シヴ山のドラゴン/Shivan Dragon

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{{#card:Shivan Dragon}}
 
{{#card:Shivan Dragon}}
  
[[赤]]を代表する[[クリーチャー]]であり、[[基本セット]]の代表的な[[ドラゴン]]。しかし、[[第6版]]でのみ[[再録]]されず、惜しくも[[皆勤賞]]は逃している。
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[[赤]]を代表する[[大型クリーチャー]]にして、黎明期の[[リミテッド・エディション]]時代から[[マジック:ザ・ギャザリング]]の[[ドラゴン]]を代表する存在。
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==解説==
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圧倒的な[[サイズ|巨体]]を持ち、[[飛行|空を飛び]][[火吹き能力|炎を吐く]]。いかにもドラゴンらしいイメージで作られたカード。潤沢な[[赤マナ]]があれば、一気に勝負を決めてしまう力を秘めている。
  
ドラゴンの代名詞として、「炎を吐く」というイメージの[[パワー]][[パンプアップ]][[能力]]を備えている(参考:[[炎のブレス/Firebreathing]])さらに[[飛行]]も持っているため、一気に勝負を決めてしまう力を秘めている。
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[[第5版]]までの[[スタンダード]]では[[ヴァイスエイジ]][[ゴジラ]]などのデッキに投入され、[[フィニッシャー]]を務めた。また、[[シヴァドラゲドン]]のような豪快な[[ファンデッキ]]も生み出された。[[第7版]]以降のスタンダード[[環境]]では相対的にやや[[カードパワー]]不足であるため、あまり使われなくなって久しいが、[[プロツアーハリウッド08]]などでは[[サイドボード]]に投入された実績も。[[ファウンデーションズ]]で久々に[[ドラフト]]用[[ブースター・パック]]から出るようになったが、前述したカードパワーの問題からか、遂に[[レアリティ]]が[[アンコモン]]に格下げされてしまった。
 
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[[構築]]ではややパワー不足とされ、あまり使われる事は無いが、[[プロツアーハリウッド08]]などでは[[サイドボード]]に投入された。
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*このカードの読みは「しヴ'''やま'''のどらごん」ではなく「しヴ'''さん'''のどらごん」である。
 
*このカードの読みは「しヴ'''やま'''のどらごん」ではなく「しヴ'''さん'''のどらごん」である。
*他のカードでは「[[シヴ/Shiv|シヴ]]」なのにこのカードでは「シヴ山」となっている。別に誤訳というわけではなく、日本語版登場初期に訳されたものなので[[テンプレート]]が確立していなかったのだろう。他にこのような例として、[[鉄の根の樹人族/Ironroot Treefolk]]や[[真珠三叉矛の人魚/Merfolk of the Pearl Trident]]などがある。
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*ドラゴンが勢ぞろいの[[第10版を選ぼう]]第7週に登場しなかったが、基本のドラゴンということで[[再録]]された。
**だが、後に[[シヴ山のウンパス/Shivan Wumpus]]や[[シヴ山の隕石/Shivan Meteor]]が登場した。訳の分け方の法則はよくわからない。
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*[[第5版]]までの{{Gatherer|id=4088|イラスト}}は[[Wikipedia:ja:鏡の国のアリス|鏡の国のアリス]]に登場する恐ろしき者[[Wikipedia:ja:ジャバウォックの詩|ジャバウォック]]がモチーフになっているそう。
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*[http://magic.flaminio.com/rarities-fantasy-inquest-as.html InQuestのジョークカード]で[[Shivan Drake]](ページ中段右側)なるものが存在する。
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*ドラゴンが勢ぞろいの[[第10版を選ぼう]]第7週に登場しなかったが、基本のドラゴンということで再録された。
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*[[デュエル・マスターズ]]を連載している[[月刊コロコロコミック]]に[[プロモーション・カード]]として付いてきたことがある。[[月刊GOTTA付録カード]]と同様、裏面が他の[[カード]]と違うために[[認定大会]]では使用不可能。
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*[[Richard Garfield]]氏はバングラデシュやネパールにも住んでいたこともあって近辺の文化に精通しており、独自の単語([[ウルザ/Urza]]や[[ミシュラ/Mishra]])についてはヒンディー語のニュアンスを意識していた。Shivanはヒンズー教の破壊神シヴァを意識したものである。特に日本語版が登場する以前、その破壊力を踏まえて上記シヴァを連想するプレイヤーが少なからずいた(そのため、シヴ山という訳語にがっかりした者もまた少なくない)。
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*[[アラーラの断片]]では同[[マナ・コスト]]同[[サイズ]]でシヴ山のドラゴンとは異なる火の噴き方をする[[炎破のドラゴン/Flameblast Dragon]]が登場した。
 
