陰謀団式療法/Cabal Therapy

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1マナの[[手札破壊]][[呪文]]。[[ネブカドネザル/Nebuchadnezzar]]の能力を元に作られた。
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[[フラッシュバック]]付きの[[手札破壊]][[呪文]]。[[ネブカドネザル/Nebuchadnezzar]][[能力]]を元に作られた。
2007年時点の[[エターナル]]で、手札破壊としては[[強迫/Duress]]と並んで最もよく使われている。
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[[対戦相手]]の[[デッキ]]構成を熟知し、[[手札]]を予測出来なければ不発に終わってしまうリスクがあるとは言え、持たれて一番困る[[カード]]を確実に根こそぎに出来る点は素晴らしい。
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[[対戦相手]]の[[手札]]を予測できなければ不発に終わってしまうリスクがあるが、持たれて一番困る[[カード]]を確実に根こそぎにできる点は素晴らしい。外しても直後にフラッシュバックで[[唱える|唱え]]ればほぼ確実に[[捨てる|捨て]]させられるため、ある程度自己完結しており扱いやすい。[[マナ・コスト]]も1[[マナ]]と[[軽い|軽く]]、フラッシュバック・[[コスト]]もマナを要求しないため、[[テンポ]]面でも非常に優秀。
[[フラッシュバック]]を利用し、1回撃った直後に撃てばまず当たる。ハズした時のフォローのみならず強力。
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単体で使われることはあまりなく、主に手札を[[見る]]ことのできる他のカードと併用して不発の可能性を減らすことが多い。特に[[強迫/Duress]]系の手札破壊とは相性が良く、これと強迫を4枚ずつ入れた[[デッキ]]は「8デュレス」などと呼ばれる。[[エターナル]]ではそれら強迫系手札破壊や[[ギタクシア派の調査/Gitaxian Probe]]などと併用されることが多い。また、事前の手札確認を行わずにフラッシュバックで当てることを前提にした構成では、フラッシュバック・コストの[[生け贄に捧げる|生け贄]]要員調達に[[若き紅蓮術士/Young Pyromancer]]や[[僧院の導師/Monastery Mentor]]などが用いられる場合がある。
  
[[フラッシュバック]][[コスト]]を利用して、[[]][[マナ]]が一切出せない[[デッキ]]でもフラッシュバック専用で使う事も出来る。
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フラッシュバック・コストに[[色マナ]]が要求されない点も大きな特徴であり、[[黒マナ]]が一切出せないデッキで使われることもある。[[スタンダード]]時代では[[クワイエット・ロアー]]などで[[物静かな思索/Quiet Speculation]]からの[[サーチ]]を前提に1枚[[挿す|挿し]]された。[[エクステンデッド]]以下の[[フォーマット]]では[[ライブラリー]]の大半が[[墓地]]に落ちる[[ドレッジ]]で対戦相手の妨害を排除する手段として用いられるほか、[[クリーチャー]]を生け贄に捧げることができる点にも注目され、[[アカデミーの学長/Academy Rector]]や[[老練の探険者/Veteran Explorer]]を[[墓地送り]]にする手段として用いられる。
さらに[[ヴィンテージ]][[エクステンデッド]]では、[[アカデミーの学長/Academy Rector]]を[[墓地送り]]にする手段としても使われる。
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[[強迫/Duress]]との相性も抜群で、これと強迫を4枚ずつ入れたデッキは8デュレスなどと呼ばれたりする。
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*[[カード名]]は[[解決]]時に指定する。指定してから捨てるまでの間に[[プレイヤー]]が行動できる機会はない。
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*自分の[[ターン]]にこれが墓地にあるときに自分がクリーチャー呪文を唱え、[[解決]]されて[[戦場に出す|戦場に出た]]とき、最初に[[優先権]]を得るのは[[アクティブ・プレイヤー]]なので、適切な[[プレイング]]をすればコストとして生け贄に捧げるクリーチャーを対戦相手が[[除去]]できる機会はない。ただし、それが[[187クリーチャー]]であるなど特定の状況においては、陰謀団式療法をフラッシュバックで唱えられるようになる前にそのクリーチャーを除去されることもありうる。
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*略称はセラピー、セラピィ。[[セラピィバーゲン]]というデッキの名前の由来にもなっている。
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*現在はエターナルの大会でよく見かけるカードである。エターナルの大会は小規模になりやすく、デッキ内容をよく知っている知り合いと対戦する確率が高いため、このカードは身内キラーとして恐れられている。
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*[[Premium Deck Series: Graveborn]]へ収録された際に{{Gatherer|id=265166|新規イラスト}}が与えられた。
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*[[モダンホライゾン]]で[[陰謀団の療法士/Cabal Therapist]]として[[リメイク]]された。
  
