幻視の魔除け/Vision Charm
提供:MTG Wiki
3行: | 3行: | ||
[[ビジョンズ]]の[[魔除け]][[サイクル]]の[[青]]版。 | [[ビジョンズ]]の[[魔除け]][[サイクル]]の[[青]]版。 | ||
− | あまり[[ | + | あまり[[戦場]]に影響を与える[[効果]]がなさそうだが、ものは使いよう。 |
− | 3番目の[[モード]]が主に使われる。[[アーティファクト]]を[[フェイズ・アウト]]させることで[[ | + | 3番目の[[モード]]が主に使われる。[[アーティファクト]]を[[フェイズ・アウト]]させることで[[戦場]]から退避させる訳だが、例えば[[ネビニラルの円盤/Nevinyrral's Disk]]の[[能力]]を[[起動]]して、[[解決]]前にフェイズ・アウトさせることで使いまわすことができる。当時の[[青]]の[[パーミッション]][[デッキ]]の主力である[[鋼のゴーレム/Steel Golem]]もアーティファクトなので、これを保護したり、戦場から退避させて一時的にデメリットを消す事もできる。また、[[対戦相手]]のアーティファクトを[[対象]]にして妨害することも可能。実際、[[アジア太平洋選手権98]]で、[[アップキープ]]に[[魔力の櫃/Mana Vault]]をフェイズ・アウトさせて[[パンデモノート]][[コンボ]]の成立を1[[ターン]]だけ遅らせ、それを元に対戦相手を[[投了]]に追い込むと言う[[プレイング]]があった。 |
1番目のモードは、各種[[教示者]]への対策や、[[ライブラリー破壊]]の補助・[[墓地]][[リソース]]の補充として使える。 | 1番目のモードは、各種[[教示者]]への対策や、[[ライブラリー破壊]]の補助・[[墓地]][[リソース]]の補充として使える。 | ||
− | 2番目のモードは、[[沸騰/Boil]]など、一部[[基本土地]] | + | 2番目のモードは、[[沸騰/Boil]]など、一部[[基本土地]]を狙い撃ちにするタイプの[[色対策カード]]に対する対策として使える。また、[[土地]]から出てくる[[色マナ]]を変えてしまう事ができるので、[[単色デッキ]]相手に1ターンだけ[[色マナ]]を封じるとか、自分の土地から出るのマナの[[色]]を変えてびっくり[[カード]]を使うとかも出来る。この能力を利用したシークレット・テクとして、「[[島]]」を「[[沼]]」にすると宣言し、デッキに1枚挿しされた[[生命吸収/Drain Life]]で相手を[[ドレイン|吸い殺す]]ものが実際にあった。 |
*以前は、「すべての土地はその[[カード名]]と同じ名前の[[土地タイプ]]を持つ」というルールがあった。そのため各種[[特殊地形]]も3番目のモードで基本土地タイプに変える事ができた。現在は土地タイプを持つ特殊地形にしか干渉することはできないが、代わりに[[ウルザの]]/Urza'sを持つ土地をまとめて変えることができる。 | *以前は、「すべての土地はその[[カード名]]と同じ名前の[[土地タイプ]]を持つ」というルールがあった。そのため各種[[特殊地形]]も3番目のモードで基本土地タイプに変える事ができた。現在は土地タイプを持つ特殊地形にしか干渉することはできないが、代わりに[[ウルザの]]/Urza'sを持つ土地をまとめて変えることができる。 | ||
− | *現在では[[スタイフルノート]]において[[ファイレクシアン・ドレッドノート/Phyrexian Dreadnought]]の[[ | + | *現在では[[スタイフルノート]]において[[ファイレクシアン・ドレッドノート/Phyrexian Dreadnought]]の[[CIP]][[能力]]の踏み倒しに用いられることがある。[[フェイズ・イン]]した[[パーマネント]]のCIP能力は[[誘発]]しないことを利用している。 |
==関連カード== | ==関連カード== |
2009年11月3日 (火) 18:19時点における版
インスタント
以下から1つを選ぶ。
・プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーはカードを4枚切削する。
・土地タイプと基本土地タイプを1つ選ぶ。ターン終了時まで、最初に選ばれたタイプの各土地は、二番目に選ばれたタイプになる。
・アーティファクト1つを対象とする。それはフェイズ・アウトする。(それがフェイズ・アウトしている間、それはそれが存在しないかのように扱う。それはあなたの次のアンタップ・ステップの間であなたがアンタップする前にフェイズ・インする。)
あまり戦場に影響を与える効果がなさそうだが、ものは使いよう。
3番目のモードが主に使われる。アーティファクトをフェイズ・アウトさせることで戦場から退避させる訳だが、例えばネビニラルの円盤/Nevinyrral's Diskの能力を起動して、解決前にフェイズ・アウトさせることで使いまわすことができる。当時の青のパーミッションデッキの主力である鋼のゴーレム/Steel Golemもアーティファクトなので、これを保護したり、戦場から退避させて一時的にデメリットを消す事もできる。また、対戦相手のアーティファクトを対象にして妨害することも可能。実際、アジア太平洋選手権98で、アップキープに魔力の櫃/Mana Vaultをフェイズ・アウトさせてパンデモノートコンボの成立を1ターンだけ遅らせ、それを元に対戦相手を投了に追い込むと言うプレイングがあった。
1番目のモードは、各種教示者への対策や、ライブラリー破壊の補助・墓地リソースの補充として使える。
2番目のモードは、沸騰/Boilなど、一部基本土地を狙い撃ちにするタイプの色対策カードに対する対策として使える。また、土地から出てくる色マナを変えてしまう事ができるので、単色デッキ相手に1ターンだけ色マナを封じるとか、自分の土地から出るのマナの色を変えてびっくりカードを使うとかも出来る。この能力を利用したシークレット・テクとして、「島」を「沼」にすると宣言し、デッキに1枚挿しされた生命吸収/Drain Lifeで相手を吸い殺すものが実際にあった。
- 以前は、「すべての土地はそのカード名と同じ名前の土地タイプを持つ」というルールがあった。そのため各種特殊地形も3番目のモードで基本土地タイプに変える事ができた。現在は土地タイプを持つ特殊地形にしか干渉することはできないが、代わりにウルザの/Urza'sを持つ土地をまとめて変えることができる。
- 現在ではスタイフルノートにおいてファイレクシアン・ドレッドノート/Phyrexian DreadnoughtのCIP能力の踏み倒しに用いられることがある。フェイズ・インしたパーマネントのCIP能力は誘発しないことを利用している。
関連カード
サイクル
- 希望の魔除け/Hope Charm
- 幻視の魔除け/Vision Charm
- 葬送の魔除け/Funeral Charm
- かまどの魔除け/Hearth Charm
- エメラルドの魔除け/Emerald Charm