*[[アラーラの断片]]では同[[マナ・コスト]]同[[サイズ]]でシヴ山のドラゴンとは異なる火の噴き方をする[[炎破のドラゴン/Flameblast Dragon]]が登場した。
*[[統率者 (カードセット)|統率者]]の[[マナ蓄積のドラゴン/Mana-Charged Dragon]]は、同マナ・コスト同サイズの上に、[[トランプル]]がついている上に火吹き能力が[[不特定マナ・コスト]]となっており、ほぼこのカードの[[上位互換]]。
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*[[統率者 (カードセット)|統率者]]の[[マナ蓄積のドラゴン/Mana-Charged Dragon]]は、同マナ・コスト同サイズ、さらに[[トランプル]]がついている上に火吹き能力の[[起動コスト]]が[[不特定マナ]]となっており、ほぼこのカードの[[上位互換]]。
*スクウェア・エニックスのアーケードゲーム、『[http://www.square-enix.co.jp/lov2/ ロードオブヴァーミリオン2]』のコラボレーションの一環として、このカードが[http://www.lordofv.com/collaboration/ 使い魔カードとしてゲスト参戦]した。特殊技名は[[ドラゴンの息/Dragon Breath|ドラゴンの息(ドラゴン・ブレス)]]。
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==逸話==
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最初期から存在するため、マジックの看板種族であるドラゴンの中でも代表格として扱われ、海外では人気が高いカードである。[[基本セット]]やその他商品での再録回数だけでなく、メディアミックスでの登場も非常に多い。
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===[[カード名]]===
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*[[Richard Garfield]]氏はバングラデシュやネパールにも住んでいたこともあって近辺の文化に精通しており、独自の単語([[ウルザ/Urza]]や[[ミシュラ/Mishra]]など)についてはヒンディー語のニュアンスを意識していた。Shivanはヒンズー教の破壊神[[Wikipedia:ja:シヴァ|シヴァ]]を意識したものである。特に日本語版が登場する以前、その破壊力を踏まえて上記シヴァを連想するプレイヤーが少なからずいた(そのため、「シヴ山」という訳語にがっかりした者もまた少なくない)。
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*他のカードでは「Shivan」を「シヴの」と訳しているが、このカードでは「シヴ山の」となっている。
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**[[シヴ/Shiv]]は大陸の名前であって、山の名前ではないので、厳密に言えば誤訳となる。ただし、このカードが初めて日本語訳された時点ではまだ背景ストーリーにおけるシヴの設定が詳細に固まっていなかったため、後に齟齬が出ても仕方がない部分がある。それに、シヴにある山のことをシヴ山と呼ぶという可能性もまだ残っている。
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**シヴの詳細が明らかになり、[[テンプレート|定訳]]も「シヴの」に定着した後も、[[次元の混乱]]および[[未来予知]]に登場したカードでは「シヴ山の」と訳されている。
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===収録状況===
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*リミテッド・エディションから[[基本セット2010]]までは[[第6版]]以外で収録されるという、ほぼ[[皆勤賞]]な状況だった。しばらく不在期間があったが、[[基本セット2014]]では[[セラの天使/Serra Angel]]、[[センギアの吸血鬼/Sengir Vampire]]らの往年の名カードと名を連ねて久々の復帰を果たす。基本セット廃止後も[[ウェルカム・デッキ]]限定カードとして[[スタンダード]]には在籍し続けていた。[[基本セット2019]]と[[基本セット2020]]では、[[プレインズウォーカーデッキ]]などに限定収録される番外カードとして収録されている。
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**登場回数こそ多いが、[[イラスト]]や[[フレイバー・テキスト]]の変更が少ない。イラストは{{Gatherer|id=222|リミテッド・エディション~第5版}}、{{Gatherer|id=25688|第7版以降}}、{{Gatherer|id=178025|From the Vault:Dragons}}、{{Gatherer|id=600314|ドミナリア・リマスター}}の4種類、フレイバー・テキストも後述の3種類しか存在しない([[#ストーリー]])。「看板カード」として、むやみにイメージを変更しないようにしているのであろう。
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*[[From the Vault:Dragons]]に{{Gatherer|id=178025|新規イラスト}}で収録された。
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*また他にも、[[デュエル・マスターズ]]を連載している[[月刊コロコロコミック]]に[[プロモーション・カード]]として付録になったことがある(2001年9月号)。[[付録カード#コミックGOTTA|月刊GOTTA付録カード]]と同様、[[裏面]]が他の[[カード]]と違うために[[認定大会]]では使用不可能。
