ウルザの殲滅破/Urza's Ruinous Blast
提供:MTG Wiki
14行: | 14行: | ||
==ストーリー== | ==ストーリー== | ||
− | [[兄弟戦争/Brothers' War]]の末に[[ウルザ/Urza]]は、[[ファイレクシア/Phyrexia]]に身も心も捧げ、生きる機械と化した弟[[ミシュラ/Mishra]]の姿を目の当たりにする。彼は怒りと悲しみの入り混じった激しい感情を抱き、強大な[[アーティファクト]]、[[ | + | [[兄弟戦争/Brothers' War]]の末に[[ウルザ/Urza]]は、[[ファイレクシア/Phyrexia]]に身も心も捧げ、生きる機械と化した弟[[ミシュラ/Mishra]]の姿を目の当たりにする。彼は怒りと悲しみの入り混じった激しい感情を抱き、強大な[[アーティファクト]]、[[ゴーゴスの酒杯/Golgothian Sylex]]の力を解放してしまう(→[[The Devastation]])。その大爆発は[[アルゴス/Argoth]]を吹き飛ばし、[[ドミナリア/Dominaria]]に[[ザ・ダーク|暗黒時代]]を、そして[[アイスエイジ|氷河期]]をもたらした({{Gatherer|id=444272}})。 |
{{フレイバーテキスト|数世紀前、ある男の復讐が世界を氷と闇の内に閉じ込めた。}} | {{フレイバーテキスト|数世紀前、ある男の復讐が世界を氷と闇の内に閉じ込めた。}} |
2022年11月28日 (月) 09:34時点における最新版
伝説のソーサリー
(伝説のソーサリーは、あなたが伝説のクリーチャーか伝説のプレインズウォーカーをコントロールしているときにのみ唱えられる。)
伝説でなく土地でもないパーマネントをすべて追放する。
白の伝説のソーサリーは、伝説のパーマネントと土地以外の全体除去。
クリーチャーを含む複数のカード・タイプにまたがる追放型全体除去呪文としては5マナは破格の軽さ。これを唱えるために必要な自軍の伝説のパーマネントには触らないため、積極的に撃ちにいける。自軍を伝説のパーマネントで固めれば一方的にボード・アドバンテージを稼げそうだが、レジェンド・ルールの存在や非伝説のパーマネントを入れにくいことを考慮するとデッキ構築の難易度は高い。また対戦相手の伝説のパーマネントも追放できないため、肝心なところに手が届かないおそれがある。もっとも、白は土地以外のパーマネントに1枚のカードで対処することは得意な色なので、これで撃ち漏らしたものをピンポイントで除去しても間に合う可能性は高いだろう。メタゲームや自身のデッキ内容次第で採用の目は充分にあると言える。
基本セット2020登場後のスタンダードでは、土地以外のパーマネントほぼ全てが伝説で構成されているケシス・コンボで採用されている。メタゲームの中心になってからは、ミラーマッチを意識してゴルガリの女王、ヴラスカ/Vraska, Golgari Queenやヨーグモスの不義提案/Yawgmoth's Vile Offeringと併用されるようになった。
- 全体除去には珍しくシングルシンボルである。
[編集] 関連カード
[編集] サイクル
ドミナリアの伝説のソーサリーのサイクル。各色1枚ずつと多色に1枚の合計6枚が、それぞれのレアに存在する。
- ウルザの殲滅破/Urza's Ruinous Blast
- カーンの経時隔離/Karn's Temporal Sundering
- ヨーグモスの不義提案/Yawgmoth's Vile Offering
- ヤヤの焼身猛火/Jaya's Immolating Inferno
- カマールのドルイド的誓約/Kamahl's Druidic Vow
- 上古族の栄華な再誕/Primevals' Glorious Rebirth
これらはドミナリア/Dominaria次元/Planeの歴史を象徴する出来事をカード化したものであり、いずれもフレイバー・テキストが「数世紀前(Centuries ago)」で語り始められる。
[編集] ストーリー
兄弟戦争/Brothers' Warの末にウルザ/Urzaは、ファイレクシア/Phyrexiaに身も心も捧げ、生きる機械と化した弟ミシュラ/Mishraの姿を目の当たりにする。彼は怒りと悲しみの入り混じった激しい感情を抱き、強大なアーティファクト、ゴーゴスの酒杯/Golgothian Sylexの力を解放してしまう(→The Devastation)。その大爆発はアルゴス/Argothを吹き飛ばし、ドミナリア/Dominariaに暗黒時代を、そして氷河期をもたらした(イラスト)。
数世紀前、ある男の復讐が世界を氷と闇の内に閉じ込めた。