摘出/Extract
提供：MTG Wiki
（版間での差分）
細 |
|||
| （13人の利用者による、間の16版が非表示） | |||
| 1行： | 1行： | ||
{{#card:Extract}} | {{#card:Extract}} | ||
| − | [[ライブラリー]]の[[カード]]を1枚[[ | + | [[ライブラリー]]の[[カード]]を1枚[[追放]]する[[呪文]]。 |
| + | |||
| + | [[戦場]]や[[手札]]に影響を与えず、[[カード・アドバンテージ]]を失ってしまうため、単純には使いづらい。不明な[[デッキ]]を1[[ターン]]目から判断することができるが、そのためには4枚入れないと意味が無い。 | ||
[[制限カード]]や[[シルバーバレット]]など、[[挿す#1枚挿しされるカードの傾向|1枚挿し]]の多い[[デッキ]]に対してはそれなりに役に立つ。特に[[コンボ]]デッキのような、特定の[[カード]]に依存するデッキに対しては効果が高いため、[[ヴィンテージ]]などでは採用されることもある。 | [[制限カード]]や[[シルバーバレット]]など、[[挿す#1枚挿しされるカードの傾向|1枚挿し]]の多い[[デッキ]]に対してはそれなりに役に立つ。特に[[コンボ]]デッキのような、特定の[[カード]]に依存するデッキに対しては効果が高いため、[[ヴィンテージ]]などでは採用されることもある。 | ||
| − | 「[[青]] | + | *「[[青]]の1[[ターン]]目にふさわしいカード」として多くのトッププレイヤーが高く評価した結果、[[オデッセイ]]発売直後は[[シングルカード]]価格が高騰した。しかし前述の理由から実際には使いづらいことが判明し、相場も落ち着いた。 |
| + | **後の[[ギタクシア派の調査/Gitaxian Probe]]で分かるように、デッキの動向を掴むには手札を参照すればよく、またアドバンテージを失わない事が青の1ターン目に求められる事であったといえる。 | ||
| + | *後に[[次元の混乱]]で登場した[[根絶/Extirpate]]は、1マナであること、「Ex-」で始まるカード名など、このカードを意識しているのかもしれない。 | ||
| + | *自分専用に撃つなら[[運命の操作/Manipulate Fate]]がある。 | ||
| + | *自分に撃って、[[永遠の災い魔/Eternal Scourge]]や[[霧虚ろのグリフィン/Misthollow Griffin]]などの、追放しておきたいカードのサーチとしても利用できる。 | ||
| + | *[[ルートウォーターの泥棒/Rootwater Thief]]がこの能力を[[サボタージュ能力]]として[[内蔵]]している。 | ||
| + | *[[色の役割]]変更により、後年に登場した亜種はいずれも[[黒]]のカードである。 | ||
==関連カード== | ==関連カード== | ||
| − | *[[ | + | 特筆のない限り[[ソーサリー]]。 |
| − | *[[否定の風/Denying Wind]] | + | *[[道化の帽子/Jester's Cap]] - 3枚追放。(4)の[[アーティファクト]]で、[[起動コスト]](2),(T),[[生け贄に捧げる|生け贄]]。（[[アイスエイジ]]） |
| − | *[[ | + | *[[否定の風/Denying Wind]] - 7枚追放。(7)(青)(青)。（[[プロフェシー]]） |
| + | *[[頭蓋の摘出/Cranial Extraction]] - 指定した[[土地]]でない[[カード名]]のカードを[[手札]]、[[墓地]]、ライブラリーから全て追放。(3)(黒)。（[[神河物語]]） | ||
| + | *[[無限の苦悩/Neverending Torment]] - [[あなた]]の[[手札]]の枚数分追放。(4)(黒)(黒)、[[歴伝]]。（[[神河救済]]） | ||
| + | *[[隠匿+探求/Hide+Seek]]（探求/Seek） - 追放したカードの[[マナ総量]]分[[ライフ]][[回復]]。(白)(黒)。（[[ディセンション]]） | ||
