永遠神オケチラ/God-Eternal Oketra

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[[永遠衆/Eternal]]となった[[オケチラ/Oketra]]。[[クリーチャー]][[呪文]]を[[唱える]]たび、新たな永遠衆を呼び寄せる[[能力]]を持つ。
 
[[永遠衆/Eternal]]となった[[オケチラ/Oketra]]。[[クリーチャー]][[呪文]]を[[唱える]]たび、新たな永遠衆を呼び寄せる[[能力]]を持つ。
  
自身が5マナ6/6相当の優秀な本体性能を持つ上に、後続のクリーチャーに4/4[[警戒]]がタダでついてくるという破格の能力を持つ。
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後続のクリーチャーに4/4[[警戒]]がついてくるのは強力。5[[マナ]]6/6相当と本体性能も悪くない。できるだけ[[戦場]]に居座りたい能力であり、[[神 (灯争大戦)|神サイクル]]共通の復帰能力との相性は良い。また、2枚目のオケチラを引いてしまっても、2枚目を出すことでゾンビを増やしつつ実質警戒として扱える上、1枚目も[[ライブラリー]]に戻るため[[伝説]]だが複数枚投入しやすい。一方、後続がいなければ真価を発揮できない、即効性がない、[[全体除去]]1枚で対処される、[[回避能力]]を持たないなど、[[重い|重め]]の[[マナ・コスト]]の割に自己完結性は低めで弱点も多い。
また、できるだけ[[戦場]]に居座りたい能力と[[神]][[サイクル]]共通の復帰能力の相性もよく、特に[[灯争大戦]]の[[リミテッド]]では無類の強さを誇るトップクラスのボム。
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[[スタンダード]]では[[緑白青ビートダウン]]の主戦力となった。[[マナ・クリーチャー]]から早期に展開され、後半では戦力としては頼りないそれらのマナ・クリーチャーが4/4警戒のゾンビを引き連れてくれるのでコンセプトとして無駄がない。2枚目となるオケチラ自身を引いてしまっても、2枚目がゾンビを引き連れて実質自身が警戒として扱える上、1枚目も[[ライブラリー]]に戻るため[[伝説]]であっても気兼ねなく複数枚投入されている。
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[[スタンダード]]では、環境最初期に[[緑白青ビートダウン#イクサラン・ブロック+ドミナリア+基本セット2019+ラヴニカのギルド+ラヴニカの献身+灯争大戦期|バント・ミッドレンジ]]で採用された。[[マナ・クリーチャー]]から早期に展開され、本来は後半に引きたくないマナ・クリーチャーも4/4警戒のゾンビを引き連れてくれるため、コンセプトに無駄がない。[[メタゲーム]]変遷の早い段階で[[緑白青|バントカラー]]の主流が[[緑白青コントロール#イクサラン・ブロック~基本セット2020期|バント・ランプ]]に移行したため、それ以降は環境ではあまり姿を見なくなった。
  
一方、マナ・クリーチャーしか引けないと盤面が貧弱になってしまう点、後続がいなければ真価を発揮できない点等で噛み合わないことも。加えて、即効性がないこと、[[全体除去]]一枚で対処されること、[[ハンドアドバンテージ]]に繋がらないことなど、欠点も少なくない。
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[[灯争大戦]][[リミテッド]]では無類の強さを誇るトップクラスの[[ボム]]。
  
*出てくるトークンは[[]][[単色]][[ゾンビ]]でありながら警戒が付いているという珍しいもの。[[信義の神オケチラ/Oketra the True]]や[[オケチラの碑/Oketra's Monument]]が生成する1/1警戒の[[戦士]]・トークンが、能力そのままで永遠衆の標準サイズである4/4になったということだろうか。
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*[[サイクル]]共通の[[死亡]]するか戦場から[[追放]]されたときの能力については[[神 (灯争大戦)#死亡/追放誘発能力と対策]]を参照。
 
