D5C
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− | [[Mike Donais]]によって作られた"ドネの5色"デッキ。[[ミラージュ・ブロック]]~[[テンペスト・ブロック]]全盛期の頃存在した多数の[[ | + | [[Mike Donais]]によって作られた"ドネの5色"デッキ。[[ミラージュ・ブロック]]~[[テンペスト・ブロック]]全盛期の頃存在した多数の[[基本でない土地]]に支えられて登場した。 |
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[[エクステンデッド]]でも[[#ミラージュ・ブロック+テンペスト・ブロック期|スタンダード期]]と本質的に変わらず。[[フィニッシャー]]として[[変異種/Morphling]]が採用されていた。 | [[エクステンデッド]]でも[[#ミラージュ・ブロック+テンペスト・ブロック期|スタンダード期]]と本質的に変わらず。[[フィニッシャー]]として[[変異種/Morphling]]が採用されていた。 | ||
− | 優秀な[[除去]]である[[剣を鍬に/Swords to Plowshares]]、強力な[[打ち消す|打ち消し]]である[[Force of Will]]に支えられ、また[[デュアルランド]]によるマナ供給が可能であったため、非常に安定性の高いデッキと言え、人気を博した。 | + | 優秀な[[除去]]である[[剣を鍬に/Swords to Plowshares]]、強力な[[打ち消す|打ち消し]]である[[意志の力/Force of Will]]に支えられ、また[[デュアルランド]]によるマナ供給が可能であったため、非常に安定性の高いデッキと言え、人気を博した。 |
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[[フィニッシャー]]には[[正義の命令/Decree of Justice]]や[[賛美されし天使/Exalted Angel]]が採用される。また、アドバンテージを追求し、[[永遠の証人/Eternal Witness]]を採用したものも存在。 | [[フィニッシャー]]には[[正義の命令/Decree of Justice]]や[[賛美されし天使/Exalted Angel]]が採用される。また、アドバンテージを追求し、[[永遠の証人/Eternal Witness]]を採用したものも存在。 | ||
− | [[コントロール (ゲーム用語)|コントロール]]カードとしては、[[剣を鍬に/Swords to Plowshares]]の他に、[[5色デッキ|5色]]である点が生かされる[[仕組まれた爆薬/Engineered Explosives]]を使用。また[[軽い|軽量]][[アーティファクト]]の台頭する[[ヴィンテージ]]に限り、[[Mana Drain]]からの[[マナ・バーン]]の回避にもなった[[破滅的な行為/Pernicious Deed]]が取って代わることもあった。 | + | [[コントロール (ゲーム用語)|コントロール]]カードとしては、[[剣を鍬に/Swords to Plowshares]]の他に、[[5色デッキ|5色]]である点が生かされる[[仕組まれた爆薬/Engineered Explosives]]を使用。また[[軽い|軽量]][[アーティファクト]]の台頭する[[ヴィンテージ]]に限り、[[マナ吸収/Mana Drain]]からの[[マナ・バーン]]の回避にもなった[[破滅的な行為/Pernicious Deed]]が取って代わることもあった。 |
==参考== | ==参考== | ||
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*[[5色デッキ]] | *[[5色デッキ]] | ||
*[[デッキ集]] | *[[デッキ集]] | ||
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+ | [[Category:5色デッキ]] | ||
+ | [[Category:コントロールデッキ]] | ||
+ | [[Category:5色コントロールデッキ]] | ||
+ | [[Category:ミラージュ・ブロックを含むスタンダードデッキ]] | ||
+ | [[Category:テンペスト・ブロックを含むスタンダードデッキ]] | ||
+ | [[Category:アイスエイジ期のエクステンデッドデッキ]] | ||
+ | [[Category:レガシーデッキ]] | ||
+ | [[Category:ヴィンテージデッキ]] |
2020年4月8日 (水) 11:12時点における最新版
D5C(Donais 5 Colors)は、青を中心とした5色で構成されるパーミッション系コントロールデッキ。別名5色青(5CU)。
目次 |
[編集] 概要
ソーサリー
プレイヤー1人と、そのプレイヤーの墓地にあるカード最大3枚を対象とする。そのプレイヤーは、それらのカードを自分のライブラリーに加えて切り直す。
カードを1枚引く。
ガイアの祝福があなたのライブラリーからあなたの墓地に置かれたとき、あなたの墓地をあなたのライブラリーに加えて切り直す。
ガイアの祝福/Gaea's Blessingによってカードを使い回し、対戦相手のライブラリーアウトを待つか、使いまわした火力か、あるいはわずかなフィニッシャーによってライフを0にするパーミッション。
カード・アドバンテージを非常に重要視したデッキで、どのフォーマットでも土地以外のパーマネントはほとんど入っていないのが共通した特徴である(花の壁/Wall of Blossomsはキャントリップがあるため除去されても問題ない)。
[編集] ミラージュ・ブロック+テンペスト・ブロック期
