巨人

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'''巨人'''/''Giant''とは、[[クリーチャー・タイプ]]の1つ。巨大な人型生物。
 
'''巨人'''/''Giant''とは、[[クリーチャー・タイプ]]の1つ。巨大な人型生物。
 
ほとんどが[[赤]]であるが、他の[[色]]にも多少存在する。[[青]]には全くいない。4[[マナ]]以上で[[中堅クリーチャー|中型]]以上の[[サイズ|大きさ]]を持つものがほとんど。あまり器用な[[能力]]を持たないものが多く、[[バニラ]]のものも多数。基本的に単純な[[攻撃]]役でしかない。
 
 
[[ローウィン・ブロック]]では[[赤]][[白]]のメイン[[部族 (俗称)|部族]]の座を獲得。しかし、他の部族に比べ[[トーナメント]]での活躍は少ない。
 
  
 
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初出は[[リミテッド・エディション]]。ファンタジーにおいてはおなじみの[[種族]]であり、様々な[[カード・セット]]で登場を続けている。[[ローウィン・ブロック]]では主要クリーチャー・タイプの1つとされた。[[カルドハイム]]でも[[セルトランド/Surtland]]([[青赤]])の主要種族に選ばれた。
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主に[[赤]]、次いで[[白]]に多く存在する。その名の通り、[[人間]]やその他の亜人[[種族]]に比べてはるかに大きな[[サイズ]]を持ち、[[マナ・コスト]]も殆どが4~8マナ圏と[[重い]]。[[能力]]も「力任せ」という感じのものが多く、[[バニラ]]や[[フレンチ・バニラ]]も少なくない。そのため主な出番は[[リミテッド]]という印象が強い種族であったが、[[基本セット2011]]の[[太陽のタイタン/Sun Titan|タイタン・サイクル]]は[[構築]]の一線で活躍した。それ以降も[[砕骨の巨人/Bonecrusher Giant]]や[[死の飢えのタイタン、クロクサ/Kroxa, Titan of Death's Hunger|エルダー・巨人]]などの広い[[フォーマット]]で活躍するカードが登場しており、もはや先述の認識は過去のものと言えるだろう。
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初期のものは[[中堅クリーチャー]]が主であったが、[[基本セット2010]]ごろからは[[大型クリーチャー]]枠として扱われている。これは、人間よりは大きいが巨人ほどではない体躯の種族(例えば[[ミノタウルス]]や[[ロクソドン/Loxodon|ロクソドン]]など)が存在することから、巨人をより大型の種族へと格上げしたためである<ref>[https://web.archive.org/web/20220626205045/https://magic.wizards.com/en/articles/archive/savor-flavor/m12-inside-part-2-2011-07-26 M12 from the Inside, Part 2(Internet Archive)]/[https://mtg-jp.com/reading/translated/0003980/ 基本セット2012の内部情報 その2](Savor The Flavor [[2011年]]7月26日 [[Doug Beyer]]著)</ref><ref>[https://web.archive.org/web/20220810144940/https://magic.wizards.com/en/articles/archive/savor-flavor/feedbackening-2011-2011-08-16 The Feedbackening 2011(Internet Archive)]/[https://mtg-jp.com/reading/translated/stf/0004330/ フィードバック2011](Savor The Flavor 2011年8月16日 Doug Beyer著)</ref>。
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[[タイプ的カード]]は[[ローウィン・ブロック]]で初登場し、[[ロード (俗称)|ロード]]である[[暁の君主/Sunrise Sovereign]]、[[コスト]]を[[軽減]]してくれる[[臭汁飲みの向こう見ず/Stinkdrinker Daredevil]]、専用の土地である[[古の円形劇場/Ancient Amphitheater]]など多数登場した。また、[[エルドレインの王権]]では巨人以外を[[破壊]]する[[王国まといの巨人/Realm-Cloaked Giant|脱ぎ捨て/Cast Off]]が登場した。[[カルドハイム]]でも[[災厄を携える者/Calamity Bearer]]や[[星界の瞥見/Glimpse the Cosmos]]など多数登場した。
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巨人・[[トークン]]を[[生成]]するカードには[[タイタンの契約/Pact of the Titan]]や[[反目殺しの評決/Feudkiller's Verdict]]など、複数存在する。[[色]]や併せ持つクリーチャー・タイプは様々だが、いずれも4/4以上である。(→[[トークン一覧]])
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[[伝説の]]巨人は[[アサシンクリード]]現在、26体存在する([http://whisper.wisdom-guild.net/search.php?supertype%5B%5D=legendary&subtype%5B%5D=Giant 「伝説の(Legendary)・巨人(Giant)」でWHISPER検索])<ref group="注釈">Whisperデータベース未登録により、検索結果には[[死滅都市の暴君、ヴォーガー/Vogar, Necropolis Tyrant]]が表示されません。</ref>。
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*巨人に変化したり変化させたりするカードは[[オパールのタイタン/Opal Titan]]、[[老いざる歩哨/Ageless Sentinels]]、[[フォライアスのトーテム像/Foriysian Totem]]、[[古きものの目覚め/Awaken the Ancient]]、[[伸びゆく豆の木/Tall as a Beanstalk]]、[[ストーム・ジャイアントの聖堂/Hall of Storm Giants]]、[[敬愛されるレンジャー、ミンスク/Minsc, Beloved Ranger]]、[[巨人育ち/Raised by Giants]]がある。
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*一時期[[オラクル]]変更により[[サイクロプス]]が統合されていたが、再度のオラクル変更により一部が再び分離された。
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**[[ギルドパクト]]でサイクロプスの[[腹音鳴らし/Borborygmos]]が登場したことと無関係ではないだろう。このときは、名前に「サイクロプス」と付くカードは放置されていたが順次オラクル変更で[[サイクロプス]]へと変わっていった。[[血まなこのサイクロプス/Bloodshot Cyclops]]のように「巨人・サイクロプス」になったものもいる。
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*[[アン・カード]]の[[Chicken Egg]]や[[Water Gun Balloon Game]]の[[トークン]]も巨人であるが、これは「Giant」が「巨大な」という形容詞にも使えることを生かした言葉遊びである。[[テンプレート]]上、日本語訳されたとしたら「巨人」と訳されてしまうためわかりづらくなってしまうのは残念。
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**通常は「Giant」のクリーチャー・タイプをこのような意味で使うことは無いとされており<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/odds-ends-kaldheim-part-1-2021-02-08 Odds & Ends Kaldheim, Part 1]/[https://mtg-jp.com/reading/mm/0034778/ こぼれ話:『カルドハイム』 その1]([[Making Magic]] 2021年2月8日 [[Mark Rosewater]]著)</ref>、これらはアン・ゲームならではの特殊扱いであると言える。
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==ストーリー==
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[[次元/Plane]]によって単に巨大な人型種族であったり、大地から生まれる[[エレメンタル]]に近い存在であったりと生態は様々。詳細は[[巨人/Giant]]を参照。
  
