幽閉/Minimus Containment
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宝物としての能力を与えているので、[[対戦相手]]がそのパーマネントの復活を諦めた場合、他のアクションを行うための補助にされてしまう。特に1[[マナ]]の差が決定的な[[テンポ・アドバンテージ]]差に繋がりやすい序盤においては、考えなしに使ってしまうとかえって自らの首を絞める結果になりかねない。同[[スタンダード]]環境には宝物[[シナジー]]を持つ[[カード]]が多く、1マナ以上の[[アドバンテージ]]を取られる危険性もゼロではない。 | 宝物としての能力を与えているので、[[対戦相手]]がそのパーマネントの復活を諦めた場合、他のアクションを行うための補助にされてしまう。特に1[[マナ]]の差が決定的な[[テンポ・アドバンテージ]]差に繋がりやすい序盤においては、考えなしに使ってしまうとかえって自らの首を絞める結果になりかねない。同[[スタンダード]]環境には宝物[[シナジー]]を持つ[[カード]]が多く、1マナ以上の[[アドバンテージ]]を取られる危険性もゼロではない。 | ||
| − | 強力な[[単体除去]]ではあるが、美味しく利用されてしまうリスクもあるため[[ | + | 強力な[[単体除去]]ではあるが、美味しく利用されてしまうリスクもあるため[[メインデッキ]]から採用するかは[[メタゲーム]]の推移をよく見極めたい。 |
| − | [[フォーゴトン・レルム探訪]]には[[復仇/Reprisal]]も[[解呪/Disenchant]]もないため、[[リミテッド]]では[[大型クリーチャー]]や[[アーティファクト]] | + | [[フォーゴトン・レルム探訪]]には[[復仇/Reprisal]]も[[解呪/Disenchant]]もないため、[[リミテッド]]では[[大型クリーチャー]]や[[アーティファクト]]にはこれで対応するしかない。一方、宝物の使いみちが豊富な上、メインデッキから[[エンチャント]]対策が積みやすい環境という逆風もあるため、これに頼り切りになるのも危険。他の[[色]]の[[カード]]と使い分けて上手く弱点を埋めたい。 |
*マナが余り出す中盤以降に強さを発揮するという点においては[[流刑への道/Path to Exile]]を彷彿とさせる。 | *マナが余り出す中盤以降に強さを発揮するという点においては[[流刑への道/Path to Exile]]を彷彿とさせる。 | ||
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| + | *Minimus Containmentは[[ダンジョンズ＆ドラゴンズ]]第5版ではImprisonment/インプリズンメント呪文で選べる幽閉方法の一つとして登場する。日本語版ルールブックでは「宝石の中の小人」として訳されている。さらに元を辿れば第3版ではDragon誌の第336号に、同名の呪文が登場している。内容はどちらもこのカードの{{Gatherer|id=562917}}のように、透明な宝石の中に封じ込めるというものである。 | ||
==参考== | ==参考== | ||
*[[起動型能力を与えるカード]] | *[[起動型能力を与えるカード]] | ||
*[[カード個別評価：フォーゴトン・レルム探訪]] - [[コモン]] | *[[カード個別評価：フォーゴトン・レルム探訪]] - [[コモン]] | ||
| + | *[[カード個別評価：統率者レジェンズ：バルダーズ・ゲートの戦い]] - [[コモン]] | ||
| + | *[[カード個別評価：アルケミーホライゾン：バルダーズ・ゲート]] - [[コモン]] | ||
2023年1月21日 (土) 16:05時点における最新版
エンチャント — オーラ(Aura)
エンチャント（土地でないパーマネント）
エンチャントしているパーマネントは「(Ｔ),このアーティファクトを生け贄に捧げる：好きな色１色のマナ１点を加える。」を持つ宝物(Treasure)アーティファクトであり、他のすべての能力を失う。（それがクリーチャーであったなら、それはクリーチャーではなくなる。）
拘引/Arrestの亜種。土地以外のあらゆるパーマネントを宝物に変えてしまう擬似除去オーラ。
対象範囲が広い上に攻撃・ブロック・能力を全て無効化してしまうので対象のパーマネントは完全に無力化される。戦場に残したままなので払拭の光/Banishing Lightとは違い、破壊されてもETB能力が誘発されないのも強み。一方、クリーチャーに貼っていた場合、剥がされてしまうと召喚酔いなしにそのターンから攻撃を受ける危険性もある。
宝物としての能力を与えているので、対戦相手がそのパーマネントの復活を諦めた場合、他のアクションを行うための補助にされてしまう。特に1マナの差が決定的なテンポ・アドバンテージ差に繋がりやすい序盤においては、考えなしに使ってしまうとかえって自らの首を絞める結果になりかねない。同スタンダード環境には宝物シナジーを持つカードが多く、1マナ以上のアドバンテージを取られる危険性もゼロではない。
強力な単体除去ではあるが、美味しく利用されてしまうリスクもあるためメインデッキから採用するかはメタゲームの推移をよく見極めたい。
フォーゴトン・レルム探訪には復仇/Reprisalも解呪/Disenchantもないため、リミテッドでは大型クリーチャーやアーティファクトにはこれで対応するしかない。一方、宝物の使いみちが豊富な上、メインデッキからエンチャント対策が積みやすい環境という逆風もあるため、これに頼り切りになるのも危険。他の色のカードと使い分けて上手く弱点を埋めたい。
- マナが余り出す中盤以降に強さを発揮するという点においては流刑への道/Path to Exileを彷彿とさせる。
- Minimus Containmentはダンジョンズ＆ドラゴンズ第5版ではImprisonment/インプリズンメント呪文で選べる幽閉方法の一つとして登場する。日本語版ルールブックでは「宝石の中の小人」として訳されている。さらに元を辿れば第3版ではDragon誌の第336号に、同名の呪文が登場している。内容はどちらもこのカードのイラストのように、透明な宝石の中に封じ込めるというものである。
