Topdeck the Halls

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
(新規作成)
 
 
(6人の利用者による、間の9版が非表示)
3行: 3行:
 
|コスト=(3)(赤)(白)
 
|コスト=(3)(赤)(白)
 
|タイプ=エンチャント
 
|タイプ=エンチャント
|カードテキスト=あなたの手札にある装飾されたカードは奇跡(氷)を持つ。(装飾されたカードには、プレミアム・カード、プロモーション・カード、カード枠違いあるいはイラスト違いのカードを含む。)<br/>あなたのアップキープの開始時に、あなたが装飾されたパーマネントを12個以上コン卜ロ一ルしているなら、あなたはこのゲームに勝利する。
+
|カードテキスト=あなたの手札にある装飾されたカードは奇跡(氷)を持つ。(装飾されたカードには、プレミアム・カード、プロモーション・カード、カード枠違いあるいはイラスト違いのカードを含む。)<br/>あなたのアップキープの開始時に、あなたが装飾されたパーマネントを12個以上コン卜ロールしているなら、あなたはこのゲームに勝利する。
 
|アーティスト=Kieran Yanner
 
|アーティスト=Kieran Yanner
 
|背景=legal}}
 
|背景=legal}}
9行: 9行:
 
[[2020年]]の[[ホリデーギフトカード]]。[[プレミアム・カード]]や[[ショーケース・フレーム]]などの「装飾された[[カード]]」を参照する[[エンチャント]]。それらのカードに[[奇跡]]([[氷雪マナ|氷]])を付与し、12個の装飾[[パーマネント]]を揃えると[[勝利]]できる。
 
[[2020年]]の[[ホリデーギフトカード]]。[[プレミアム・カード]]や[[ショーケース・フレーム]]などの「装飾された[[カード]]」を参照する[[エンチャント]]。それらのカードに[[奇跡]]([[氷雪マナ|氷]])を付与し、12個の装飾[[パーマネント]]を揃えると[[勝利]]できる。
  
{{未評価}}
+
装飾さえされていればあらゆる[[呪文]]を1[[マナ]]で唱えられる可能性があるとんでもないカード。[[赤白]]の[[多色カード]]であることに加え氷雪マナまで要求するため、一見[[マナ基盤]]への負担が大きいように見える。しかし基本的に奇跡は1[[ターン]]に1度しか使えない[[能力]]のため、最低限の[[氷雪土地]]さえあれば問題なく運用可能である。
 +
 
 +
[[奇跡#唱えるタイミング|奇跡のルール]]上、相手のターンに[[引く|ドロー]]する手段さえあれば本来[[ソーサリー・タイミング]]でしか唱えられないカードを奇襲的に使うことが可能である。[[青白奇跡コントロール]]のように[[クリーチャー]]の展開を見てから[[全体除去]]を撃つことはもちろん、[[ドロー・ステップ]]に[[機知の終わり/Wit's End]]を1マナで打ち込むような極悪非道[[コンボ]]も可能。
 +
 
 +
[[勝利条件|特殊勝利]]能力も強力。これ自身がプレミアム・カードなのであと11個揃えればよい。[[デッキ]]の土地カードをフルアートやプレミアム・カードで固めれば、これを[[唱える]]時点で土地が5枚は出ているはずなので、あと6枚パーマネントを並べれば条件を満たせる。
 +
 
 +
一番の問題はやはり、装飾されたカードを入手するところだろう。パーマネント足りうるカード([[クリーチャー]]・[[エンチャント]]・[[アーティファクト]]・[[プレインズウォーカー (カード・タイプ)|プレインズウォーカー]]・[[土地]])から装飾されたカードで固めていこう。勝利条件を満たすだけならば[[ソーサリー]]と[[インスタント]]は装飾しなくてもよい。
 +
 
 +
*せっかくなので[[Super Secret Tech]]も採用してみてもいいだろう。
 +
 
 +
*勝利条件には「[[トークン]]でない」という指定はないため、[[ブースターパック#コレクター・ブースターパック|コレクター・ブースター]]等で入手できるプレミアム・カード仕様のトークンを数に含めることも可能。
 +
**注釈文にある「装飾されたカード」の定義ではカードの形をしたものだけが該当している。[[Wikipedia:ja:バービー人形|バービー人形]]にアクセサリーを付けたものなどをトークンとして使用しても「装飾されたパーマネント」にはならないと思われる。
 +
**あなたに言いくるめの技能があるのならば、別の[[トレーディングカードゲーム]]のカードをトークンとして使い、「[[マジック:ザ・ギャザリング|マジック]]のカード枠でないのだからこれは枠違いのカードである」等と言い張ってみるのもありだろう。
 +
 