| + | *[[苦々しい試練/Bitter Ordeal]] - 1枚追放。(2)(黒)、[[墓地ストーム]]。（[[未来予知]]） | ||
| + | *[[悪夢の乱入/Nightmare Incursion]] - [[コントロール (ルール用語)|コントロール]]する[[沼]]の数だけ追放。(5)(黒)。（[[イーブンタイド]]） | ||
| + | *[[サディストの聖餐/Sadistic Sacrament]] - 3枚追放。[[キッカー]](7)で15枚追放。(黒)(黒)(黒)。（[[ゼンディカー]]） | ||
| + | *[[法務官の掌握/Praetor's Grasp]] - 追放したカードを[[プレイ]]できる。(1)(黒)(黒)。（[[新たなるファイレクシア]]） | ||
==参考== | ==参考== | ||
*[[カード個別評価：オデッセイ]] - [[レア]] | *[[カード個別評価：オデッセイ]] - [[レア]] | ||
2022年8月9日 (火) 18:37時点における最新版
戦場や手札に影響を与えず、カード・アドバンテージを失ってしまうため、単純には使いづらい。不明なデッキを1ターン目から判断することができるが、そのためには4枚入れないと意味が無い。
制限カードやシルバーバレットなど、1枚挿しの多いデッキに対してはそれなりに役に立つ。特にコンボデッキのような、特定のカードに依存するデッキに対しては効果が高いため、ヴィンテージなどでは採用されることもある。
- 「青の1ターン目にふさわしいカード」として多くのトッププレイヤーが高く評価した結果、オデッセイ発売直後はシングルカード価格が高騰した。しかし前述の理由から実際には使いづらいことが判明し、相場も落ち着いた。
- 後のギタクシア派の調査/Gitaxian Probeで分かるように、デッキの動向を掴むには手札を参照すればよく、またアドバンテージを失わない事が青の1ターン目に求められる事であったといえる。
- 後に次元の混乱で登場した根絶/Extirpateは、1マナであること、「Ex-」で始まるカード名など、このカードを意識しているのかもしれない。
- 自分専用に撃つなら運命の操作/Manipulate Fateがある。
- 自分に撃って、永遠の災い魔/Eternal Scourgeや霧虚ろのグリフィン/Misthollow Griffinなどの、追放しておきたいカードのサーチとしても利用できる。
- ルートウォーターの泥棒/Rootwater Thiefがこの能力をサボタージュ能力として内蔵している。
- 色の役割変更により、後年に登場した亜種はいずれも黒のカードである。
[編集] 関連カード
特筆のない限りソーサリー。
- 道化の帽子/Jester's Cap - 3枚追放。(4)のアーティファクトで、起動コスト(2),(T),生け贄。（アイスエイジ）
- 否定の風/Denying Wind - 7枚追放。(7)(青)(青)。（プロフェシー）
- 頭蓋の摘出/Cranial Extraction - 指定した土地でないカード名のカードを手札、墓地、ライブラリーから全て追放。(3)(黒)。（神河物語）
- 無限の苦悩/Neverending Torment - あなたの手札の枚数分追放。(4)(黒)(黒)、歴伝。（神河救済）
- 隠匿+探求/Hide+Seek（探求/Seek） - 追放したカードのマナ総量分ライフ回復。(白)(黒)。（ディセンション）
- 苦々しい試練/Bitter Ordeal - 1枚追放。(2)(黒)、墓地ストーム。（未来予知）
- 悪夢の乱入/Nightmare Incursion - コントロールする沼の数だけ追放。(5)(黒)。（イーブンタイド）
- サディストの聖餐/Sadistic Sacrament - 3枚追放。キッカー(7)で15枚追放。(黒)(黒)(黒)。（ゼンディカー）
- 法務官の掌握/Praetor's Grasp - 追放したカードをプレイできる。(1)(黒)(黒)。（新たなるファイレクシア）
