ダスキネルの工作員、ネイディア/Nadier, Agent of the Duskenel
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+ | 歴史的に言えば、エルフの国家ダスキネル/Duskenelは隣国のウッド・エルフと激動の関係を築いてきた。だが時代は変わり、エルフ同士の結束は些細な部族間の不協和よりも遥かに重要であると、近年の指導者は決断した。標準的なウッド・エルフにとって、ネイディアは最近の国家間条約に基づく文化交流の一環として、ダスキネルから送り込まれた外交官のように見える。彼は親切で誠意のこもった人物で、たちまち町中で歓迎されるようになった。 | ||
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+ | 実際のところ、ネイディアの存在はその条約に直接基づくものではあるのだが、彼は外交官などではない。ウッド・エルフは近隣の[[人間]]の居住地との間に、いくつかの問題を経験してきた――探検隊が森のやや深すぎるところまで侵入したり、何世紀もそびえ立っていた木々が伐り倒されたりといったものだ。そのため、ダスキネルはネイディアの奉仕を提供したのだ。政府高官としてではなく、国で一番の殺し屋として。ネイディアは人間たちを森から追い払うべく、ウッド・エルフの大隊を訓練する秘密の任務を負っている。 | ||
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+ | ===登場カード=== | ||
+ | ====[[カード名]]に登場==== | ||
+ | ;[[統率者レジェンズ]] | ||
+ | :[[ネイディアの夜刃/Nadier's Nightblade]] | ||
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+ | ===登場作品・登場記事=== | ||
+ | *[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/card-preview/legendary-characters-commander-legends-part-2-2020-11-06 The Legendary Characters of Commander Legends, Part 2]/[https://mtg-jp.com/reading/translated/0034545/ 『統率者レジェンズ』の伝説たち その2](Card Preview [[2020年]]11月6日 [[Ari Zirulnik]] and [[Ethan Fleischer]]著) | ||
==参考== | ==参考== | ||
*[[カード個別評価:統率者レジェンズ]] - [[アンコモン]] | *[[カード個別評価:統率者レジェンズ]] - [[アンコモン]] | ||
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2022年1月10日 (月) 11:21時点における最新版
伝説のクリーチャー — エルフ(Elf) 戦士(Warrior)
あなたがコントロールしているトークンが1つ戦場を離れるたび、ダスキネルの工作員、ネイディアの上に+1/+1カウンターを1個置く。
ダスキネルの工作員、ネイディアが戦場を離れたとき、緑の1/1のエルフ(Elf)・戦士(Warrior)クリーチャー・トークンを、これのパワーに等しい数生成する。
共闘(両方が共闘を持つなら、あなたは2体の統率者を使用できる。)
共闘を持ち、あなたのトークンが戦場を離れるたびに強化され、戦場を離れるとトークンを生成する伝説のエルフ・戦士。
動き出しは遅いが除去されても自分の強化源を置いていく統率者。パワーを参照するため完全者の誇り/Pride of the Perfectのような全体強化との組み合わせは非常に強力。再演すれば対戦相手の数だけ強化される他、クリーチャーに限らないため宝物や食物、岩を投げてもサイズが膨れ上がっていく。
最後のアブザン、レイハン/Reyhan, Last of the Abzanと共闘すれば、除去後も大量のトークンに加えてネイディアのサイズをある程度引き継いだエルフが1体現れるようになり、相手からすれば非常に厄介。またスラーグ牙/Thragtuskのように条件が死亡ではないため誓いを立てた歩哨、リヴィオ/Livio, Oathsworn Sentinelの能力を使うだけでもトークンを量産できる。
