エターナルスライド
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2024年1月7日 (日) 11:18時点における最新版
エターナルスライド (Eternal Slide)は、アストログライドから発展した、緑白のサイクリング・コントロールデッキ。永遠の証人/Eternal Witnessと霊体の地滑り/Astral Slideのシナジーを中核とする。
クリーチャー — 人間(Human) シャーマン(Shaman)
永遠の証人が戦場に出たとき、あなたの墓地にあるカード1枚を対象とする。あなたはそれをあなたの手札に戻してもよい。
2/1エンチャント
プレイヤーがカードを1枚サイクリングするたび、あなたはクリーチャー1体を対象とし、それを追放してもよい。そうした場合、次の終了ステップの開始時にそのカードをそれのオーナーのコントロール下で戦場に戻す。
クリーチャー — ドラゴン(Dragon) スピリット(Spirit)
飛行
(3)(白)(白):あなたの墓地にある永遠のドラゴンをあなたの手札に戻す。この能力は、あなたのアップキープの間にのみ起動できる。
平地(Plains)サイクリング(2)((2),このカードを捨てる:あなたのライブラリーから平地カードを1枚探す。それを公開し、あなたの手札に加える。その後ライブラリーを切り直す。)
永遠の証人のETB能力でサイクリングカードを回収できるため、霊体の地滑りと組み合わせると高速でライブラリーを圧縮できる。さらに墓地から自力で帰れる永遠のドラゴン/Eternal Dragonが組み合わされば、あらゆるカードを再利用することができる。
神の怒り/Wrath of Godでクリーチャーを一掃したあと、すき込み/Plow Underでドローを封じるのが常套手段。しかしこのデッキの強みは、コンボとは関係なく各カードが単独でも強力であることだろう。
白の全体除去に緑のアーティファクト破壊、白のライフ回復までも併せ持つこのデッキは、対ビートダウンデッキ、とりわけ対親和に圧倒的な力を誇る。世界選手権04においてJulien Nuijtenを歴代最年少の世界チャンプに君臨させた(デッキリストはWorld Championship Decks 2004を参照)。惜しむらくはフィフス・ドーン登場からオンスロート・ブロック退場までの短い期間でしかスタンダードでは見られなかったことだろうか。
マストカウンターは霊体の地滑り、永遠の証人。
エクステンデッドでは、ラヴニカ:ギルドの都から壌土からの生命/Life from the Loamを得て、さらに強力になった。→*1
また、フェッチランドとショックランドの組み合わせで色マナ供給を安定できるようになったため、黒をタッチして苦手なコントロール・コンボデッキへの耐性を向上させることができるようになったのも追い風といえる。
[編集] スタンダード
- 備考
- グランプリクアラルンプール04 第4位 (参考)
- 使用者:藤田剛史
- フォーマット
メインデッキ (60) | |
---|---|
クリーチャー (15) | |
4 | 永遠の証人/Eternal Witness |
4 | 永遠のドラゴン/Eternal Dragon |
4 | 真面目な身代わり/Solemn Simulacrum |
3 | 映し身人形/Duplicant |
呪文 (18) | |
4 | 神の怒り/Wrath of God |
4 | 新たな信仰/Renewed Faith |
4 | 霊体の地滑り/Astral Slide |
4 | 金粉の光/Gilded Light |
2 | 酸化/Oxidize |
土地 (27) | |
4 | 隔離されたステップ/Secluded Steppe |
4 | 平穏な茂み/Tranquil Thicket |
2 | 吹きさらしの荒野/Windswept Heath |
9 | 森/Forest |
8 | 平地/Plains |
サイドボード | |
4 | 秘宝の障壁/Relic Barrier |
4 | すき込み/Plow Under |
2 | 酸化/Oxidize |
2 | 隔離するタイタン/Sundering Titan |
1 | 刃の雨/Rain of Blades |
1 | 減衰のマトリックス/Damping Matrix |
1 | 赤の防御円/Circle of Protection: Red |
[編集] エクステンデッド
- 備考
- 世界選手権05 エクステンデッド部門 5-0-1 (参考)
- 使用者:Bernardo da Costa Cabral
- フォーマット
- エクステンデッドタイプのデッキ。
- サイドボードは生ける願い/Living Wishによるシルバーバレット用に多く割かれている。