*[[伝説の]]巨人は6体存在する([[アラーラ再誕]]現在)。
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==脚注==
*一時期[[オラクル]]変更により[[サイクロプス]]が統合されていたが、再度のOracle変更により一部が再び分離された。
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===注釈===
**[[ギルドパクト]]で[[腹音鳴らし/Borborygmos]]が登場したことと無関係ではないだろう。
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<references group="注釈"/>
**これに際し、名前に「サイクロプス」と付くカードは放置されていたが順次オラクル変更で[[サイクロプス]]へとかわった。[[血まなこのサイクロプス/Bloodshot Cyclops]]のように「巨人・サイクロプス」になったものもいる。
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===出典===
*[[Chicken Egg]]や[[Water Gun Balloon Game]]の[[トークン]]では「巨大な」という形容詞的な用法で「Giant」と付けられているが、[[テンプレート]]上、日本語に訳すとしたらこの場合も「巨人」と訳される。
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<references/>
*[[ローウィン・ブロック]]での巨人は極端な性格をしており、非常に知的な巨人も存在する。
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==参考==
 
==参考==
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*[https://web.archive.org/web/20220817123749/https://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/tall-tales-2008-03-12 Tall Tales(Internet Archive)](Feature [[2008年]]3月12日 Doug Beyer著)
 
*{{WHISPER検索/サブタイプ|Giant|巨人(Giant)}}
 
*{{WHISPER検索/サブタイプ|Giant|巨人(Giant)}}
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*{{WHISPER検索/カードテキスト|{Giant}|巨人(Giant)}}
 
*[[クリーチャー・タイプ解説]]
 
*[[クリーチャー・タイプ解説]]
  