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*[[Duelist]]誌21号の付録として[[第5版]]英語版の大判カードが収録された。
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*[[2023年]]1月17日-19日に開催された[[プロツアー・ファイレクシア|MagicCon: Philadelphia]]の来場者のうち、無作為に選ばれた人物にシリアル番号入り・[[Secret Lair Drop Series]]仕様のものが配布されていた。全部で295枚存在する<ref>[https://www.reddit.com/r/magicTCG/comments/114se25/sld_shivan_dragon/ SLD Shivan Dragon](Reddit - r/magicTCG [[2023年]]1月18日)</ref>。
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===他媒体作品への出演===
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*[[デュエルファイター刃]]の第1話に登場。主人公の切り札として登場するも、[[狂乱病/Delirium]]で逆に利用されて逆転[[敗北]]を喫する。召喚時の詠唱文は「神の峰より疾く来たれ!天駆ける竜の王『シヴ山のドラゴン(シヴァンドラゴン)』!!」
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*漫画『[[デュエル・マスターズ]]』では、主人公の切り札として[[第7版]]版のこのカードが登場する。設定では父から譲り受けたカードとなっているのだが、作中で父が勝舞にカードを郵送した場面は[[第5版]]時代の初期であるため、やや不整合が生じている。尚、この際譲られた3枚のカードのうち、残る2枚は[[地震/Earthquake]]であった。
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**[[ウィザーズ・オブ・ザ・コースト]]本社のロビーにはシヴ山のドラゴンの像が飾られており、「Mitzi」という名前をつけられ親しまれているが<ref>[https://x.com/maro254/status/702632858108563456 @maro254](X/Twitter [[2016年]]2月25日 [[Mark Rosewater]])</ref>、こちらがのちにデュエル・マスターズにて[https://dmwiki.net/%E3%80%8A%E9%96%8B%E7%99%BA%E9%83%A8%E3%81%AE%E5%AE%88%E8%AD%B7%E8%80%85%20%E3%83%9F%E3%83%83%E3%83%81%E3%83%BC%E3%80%8B 開発部の守護者 ミッチー]としてカード化されている。[[銀枠]]でも触れられたことがないにもかかわらず他媒体で(本家のシヴ山のドラゴンを差し置いて)カードになるというのもなかなか珍しい。
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*[[スターライト・マナバーン]]にも登場。学生服を着た人間体の男子生徒だが、頭部部分のみ第7版以降のイラストのシヴ山のドラゴン、というエキセントリックな風貌をしている。[[シャーク|シャーク・トレード]]を行う不良生徒にして、主人公たちが戦いあう原因を生んだ事件の張本人。名前は「''渋山''」。
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*アーケードゲーム、『[[ロードオブヴァーミリオン|ロードオブヴァーミリオンII]]』のコラボレーションの一環として、このカードが[http://www.lordofv.com/lovre2/collaboration/mtg.html 使い魔カードとしてゲスト参戦した]。特殊技名は[[ドラゴンの息/Dragon Breath|ドラゴンの息(ドラゴン・ブレス)]]。
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*スマートフォンアプリゲーム「[[パズル&ドラゴンズ]]」の[[コラボレーション]]の一環として、このカードがモンスターとしてゲスト参戦した<ref>[https://mtg-jp.com/reading/kochima/0030719/ カーンにチャンドラ、ニコルも登場!? パズル&ドラゴンズ×マジックコラボ、6月25日(月)より始動!](こちらマジック広報室!! [[2018年]]6月25日)</ref>。特殊技名は[[シヴの火/Shivan Fire|シヴの火]]とシヴの山々の主。
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*[[InQuest]]のジョークカード「[[Altered States]]」で[[Shivan Drake]]なるものが存在する。
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*同じく[[InQuest]] Gamerのジョークカードシリーズに「[http://www.magiclibrarities.net/643-rarities-inquest-fantasy-cards-english-cards-hokus-pokús.html Hokus Pokus]」、「[http://www.magiclibrarities.net/646-rarities-inquest-fantasy-cards-english-cards-manga-magic.html Manga Magic]」、「[http://www.magiclibrarities.net/647-rarities-inquest-fantasy-cards-english-cards-veteran-brawlers.html Veteran Brawlers]」の3種類が存在する。この内「[http://www.magiclibrarities.net/647-rarities-inquest-fantasy-cards-english-cards-veteran-brawlers.html Veteran Brawlers]」に収録のイラストはオリジナルアーティストのMelissa Benson氏の描き下ろし新イラストである。
