせを使用した[[合体した非道、ウラレック/Ulalek, Fused Atrocity]]が登場した。[[タルキール:龍嵐録]]でも再登場し、[[氏族/Clan]]の[[楔]]3色の組み合わせの[[多色カード]]が登場した。
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*色マナと無色マナの組み合わせの単色混成マナ・シンボル5種類はモダンホライゾン3統率者デッキ発売時の[[総合ルール]]の更新で記載されず、三ヶ月後の[[ダスクモーン:戦慄の館]]発売時の更新でようやく記載された。
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==ルール==
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*基本的なルールに関しては[[混成マナ・シンボル#ルール]]を参照。
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*これを[[マナ・コスト]]に含むカードは、[[マナ]]の支払い方とは無関係に、そのマナ・シンボルに含まれる各[[色]]を持ち、[[マナ総量]]は組み合わされている2つのうち大きい方の値を見る({{CR|202.3}})。
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**例:(2/緑)(2/青)(2/赤)のマナ・コストを持つ[[ティムールの栗毛獣/Temur Tawnyback]]は、マナの支払い方とは関係なく、常に[[緑青赤]]の[[色]]を持つマナ総量が6の[[オブジェクト]]である。[[究極の価格/Ultimate Price]]で[[破壊]]することはできず、[[思考縛り/Thoughtbind]]で[[打ち消す]]ことはできず、[[ウギンの目/Eye of Ugin]]で[[サーチ]]することはできない。
  
 
==参考==
 
==参考==

2025年4月18日 (金) 17:21時点における最新版

単色混成マナ・シンボル/Monocolored Hybrid Mana Symbolとは、半分の色マナ・シンボルと、半分の数字マナ・シンボルあるいは無色マナ・シンボルが組み合わさってできているマナ・シンボルのこと。混成マナ・シンボルの一種。


Beseech the Queen / 女王への懇願 (2/黒)(2/黒)(2/黒)
ソーサリー

((2/黒)は任意の2マナか(黒)で支払うことができる。このカードのマナ総量は6である。)
あなたのライブラリーから、マナ総量があなたがコントロールする土地の数以下であるカード1枚を探し、それを公開し、あなたの手札に加え、その後ライブラリーを切り直す。



Ulalek, Fused Atrocity / 合体した非道、ウラレック (◇/白)(◇/青)(◇/黒)(◇/赤)(◇/緑)
伝説のクリーチャー ─ エルドラージ(Eldrazi)

欠色(このカードは無色である。)
あなたがエルドラージ(Eldrazi)・呪文1つを唱えるたび、(◇)(◇)を支払ってもよい。そうしたなら、あなたがコントロールしているすべての呪文をコピーする。その後、あなたがコントロールしていて起動型や誘発型でありこの能力でないすべての能力をコピーする。それらのコピーの新しい対象を選んでもよい。(マナ能力はコピーできない。)

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目次

[編集] 解説

5色の各マナ・シンボルと(2)を組み合わせた(2/W)(2/U)(2/B)(2/R)(2/G)と、色マナ無色マナを組み合わせた(C/W)(C/U)(C/B)(C/R)(C/G)の10種類が存在している。

シャドウムーアで色マナと不特定マナの組み合わせが初登場した。長い間使用しているのは幽体の行列/Spectral Processionサイクル刈り取りの王/Reaper Kingだけだったが、ゼンディカーの夜明けを除く4の単色混成マナ・シンボルを使用した団結の標、タズリ/Tazri, Beacon of Unityが登場した。モダンホライゾン3統率者デッキで色マナと無色マナの組み合わせを使用した合体した非道、ウラレック/Ulalek, Fused Atrocityが登場した。タルキール:龍嵐録でも再登場し、氏族/Clan3色の組み合わせの多色カードが登場した。

  • 色マナと無色マナの組み合わせの単色混成マナ・シンボル5種類はモダンホライゾン3統率者デッキ発売時の総合ルールの更新で記載されず、三ヶ月後のダスクモーン:戦慄の館発売時の更新でようやく記載された。

[編集] ルール

[編集] 参考

引用:総合ルール 20231117.0

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