リミテッドでも緑のエルフシナジーはもちろん、赤は衝動的なこそ泥/Impulsive Pilfererの存在や船壊し、ダーゴ/Dargo, the Shipwreckerとの共闘、白なら鋼軍団のプラヴァ/Prava of the Steel Legionに陽光たてがみの使い魔、ケレス/Keleth, Sunmane Familiarなど、青以外なら容易にスイッチできる優秀な伝説のクリーチャーと言える。
[編集] 関連カード
[編集] サイクル
統率者レジェンズの、リミテッドのアーキタイプに対応する単色の伝説のクリーチャーのサイクル。各色に4枚ずつ存在し、その色を含む2色のアーキタイプのいずれか1つに関する能力を持つ。また、いずれも共闘を持つ。稀少度はアンコモン。
- セラの大天使、レイディアント/Radiant, Serra Archangel(飛行)
- 鋼軍団のプラヴァ/Prava of the Steel Legion(トークン)
- 剛胆な考古学者、アーデン/Ardenn, Intrepid Archaeologist(オーラと装備品)
- 真面目な祭儀師、アルハール/Alharu, Solemn Ritualist(+1/+1カウンター)
- 嵐の目、シアーニ/Siani, Eye of the Storm(飛行)
- ラミレス・ディピエトロの幽霊/Ghost of Ramirez DePietro(墓地利用)
- 鋭い目の航海士、マルコム/Malcolm, Keen-Eyed Navigator(海賊)
- 月のクラーケン、ブリネリン/Brinelin, the Moon Kraken(マナ総量が6以上の呪文)
- ダスキネルの工作員、ネイディア/Nadier, Agent of the Duskenel(トークン)
- 冒涜する者、トーモッド/Tormod, the Desecrator(墓地利用)
- 肉体彫刻家、ケスキット/Keskit, the Flesh Sculptor(生け贄)
- 林間の茨、ミアーラ/Miara, Thorn of the Glade(エルフ)
- ロフガフフの息子、ログラクフ/Rograkh, Son of Rohgahh(オーラと装備品)
- 鉄面連合の略取者、ブリーチェス/Breeches, Brazen Plunderer(海賊)
- 船壊し、ダーゴ/Dargo, the Shipwrecker(生け贄)
- ケッシグの罠師、アレイナ/Alena, Kessig Trapper(パワー参照)
- すべてを取り込むもの、スラーク/Slurrk, All-Ingesting(+1/+1カウンター)
- ワイアウッドの呼び手、ギランラ/Gilanra, Caller of Wirewood(マナ総量が6以上の呪文)
- ジョラーガの酋長、ヌーマ/Numa, Joraga Chieftain(エルフ)
- ケッシグのレインジャー、ハラナ/Halana, Kessig Ranger (パワー参照)
[編集] ストーリー
ネイディア/Nadierは、何処かの次元/Planeに住むエルフ/Elfの工作員。男性(イラスト)。
歴史的に言えば、エルフの国家ダスキネル/Duskenelは隣国のウッド・エルフと激動の関係を築いてきた。だが時代は変わり、エルフ同士の結束は些細な部族間の不協和よりも遥かに重要であると、近年の指導者は決断した。標準的なウッド・エルフにとって、ネイディアは最近の国家間条約に基づく文化交流の一環として、ダスキネルから送り込まれた外交官のように見える。彼は親切で誠意のこもった人物で、たちまち町中で歓迎されるようになった。
実際のところ、ネイディアの存在はその条約に直接基づくものではあるのだが、彼は外交官などではない。ウッド・エルフは近隣の人間の居住地との間に、いくつかの問題を経験してきた――探検隊が森のやや深すぎるところまで侵入したり、何世紀もそびえ立っていた木々が伐り倒されたりといったものだ。そのため、ダスキネルはネイディアの奉仕を提供したのだ。政府高官としてではなく、国で一番の殺し屋として。ネイディアは人間たちを森から追い払うべく、ウッド・エルフの大隊を訓練する秘密の任務を負っている。
[編集] 登場カード
[編集] カード名に登場
[編集] 登場作品・登場記事
- The Legendary Characters of Commander Legends, Part 2/『統率者レジェンズ』の伝説たち その2(Card Preview 2020年11月6日 Ari Zirulnik and Ethan Fleischer著)