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*[http://mtgwiki.com/wiki/Poker_deck#Wizards_of_the_Coast_Poker_Deck_Box Wizards of the Coast Poker deck Box]の[https://www.magiclibrarities.net/631-rarities-wizards-of-the-coast-poker-decks-cards-english-cards-red.html#card013 スペードのキングのカードイラスト]として採用されている。
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==関連カード==
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*[[シヴの抱擁/Shiv's Embrace]] - これをモデルにした[[私をクリーチャーにしてカード]]。([[ウルザズ・サーガ]])
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*[[片目のガース/Garth One-Eye]] - この[[呪文]]の[[コピー]]を[[唱える]]ことができる。([[モダンホライゾン2]])
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*[[シヴの放浪者、サルカン/Sarkhan, Wanderer to Shiv]] - これを[[手札]]に[[創出]]する[[忠誠度能力]]を持つ。([[Jumpstart: Historic Horizons]])
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===サイクル===
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{{サイクル/基本セット2019のプレインズウォーカーデッキ収録のレアのクリーチャー}}
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==ストーリー==
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'''シヴ山のドラゴン/Shivan Dragon'''は、その名が示す通り[[シヴ/Shiv]]の山々に息づく[[ドラゴン]]たち、およびシヴ大陸で生まれ育ったドラゴンたちのことである。シヴ大陸は、[[ドミナリア/Dominaria]]の他の様々な大陸に比べると小さな部類に入る火山島ではあるが、ドミナリアいち[[赤マナ]]の活動が活発な地域である({{Gatherer|id=198086|イラスト}})。このシヴ大陸には[[人間/Human]]の[[ギトゥ/Ghitu]]族を始め、[[ゴブリン/Goblin]]や[[ヴィーアシーノ]]や[[フェニックス]]などの、豊富な赤マナの恩恵を受けた粗暴で荒々しい[[クリーチャー]]たちが生息している。そういった暴力的なクリーチャーたちですら及ばぬ力強さを持つ存在にして、シヴ大陸の食物連鎖の頂点に立つのが{{Gatherer|id=8336|シヴの山々}}の主、赤マナの祝福を最もその身に受けて生まれた[[種族]]、それが'''シヴ山のドラゴン/Shivan Dragon'''たちだ。
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{{フレイバーテキスト|なるほど、ドラゴンというのは概して残酷な生き物だが、中でもシヴ山のドラゴンは、他人の苦しみに格別の喜びを見いだすものらしい。猫が鼠で遊ぶように、とどめを刺す前に獲物をもてあそぶことが珍しくないのだ。||[[リミテッド・エディション]]~[[第5版]]}}
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{{フレイバーテキスト|まぎれもなくシヴの山々の主である。||[[第7版]]~[[基本セット2019]]}}
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{{フレイバーテキスト|「この子は私たちと遊んでるだけよ、マースデン。」|光輝のダフィンの最後の言葉|[[基本セット2020]]}}
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第5版までのフレイバー・テキストには、シヴ山のドラゴンたちがまるで残虐非道な存在のように描かれている。しかし、シヴ山のドラゴンたち全てがそうだというワケでは決してない。知的な者もちゃんとおり、人語を解する者や、法や規則を理解できる識者もいる。また、仲間のため、そして自らの使命とドミナリアの未来のために、その身を殉じた気高き魂、ドラゴンとしての立派な誇りを持つものたちもいる。[[アカデミー/Academy]]時代の[[ウルザ/Urza]]に協力した雌のシヴ山のドラゴン、[[ゲーリデアリガズ/Gherridarigaaz]]。彼女の息子の[[点火するものデアリガズ/Darigaaz, the Igniter|ラミデアリガズ/Rhammidarigaaz(点火するものデアリガズ/Darigaaz, the Igniter)]]。そして[[伝説のピット・ファイター/Pit Fighter Legends]]の[[刃の翼ロリックス/Rorix Bladewing]]などがそうだ。
  