[[Category:クリーチャー・タイプ|きょしん]]
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[[Category:クリーチャー・タイプ|きよしん]]
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__NOTOC__

2024年8月1日 (木) 16:03時点における最新版

巨人/Giantとは、クリーチャー・タイプの1つ。巨大な人型生物。


Hill Giant / 丘巨人 (3)(赤)
クリーチャー — 巨人(Giant)

3/3


Brion Stoutarm / 豪腕のブライオン (2)(赤)(白)
伝説のクリーチャー — 巨人(Giant) 戦士(Warrior)

絆魂(このクリーチャーがダメージを与える場合、さらにあなたは同じ点数のライフを得る。)
(赤),(T),豪腕のブライオン以外のクリーチャーを1体生け贄に捧げる:プレイヤー1人かプレインズウォーカー1体を対象とする。豪腕のブライオンはそれに、生け贄に捧げられたクリーチャーのパワーに等しい点数のダメージを与える。

4/4


Primeval Titan / 原始のタイタン (4)(緑)(緑)
クリーチャー — 巨人(Giant)

トランプル
原始のタイタンが戦場に出るか攻撃するたび、あなたは「あなたのライブラリーから土地カードを最大2枚まで探し、それらをタップ状態で戦場に出し、その後ライブラリーを切り直す。」を選んでもよい。

6/6

初出はリミテッド・エディション。ファンタジーにおいてはおなじみの種族であり、様々なカード・セットで登場を続けている。ローウィン・ブロックでは主要クリーチャー・タイプの1つとされた。カルドハイムでもセルトランド/Surtland青赤)の主要種族に選ばれた。

主に、次いでに多く存在する。その名の通り、人間やその他の亜人種族に比べてはるかに大きなサイズを持ち、マナ・コストも殆どが4~8マナ圏と重い能力も「力任せ」という感じのものが多く、バニラフレンチ・バニラも少なくない。そのため主な出番はリミテッドという印象が強い種族であったが、基本セット2011タイタン・サイクル構築の一線で活躍した。それ以降も砕骨の巨人/Bonecrusher Giantエルダー・巨人などの広いフォーマットで活躍するカードが登場しており、もはや先述の認識は過去のものと言えるだろう。

初期のものは中堅クリーチャーが主であったが、基本セット2010ごろからは大型クリーチャー枠として扱われている。これは、人間よりは大きいが巨人ほどではない体躯の種族(例えばミノタウルスロクソドンなど)が存在することから、巨人をより大型の種族へと格上げしたためである[1][2]

タイプ的カードローウィン・ブロックで初登場し、ロードである暁の君主/Sunrise Sovereignコスト軽減してくれる臭汁飲みの向こう見ず/Stinkdrinker Daredevil、専用の土地である古の円形劇場/Ancient Amphitheaterなど多数登場した。また、エルドレインの王権では巨人以外を破壊する脱ぎ捨て/Cast Offが登場した。カルドハイムでも災厄を携える者/Calamity Bearer星界の瞥見/Glimpse the Cosmosなど多数登場した。

巨人・トークン生成するカードにはタイタンの契約/Pact of the Titan反目殺しの評決/Feudkiller's Verdictなど、複数存在する。や併せ持つクリーチャー・タイプは様々だが、いずれも4/4以上である。(→トークン一覧

伝説の巨人はアサシンクリード現在、26体存在する(「伝説の(Legendary)・巨人(Giant)」でWHISPER検索[注釈 1]

[編集] ストーリー

次元/Planeによって単に巨大な人型種族であったり、大地から生まれるエレメンタルに近い存在であったりと生態は様々。詳細は巨人/Giantを参照。

[編集] 脚注

[編集] 注釈

  1. Whisperデータベース未登録により、検索結果には死滅都市の暴君、ヴォーガー/Vogar, Necropolis Tyrantが表示されません。

[編集] 出典

  1. M12 from the Inside, Part 2(Internet Archive)/基本セット2012の内部情報 その2(Savor The Flavor 2011年7月26日 Doug Beyer著)
  2. The Feedbackening 2011(Internet Archive)/フィードバック2011(Savor The Flavor 2011年8月16日 Doug Beyer著)
  3. Odds & Ends Kaldheim, Part 1/こぼれ話:『カルドハイム』 その1Making Magic 2021年2月8日 Mark Rosewater著)

[編集] 参考

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