Mike Donaisによって作られた"ドネの5色"デッキ。ミラージュ・ブロック~テンペスト・ブロック全盛期の頃存在した多数の基本でない土地に支えられて登場した。
[編集] サンプルレシピ
メインデッキ (60) | サイドボード | ||
---|---|---|---|
クリーチャー (4) | 1 | 赤の防御円/Circle of Protection: Red | |
4 | 花の壁/Wall of Blossoms | 1 | 解呪/Disenchant |
呪文 (33) | 2 | エメラルドの魔除け/Emerald Charm | |
4 | 対抗呪文/Counterspell | 3 | エレファント・グラス/Elephant Grass |
3 | 雲散霧消/Dissipate | 3 | 水流破/Hydroblast |
4 | 衝動/Impulse | 2 | ロボトミー/Lobotomy |
2 | 直観/Intuition | 3 | 紅蓮破/Pyroblast |
2 | マナ漏出/Mana Leak | ||
3 | ミューズの囁き/Whispers of the Muse | ||
2 | ガイアの祝福/Gaea's Blessing | ||
1 | 地震/Earthquake | ||
1 | 火の玉/Fireball | ||
2 | 火葬/Incinerate | ||
3 | 解呪/Disenchant | ||
3 | ジェラードの知恵/Gerrard's Wisdom | ||
3 | 神の怒り/Wrath of God | ||
土地 (23) | |||
2 | アダーカー荒原/Adarkar Wastes | ||
4 | 真鍮の都/City of Brass | ||
1 | 宝石鉱山/Gemstone Mine | ||
4 | 島/Island | ||
2 | カープルーザンの森/Karplusan Forest | ||
4 | 流砂/Quicksand | ||
4 | 反射池/Reflecting Pool | ||
1 | サラカスの低地/Thalakos Lowlands | ||
1 | 知られざる楽園/Undiscovered Paradise |
- 直観/Intuitionとガイアの祝福/Gaea's Blessingのギミックが搭載されている。直観でのサーチを前提にしてか、解呪/Disenchant、ジェラードの知恵/Gerrard's Wisdom、神の怒り/Wrath of Godなどは3枚投入となっている。
[編集] エクステンデッド
エクステンデッドでもスタンダード期と本質的に変わらず。フィニッシャーとして変異種/Morphlingが採用されていた。
優秀な除去である剣を鍬に/Swords to Plowshares、強力な打ち消しである意志の力/Force of Willに支えられ、またデュアルランドによるマナ供給が可能であったため、非常に安定性の高いデッキと言え、人気を博した。
[編集] サンプルレシピ
- 備考
- マスターズニューヨーク00 準優勝 (参考)
- 使用者:Jason Zilla
- フォーマット
メインデッキ (60) | サイドボード | ||
---|---|---|---|
クリーチャー (7) | 2 | ファイレクシアの炉/Phyrexian Furnace | |
4 | 花の壁/Wall of Blossoms | 1 | 神の怒り/Wrath of God |
3 | 変異種/Morphling | 1 | 浄化の印章/Seal of Cleansing |
呪文 (28) | 3 | 無効/Annul | |
4 | 意志の力/Force of Will | 4 | 水流破/Hydroblast |
2 | 禁止/Forbid | 4 | 紅蓮破/Pyroblast |
4 | マナ漏出/Mana Leak | ||
4 | 対抗呪文/Counterspell | ||
4 | 衝動/Impulse | ||
2 | ガイアの祝福/Gaea's Blessing | ||
3 | 剣を鍬に/Swords to Plowshares | ||
3 | 解呪/Disenchant | ||
2 | 神の怒り/Wrath of God | ||
土地 (25) | |||
4 | 氾濫原/Flood Plain | ||
3 | 樹上の村/Treetop Village | ||
1 | フェアリーの集会場/Faerie Conclave | ||
4 | 不毛の大地/Wasteland | ||
4 | Tundra | ||
4 | Tropical Island | ||
3 | Volcanic Island | ||
2 | Savannah |
[編集] エターナル
エターナルにおけるパーミッションの常として狡猾な願い/Cunning Wishが採用され、高い融通性を持っているのが特徴。レガシーでは数枚の、ヴィンテージでは上記を利用したシルバーバレットからの嘘か真か/Fact or Fictionを使用し、アドバンテージの面でさらに強化された。ガイアの祝福/Gaea's Blessingとの相性が良いのも見逃せない。
フィニッシャーには正義の命令/Decree of Justiceや賛美されし天使/Exalted Angelが採用される。また、アドバンテージを追求し、永遠の証人/Eternal Witnessを採用したものも存在。
コントロールカードとしては、剣を鍬に/Swords to Plowsharesの他に、5色である点が生かされる仕組まれた爆薬/Engineered Explosivesを使用。また軽量アーティファクトの台頭するヴィンテージに限り、マナ吸収/Mana Drainからのマナ・バーンの回避にもなった破滅的な行為/Pernicious Deedが取って代わることもあった。
[編集] 参考
- スタンダードにおけるD5Cの復活?(Sideboard Japan、文:Mike Flores)
- 5色デッキ
- デッキ集