*略称はセラピー。[[セラピィバーゲン]]という[[デッキ]]の名前の由来にもなっている。
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==参考==
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*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/scs-cabal-therapy-2002-08-12 SCS: Cabal Therapy]([[Daily MTG]] 2002年8月12日)
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*[[陰謀団/The Cabal]]([[背景世界/ストーリー用語]])
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*[[手札破壊カード]]
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*[[カード個別評価:ジャッジメント]] - [[アンコモン]]
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*[[カード個別評価:エターナルマスターズ]] - [[アンコモン]]
  
*こんなに強力な[[手札破壊]]だが、収録されているのは[[トーメント]]ではなく、[[黒]]が少ない[[ジャッジメント]]である。
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[[Category:俗称のあるカード|いんほうたんしきりょうほう]]
*エターナルの大会で頻繁に見かけるカードであるが、エターナルの大会は小規模になりやすく、デッキ内容をよく知っている知り合いと対戦をする確率が高いため、このカードは身内キラーとして恐れられる。
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*自分のターンにこれが墓地にあるときに自分が[[クリーチャー]]をプレイし、解決されて場に出たとき、最初に[[優先権]]を得るのは[[アクティブ・プレイヤー]]なので、適切なプレイをすればコストとして[[生け贄に捧げる]]クリーチャーを対戦相手が[[除去]]できる機会はない。
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ただし、それが[[187クリーチャー]]であるなど特定の状況においては、陰謀団式療法をプレイできるようになる前にそのクリーチャーを除去されることもありうる。
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==参考==
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*[[http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/feature/81|カード研究:陰謀団式療法―相手の脳に忍び込め]](Wizards社;英語)
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*[[カード個別評価:オデッセイブロック]]
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2019年6月15日 (土) 10:16時点における最新版


Cabal Therapy / 陰謀団式療法 (黒)
ソーサリー

土地でないカード名を1つ選ぶ。プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーは自分の手札を公開し、その名前のカードをすべて捨てる。
フラッシュバック ― クリーチャーを1体生け贄に捧げる。(あなたはあなたの墓地にあるこのカードを、そのフラッシュバック・コストで唱えてもよい。その後それを追放する。)


フラッシュバック付きの手札破壊呪文ネブカドネザル/Nebuchadnezzar能力を元に作られた。

対戦相手手札を予測できなければ不発に終わってしまうリスクがあるが、持たれて一番困るカードを確実に根こそぎにできる点は素晴らしい。外しても直後にフラッシュバックで唱えればほぼ確実に捨てさせられるため、ある程度自己完結しており扱いやすい。マナ・コストも1マナ軽く、フラッシュバック・コストもマナを要求しないため、テンポ面でも非常に優秀。

単体で使われることはあまりなく、主に手札を見ることのできる他のカードと併用して不発の可能性を減らすことが多い。特に強迫/Duress系の手札破壊とは相性が良く、これと強迫を4枚ずつ入れたデッキは「8デュレス」などと呼ばれる。エターナルではそれら強迫系手札破壊やギタクシア派の調査/Gitaxian Probeなどと併用されることが多い。また、事前の手札確認を行わずにフラッシュバックで当てることを前提にした構成では、フラッシュバック・コストの生け贄要員調達に若き紅蓮術士/Young Pyromancer僧院の導師/Monastery Mentorなどが用いられる場合がある。

フラッシュバック・コストに色マナが要求されない点も大きな特徴であり、黒マナが一切出せないデッキで使われることもある。スタンダード時代ではクワイエット・ロアーなどで物静かな思索/Quiet Speculationからのサーチを前提に1枚挿しされた。エクステンデッド以下のフォーマットではライブラリーの大半が墓地に落ちるドレッジで対戦相手の妨害を排除する手段として用いられるほか、クリーチャーを生け贄に捧げることができる点にも注目され、アカデミーの学長/Academy Rector老練の探険者/Veteran Explorer墓地送りにする手段として用いられる。

[編集] 参考

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