ヴリンの神童、ジェイス/Jace, Vryn's Prodigy
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2015年8月8日 (土) 21:17時点における版
マジック・オリジンの両面カードとしてカード化された若き日のジェイス。
- クリーチャー時
- 2マナと軽量な人間・ウィザードで、癖のないルーター能力を持つ。
- この能力の解決時に5枚以上のカードが墓地にあれば変身する。この能力で手札を揃えながら、第2面の-3能力のための布石を打っておきたい。
- -3能力
- 瞬唱の魔道士/Snapcaster MageのCIP能力に似た、自分の墓地のインスタントまたはソーサリー1枚の再利用。
- マナ・コストは支払わなければならないが、カード・アドバンテージを稼ぎ、間接的にではあるが戦場に触れることのできる貴重な能力。
- カウンター呪文のようなタイミングを選ぶ呪文を選ぶ意味は薄いため、ドローや除去のようにいつでも使えるインスタント・ソーサリーを一定数デッキに積んでおきたい。
- -9能力
- 呪文を1つ唱えるたびに対戦相手のライブラリーを5枚削る紋章を得る奥義。
- それなりに高速でライブラリー破壊できるが、即効性がなく戦場に影響を与えないので、-3能力を使ってコントロールするのとどちらが良いかはよく検討したい。
- このカード自体の初期忠誠度が高いため、最初から一目散に奥義を狙うのも一つの戦略。
クリーチャー時、プレインズウォーカー時ともにコントロールデッキ向きの性能。特に-3能力は長期戦になり墓地が肥えるほど選択肢が増え強力になっていく。ただし瞬唱の魔道士と異なりそれらを唱えられるのは(通常の場合)自分のターンに限定されるため、できるだけ対戦相手のターンに呪文を唱えたいパーミッション色の強いデッキには少々不向きか。
ルール
- +1能力
- 「最大」1体なので、対象に取れるクリーチャーがいなくてもとりあえず忠誠度を増やすために起動することもできる。
- -3能力
- 瞬唱の魔道士と似ているため混同しやすいが、フラッシュバックとは異なり、代替コストは付与しない。したがって、他の代替コストを支払って唱えることもできる。
- 唱えた後、墓地に置かれさえしなければ追放されないので、バイバック呪文を手札に戻したり、頂点サイクルをライブラリーに返したりできる。
関連カード
- ジェイス・ベレレン/Jace Beleren
- 精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor
- 記憶の熟達者、ジェイス/Jace, Memory Adept
- 思考を築く者、ジェイス/Jace, Architect of Thought
- ギルドパクトの体現者、ジェイス/Jace, the Living Guildpact
サイクル
マジック・オリジンの、神話レアの変身する両面カードのサイクル。第1面は伝説のクリーチャー、第2面はプレインズウォーカーであり、プレインズウォーカー/Planeswalkerたちの、プレインズウォーカーの灯/Planeswalker's Sparkが点る前の姿と、点った後の姿を表している。
- アクロスの英雄、キテオン/Kytheon, Hero of Akros - 歴戦の戦士、ギデオン/Gideon, Battle-Forged
- ヴリンの神童、ジェイス/Jace, Vryn's Prodigy - 束縛なきテレパス、ジェイス/Jace, Telepath Unbound
- 異端の癒し手、リリアナ/Liliana, Heretical Healer - 反抗する屍術師、リリアナ/Liliana, Defiant Necromancer
- カラデシュの火、チャンドラ/Chandra, Fire of Kaladesh - 燃え盛る炎、チャンドラ/Chandra, Roaring Flame
- 巨森の予見者、ニッサ/Nissa, Vastwood Seer - 精霊信者の賢人、ニッサ/Nissa, Sage Animist
ストーリー
少年時代のジェイス・ベレレン/Jace Beleren。先天的に精神感応者であったジェイスは優れた精神魔道士であるスフィンクスのアルハマレット/Alhammarretの下で修業を積んでいたが、アルハマレットによって記憶を操作され利用されていた。真実を知ったジェイスはアルハマレットと対立し、自らの記憶を犠牲にしてアルハマレットを倒し、ラヴニカ/Ravnicaへとプレインズウォークする。
詳細はジェイス・ベレレン/Jace Beleren (ストーリー)を参照。