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*出てくるトークンは[[]][[単色]][[ゾンビ]]でありながら警戒が付いているという珍しいもの。[[信義の神オケチラ/Oketra the True]]や[[オケチラの碑/Oketra's Monument]]が生成する1/1警戒の[[戦士]]・トークンが、能力そのままで永遠衆の[[メカニズム]]である[[永遠]]と同じ4/4になったということだろうか。
==死亡/追放誘発能力と対策==
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*[[2019年]]のSan Diego Comic Conの会場で[[Adam Paquette]]による新規[[イラスト]][[SDCCプロモーション・カード]]が限定販売された<ref>[https://io9.gizmodo.com/magic-the-gatherings-comic-con-exclusive-brings-forth-1835871979 Magic: The Gathering's Comic-Con Exclusive Brings Forth Gods, Dragons, and Dragon Gods](ニュースサイト「GIZMODO」 2019年6月26日)</ref>。
[[灯争大戦]]の神[[サイクル]]は共通して[[死亡]]、あるいは戦場から[[追放]]されるとライブラリーへと戻る能力を持つ。
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*[[能力]][[解決]]時に[[あなた]]のライブラリーが1枚以下だった場合、[[ライブラリーの一番下]]に置く。
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[[破壊不能]]と違い[[除去]]は有効で、[[カード・アドバンテージ]]や[[テンポ・アドバンテージ]]を補償するものでもない。だが[[ETB]]能力を持つものならば[[対戦相手]]が使い回されることを嫌がり間接的な[[除去耐性]]となり、少数の[[フィニッシャー]]に頼る[[デッキ]]で使う場合は確実に引き直せる点は大きい。逆に相対したときの対処手段としては下記のものがあるが、いくつかは穴がある。
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;戦場で無力化する
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:[[光明の縛め/Luminous Bonds]]や[[法ルーンの執行官/Law-Rune Enforcer]]などで無力化する。
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:[[氷結/Deep Freeze]]、[[カズミナの変成/Kasmina's Transmutation]]などで能力を失わせてしまえば、どの神にも有効なうえ除去耐性も無くなる。
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;[[イクサランの束縛/Ixalan's Binding]]で封印する
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:引き直しても手札から唱える事は出来ないため、それを嫌った相手なら追放されたままにしてくれる可能性が高い。
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:手札やライブラリーから直接出してきたり、イクサランの束縛自体を[[破壊]]される危険性はある。
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;[[コントロール (ルール用語)|コントロール]]を奪う
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:除去しつつ戦力を得ることができ一石二鳥。
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:相手に除去されても能力の選択権はこちらにあるので、そのまま墓地に残せばよい。
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;[[墓地]]に置かれた段階で他の領域に移動させる
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:ライブラリーに戻る能力は[[誘発型能力]]なので、[[対応して]]ライブラリーの中や追放[[領域]]に動かす。
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:追放した場合は他の領域に動かすのは難しいので注意。
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;[[ライブラリー破壊]]で墓地に置く
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:除去した後、[[永遠神の投入/Enter the God-Eternals]]や[[正気泥棒/Thief of Sanity]]で墓地に置く。
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:正気泥棒で奪った場合は、唱えずに追放領域に隠しておくのも有効。
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;[[切り直す|シャッフル]]や[[衝動]]に[[対応して]]除去を使う
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:[[アズカンタの探索/Search for Azcanta|水没遺跡、アズカンタ/Azcanta, the Sunken Ruin]]や[[覆いを割く者、ナーセット/Narset, Parter of Veils]]に対応して除去する。
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:[[可能性の揺らぎ/Shimmer of Possibility]]などでは結局手札に加わってしまうので注意。
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;[[打ち消す]]か[[手札破壊]]でそもそも戦場に出させない
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:どの神にも通用するが、[[ビビアンのアーク弓/Vivien's Arkbow]]や[[新生化/Neoform]]で直接戦場に出されるパターンには対応できない。
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:[[野生の律動/Rhythm of the Wild]]や[[時を解す者、テフェリー/Teferi, Time Raveler]]で打ち消しを封じられることがある。
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==関連カード==
 
==関連カード==
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==参考==
 
==参考==
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<references />
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*[[永遠衆/Eternal|永遠神/God-Eternal]]([[背景世界/ストーリー用語]])
 
*[[カード個別評価:灯争大戦]] - [[神話レア]]
 
*[[カード個別評価:灯争大戦]] - [[神話レア]]
 
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2023年12月24日 (日) 00:39時点における最新版


God-Eternal Oketra / 永遠神オケチラ (3)(白)(白)
伝説のクリーチャー — ゾンビ(Zombie) 神(God)

二段攻撃
あなたがクリーチャー呪文を唱えるたび、警戒を持つ黒の4/4のゾンビ(Zombie)・戦士(Warrior)クリーチャー・トークンを1体生成する。
永遠神オケチラが死亡するか戦場から追放領域に置かれたとき、あなたはこれをオーナーのライブラリーの一番上から3枚目に置いてもよい。

3/6

永遠衆/Eternalとなったオケチラ/Oketraクリーチャー呪文唱えるたび、新たな永遠衆を呼び寄せる能力を持つ。

後続のクリーチャーに4/4警戒がついてくるのは強力。5マナ6/6相当と本体性能も悪くない。できるだけ戦場に居座りたい能力であり、神サイクル共通の復帰能力との相性は良い。また、2枚目のオケチラを引いてしまっても、2枚目を出すことでゾンビを増やしつつ実質警戒として扱える上、1枚目もライブラリーに戻るため伝説だが複数枚投入しやすい。一方、後続がいなければ真価を発揮できない、即効性がない、全体除去1枚で対処される、回避能力を持たないなど、重めマナ・コストの割に自己完結性は低めで弱点も多い。

スタンダードでは、環境最初期にバント・ミッドレンジで採用された。マナ・クリーチャーから早期に展開され、本来は後半に引きたくないマナ・クリーチャーも4/4警戒のゾンビを引き連れてくれるため、コンセプトに無駄がない。メタゲーム変遷の早い段階でバントカラーの主流がバント・ランプに移行したため、それ以降は環境ではあまり姿を見なくなった。

灯争大戦リミテッドでは無類の強さを誇るトップクラスのボム

[編集] 関連カード

[編集] サイクル

灯争大戦サイクル。いずれも神話レア伝説のクリーチャーで、戦場から墓地追放領域に置かれたときにライブラリーの一番上から3枚目に戻る誘発型能力を持つ。

猪の祟神、イルハグ以外はゾンビで、ニコル・ボーラス/Nicol Bolasの配下となったアモンケット/Amonkhet神々を表している。

[編集] ストーリー

詳細はオケチラ/Oketraを参照。

[編集] 参考

  1. Magic: The Gathering's Comic-Con Exclusive Brings Forth Gods, Dragons, and Dragon Gods(ニュースサイト「GIZMODO」 2019年6月26日)
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