 +
*テキストをそのまま解釈すれば、[[基本土地]]のように再録で[[イラスト]]が変化したカードは「絵違い」なのだから「装飾されたカード」に含まれるようになる。とはいえ希少性があるカードという点から解釈すると、[[幽霊暗殺者、ケイヤ/Kaya, Ghost Assassin]]のような通常版と同じ[[カード・セット]]に低確率でイラスト違いが収録されているカード、あるいは[[Secret Lair Drop Series]]のような[[コレクション]]向けカード・セットに収録される絵違いカードを指しているのだろう。
 +
 
 +
*装飾されたカードを[[プロキシ]]として用いた場合、代用先のカードは装飾されたカードになるのだろうか?
 +
**もしなるのであれば、[[ブラック・ロータス/Black Lotus]]のような本来「装飾された」仕様が存在しないカードの装飾カードを作ることが可能となる。
 +
 
 
*イラストは[[ドリーム・ホール/Dream Halls]]({{Gatherer|id=5105}})のパロディ。
 
*イラストは[[ドリーム・ホール/Dream Halls]]({{Gatherer|id=5105}})のパロディ。
 +
*カード名はクリスマスソング[[Wikipedia:ja:ひいらぎかざろう|ひいらぎかざろう(Deck The Halls)]]と[[トップデッキ|トップデッキ(Topdeck)]]を掛けたもの。
  
 
==参考==
 
==参考==

2024年1月14日 (日) 22:03時点における最新版


Topdeck the Halls (3)(赤)(白)
エンチャント

あなたの手札にある装飾されたカードは奇跡(氷)を持つ。(装飾されたカードには、プレミアム・カード、プロモーション・カード、カード枠違いあるいはイラスト違いのカードを含む。)
あなたのアップキープの開始時に、あなたが装飾されたパーマネントを12個以上コン卜ロールしているなら、あなたはこのゲームに勝利する。

アーティスト:Kieran Yanner


2020年ホリデーギフトカードプレミアム・カードショーケース・フレームなどの「装飾されたカード」を参照するエンチャント。それらのカードに奇跡()を付与し、12個の装飾パーマネントを揃えると勝利できる。

装飾さえされていればあらゆる呪文を1マナで唱えられる可能性があるとんでもないカード。赤白多色カードであることに加え氷雪マナまで要求するため、一見マナ基盤への負担が大きいように見える。しかし基本的に奇跡は1ターンに1度しか使えない能力のため、最低限の氷雪土地さえあれば問題なく運用可能である。

奇跡のルール上、相手のターンにドローする手段さえあれば本来ソーサリー・タイミングでしか唱えられないカードを奇襲的に使うことが可能である。青白奇跡コントロールのようにクリーチャーの展開を見てから全体除去を撃つことはもちろん、ドロー・ステップ機知の終わり/Wit's Endを1マナで打ち込むような極悪非道コンボも可能。

特殊勝利能力も強力。これ自身がプレミアム・カードなのであと11個揃えればよい。デッキの土地カードをフルアートやプレミアム・カードで固めれば、これを唱える時点で土地が5枚は出ているはずなので、あと6枚パーマネントを並べれば条件を満たせる。

一番の問題はやはり、装飾されたカードを入手するところだろう。パーマネント足りうるカード(クリーチャーエンチャントアーティファクトプレインズウォーカー土地)から装飾されたカードで固めていこう。勝利条件を満たすだけならばソーサリーインスタントは装飾しなくてもよい。

  • 勝利条件には「トークンでない」という指定はないため、コレクター・ブースター等で入手できるプレミアム・カード仕様のトークンを数に含めることも可能。
    • 注釈文にある「装飾されたカード」の定義ではカードの形をしたものだけが該当している。バービー人形にアクセサリーを付けたものなどをトークンとして使用しても「装飾されたパーマネント」にはならないと思われる。
    • あなたに言いくるめの技能があるのならば、別のトレーディングカードゲームのカードをトークンとして使い、「マジックのカード枠でないのだからこれは枠違いのカードである」等と言い張ってみるのもありだろう。
  • 装飾されたカードをプロキシとして用いた場合、代用先のカードは装飾されたカードになるのだろうか?
    • もしなるのであれば、ブラック・ロータス/Black Lotusのような本来「装飾された」仕様が存在しないカードの装飾カードを作ることが可能となる。

[編集] 参考

MOBILE