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==脚注==
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<references/>
 
==参考==
 
==参考==
 
*[[シヴ/Shiv]]([[背景世界/ストーリー用語]])
 
*[[シヴ/Shiv]]([[背景世界/ストーリー用語]])
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*[[カード個別評価:ファウンデーションズ]] - [[アンコモン]]
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*[[カード個別評価:基本セット2020]] - [[レア]](番外カード)
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*[[カード個別評価:基本セット2019]] - [[レア]]([[プレインズウォーカーデッキ]])
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*[[カード個別評価:マジック・オリジン]] - [[レア]]([[マジック・オリジン#番外カード|番外カード]])
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*[[カード個別評価:基本セット2015]] - [[レア]]([[基本セット2015#番外カード|番外カード]])
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*[[カード個別評価:基本セット2014]] - [[レア]]
 
*[[カード個別評価:基本セット2010]] - [[レア]]
 
*[[カード個別評価:基本セット2010]] - [[レア]]
 
*[[カード個別評価:第10版]] - [[レア]]
 
*[[カード個別評価:第10版]] - [[レア]]
28行: 73行:
 
*[[カード個別評価:第5版]] - [[レア]]
 
*[[カード個別評価:第5版]] - [[レア]]
 
*[[カード個別評価:第4版]] - [[レア]]
 
*[[カード個別評価:第4版]] - [[レア]]
*[[カード個別評価:リバイズド]] - [[レア]]
+
*[[カード個別評価:リバイズド・エディション]] - [[レア]]
*[[カード個別評価:アンリミテッド]] - [[レア]]
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*[[カード個別評価:アンリミテッド・エディション]] - [[レア]]
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*[[アモンケット#ウェルカム・デッキ限定カード|ウェルカム・デッキ2017]] - [[レア]]
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*[[イニストラードを覆う影#ウェルカム・デッキ限定カード|ウェルカム・デッキ2016]] - [[レア]]
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*[[カード個別評価:ドミナリア・リマスター]] - [[レア]]
 
*[[カード個別評価:Masters Edition 4]] - [[レア]]
 
*[[カード個別評価:Masters Edition 4]] - [[レア]]
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*[[Secret Lair Drop Series/2024年#Featuring: Julie Bell|Secret Lair Drop Series: Featuring: Julie Bell]]
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*[[From the Vault:Dragons]]
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*[[Secret Lair 30th Anniversary Countdown Kit]]

2024年11月7日 (木) 23:02時点における最新版


Shivan Dragon / シヴ山のドラゴン (4)(赤)(赤)
クリーチャー — ドラゴン(Dragon)

飛行(このクリーチャーは飛行や到達を持たないクリーチャーによってはブロックされない。)
(赤):ターン終了時まで、シヴ山のドラゴンは+1/+0の修整を受ける。

5/5

を代表する大型クリーチャーにして、黎明期のリミテッド・エディション時代からマジック:ザ・ギャザリングドラゴンを代表する存在。

目次

[編集] 解説

圧倒的な巨体を持ち、空を飛び炎を吐く。いかにもドラゴンらしいイメージで作られたカード。潤沢な赤マナがあれば、一気に勝負を決めてしまう力を秘めている。

第5版までのスタンダードではヴァイスエイジゴジラなどのデッキに投入され、フィニッシャーを務めた。また、シヴァドラゲドンのような豪快なファンデッキも生み出された。第7版以降のスタンダード環境では相対的にややカードパワー不足であるため、あまり使われなくなって久しいが、プロツアーハリウッド08などではサイドボードに投入された実績も。ファウンデーションズで久々にドラフトブースター・パックから出るようになったが、前述したカードパワーの問題からか、遂にレアリティアンコモンに格下げされてしまった。

[編集] 逸話

最初期から存在するため、マジックの看板種族であるドラゴンの中でも代表格として扱われ、海外では人気が高いカードである。基本セットやその他商品での再録回数だけでなく、メディアミックスでの登場も非常に多い。

