奈落の王/Lord of the Pit
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2016年11月26日 (土) 08:48時点における版
かつての黒を代表するペナルティ能力付きの大型クリーチャー。アルファから存在するマジック初のデーモンの1つである(もう1つはDemonic Hordes)。
飛行とトランプルがついており、戦闘ではまず止めることはできない。しかし、そのデメリットも大きく、毎ターン、クリーチャーを生け贄に捧げる必要がある。それができなければコントローラーに7点ものダメージを与える。
デメリットはきつく思えるが、実際には2、3回攻撃すれば勝てるので、それほどの負担にはならないだろう。生け贄が用意できなくともダメージを受けるだけなので、ライフを支払うアップキープ・コストだと割り切って使うことも可能。
- 生け贄は強制であり、他のクリーチャーを生け贄に捧げられない場合にだけコントローラーにダメージを与える。よって、他のクリーチャーをコントロールしている限り、わざとダメージを受けることを選択することはできない。
- ダメージなので黒の防御円/Circle of Protection: Blackで軽減したり、魂の絆/Spirit Linkで帳消しにしたりもできる。ただし上記の通り生け贄は強制なので注意。
- 平和な心/Pacifismをはじめとした「戦場に残す除去(擬似除去)」には非常に弱い。奈落の王を処分する方法がない限り、クリーチャーを失い続け、さらにはライフをも失い続けるハメになる。
- ディヴァインvsデモニックにChippyによる新規イラストで神話レアとして収録された。
関連カード
主な亜種
生け贄のアップキープ・コストを課すデーモン。
- ヨーグモスの悪魔/Yawgmoth Demon - アーティファクトを生け贄。しなかった場合自身のタップと2点ダメージ。(アンティキティー)
- Infernal Denizen - 沼2つを生け贄。できない場合自身のタップと対戦相手にクリーチャー1体のコントロールを差し出す。(アイスエイジ)
- Minion of Leshrac - これ以外のクリーチャーを生け贄。しなかった場合自身のタップと5点ダメージ。(アイスエイジ)
- 痛めつける鬼/Painwracker Oni - オーガをコントロールしていない場合クリーチャーを生け贄。(神河物語)
- 奈落のしもべ/Liege of the Pit - 奈落の王の直接的なリメイク。変異持ち。(時のらせん)
- 悲哀をもたらす悪魔/Woebringer Demon - 各プレイヤーのアップキープごとに誘発。できない場合自身を生け贄。(ラヴニカ:ギルドの都)
- アンクスの大悪魔/Archdemon of Unx - ゾンビでないクリーチャーを生け贄。(アラーラの断片)
- 魂の汚染者/Defiler of Souls - 単色のクリーチャーを生け贄。各プレイヤーのアップキープごとに誘発。(アラーラ再誕)
- ザスリッドの悪魔/Xathrid Demon - これ以外のクリーチャーを生け贄。メリット効果が付随。できない場合自身のタップと7点ライフロス。(基本セット2010)
- 強欲の大悪魔/Archdemon of Greed - 両面カードの第2面。人間を生け贄。できない場合自身のタップと9点ダメージ。(闇の隆盛)
- 悪魔の監督官/Demonic Taskmaster - これ以外のクリーチャーを生け贄。(アヴァシンの帰還)
- 影生まれの悪魔/Shadowborn Demon - 墓地のクリーチャー・カードが6枚未満の場合クリーチャーを生け贄。(基本セット2014)
- 忌まわしき首領/Abhorrent Overlord - クリーチャーを生け贄。(テーロス)