[編集] カード名

  • Richard Garfield氏はバングラデシュやネパールにも住んでいたこともあって近辺の文化に精通しており、独自の単語(ウルザ/Urzaミシュラ/Mishraなど)についてはヒンディー語のニュアンスを意識していた。Shivanはヒンズー教の破壊神シヴァを意識したものである。特に日本語版が登場する以前、その破壊力を踏まえて上記シヴァを連想するプレイヤーが少なからずいた(そのため、「シヴ山」という訳語にがっかりした者もまた少なくない)。
  • 他のカードでは「Shivan」を「シヴの」と訳しているが、このカードでは「シヴ山の」となっている。
    • シヴ/Shivは大陸の名前であって、山の名前ではないので、厳密に言えば誤訳となる。ただし、このカードが初めて日本語訳された時点ではまだ背景ストーリーにおけるシヴの設定が詳細に固まっていなかったため、後に齟齬が出ても仕方がない部分がある。それに、シヴにある山のことをシヴ山と呼ぶという可能性もまだ残っている。
    • シヴの詳細が明らかになり、定訳も「シヴの」に定着した後も、次元の混乱および未来予知に登場したカードでは「シヴ山の」と訳されている。

[編集] 収録状況

[編集] 他媒体作品への出演

[編集] 関連カード

[編集] サイクル

基本セット2019の、プレインズウォーカーデッキウェルカム・デッキにのみ収録されているレアクリーチャーサイクルシヴ山のドラゴン/Shivan Dragonのみ再録基本セット2020でも同様の仕様で収録されている。

[編集] ストーリー

シヴ山のドラゴン/Shivan Dragonは、その名が示す通りシヴ/Shivの山々に息づくドラゴンたち、およびシヴ大陸で生まれ育ったドラゴンたちのことである。シヴ大陸は、ドミナリア/Dominariaの他の様々な大陸に比べると小さな部類に入る火山島ではあるが、ドミナリアいち赤マナの活動が活発な地域である(イラスト)。このシヴ大陸には人間/Humanギトゥ/Ghitu族を始め、ゴブリン/Goblinヴィーアシーノフェニックスなどの、豊富な赤マナの恩恵を受けた粗暴で荒々しいクリーチャーたちが生息している。そういった暴力的なクリーチャーたちですら及ばぬ力強さを持つ存在にして、シヴ大陸の食物連鎖の頂点に立つのがシヴの山々の主、赤マナの祝福を最もその身に受けて生まれた種族、それがシヴ山のドラゴン/Shivan Dragonたちだ。

なるほど、ドラゴンというのは概して残酷な生き物だが、中でもシヴ山のドラゴンは、他人の苦しみに格別の喜びを見いだすものらしい。猫が鼠で遊ぶように、とどめを刺す前に獲物をもてあそぶことが珍しくないのだ。
まぎれもなくシヴの山々の主である。
「この子は私たちと遊んでるだけよ、マースデン。」
光輝のダフィンの最後の言葉

(出典:基本セット2020

第5版までのフレイバー・テキストには、シヴ山のドラゴンたちがまるで残虐非道な存在のように描かれている。しかし、シヴ山のドラゴンたち全てがそうだというワケでは決してない。知的な者もちゃんとおり、人語を解する者や、法や規則を理解できる識者もいる。また、仲間のため、そして自らの使命とドミナリアの未来のために、その身を殉じた気高き魂、ドラゴンとしての立派な誇りを持つものたちもいる。アカデミー/Academy時代のウルザ/Urzaに協力した雌のシヴ山のドラゴン、ゲーリデアリガズ/Gherridarigaaz。彼女の息子のラミデアリガズ/Rhammidarigaaz(点火するものデアリガズ/Darigaaz, the Igniter)。そして伝説のピット・ファイター/Pit Fighter Legends刃の翼ロリックス/Rorix Bladewingなどがそうだ。

[編集] 脚注

  1. SLD Shivan Dragon(Reddit - r/magicTCG 2023年1月18日)
  2. @maro254(X/Twitter 2016年2月25日 Mark Rosewater)
  3. カーンにチャンドラ、ニコルも登場!? パズル&ドラゴンズ×マジックコラボ、6月25日(月)より始動!(こちらマジック広報室!! 2018年6月25日)

[編集] 参考

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