深海住まいのタッサ/Thassa, Deep-Dwelling
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2020年2月1日 (土) 11:59時点における版
伝説のクリーチャー エンチャント — 神(God)
破壊不能
あなたの青への信心が5未満であるかぎり、深海住まいのタッサはクリーチャーではない。
あなたの終了ステップの開始時に、他の、あなたがコントロールしているクリーチャー最大1体を対象とし、それを追放する。その後、そのカードをあなたのコントロール下で戦場に戻す。
(3)(青):他のクリーチャー1体を対象とし、それをタップする。
テーロス還魂記のタッサ/Thassa。自分のクリーチャーを明滅させる能力と他のクリーチャーをタップさせる起動型能力を持つ、神・クリーチャー・エンチャント。
テーロス・ブロック期のスタンダードでは青単信心の軸としてガンガン顕現して活躍した海の神、タッサ/Thassa, God of the Seaとは異なり、タイミングは限定されるがノーコストの明滅とタッパーとしての機能で戦場をコントロールする方向性が強いカードに仕上がっている。4マナの破壊不能エンチャントが明滅効果を持ついう点だけ見てもマナコスト相応で、シナジー・コンボできるカードも豊富にあり幅広い活躍が期待できる。
特に1枚で信心達成&明滅でETB能力の使い回しが可能な秘儀術師のフクロウ/Arcanist's Owlとは抜群の好相性。その他、ゲームを決定づけられる裏切りの工作員/Agent of Treacheryの使い回しが同色では目立つ。また、初子さらい/Claim the Firstbornやアクロス戦争/The Akroan Warなどの一時的なコントロール奪取手段でも奪ったクリーチャーを自分のコントロール化で出し直して固定させることができ、かなりのやりたい放題が可能。恒久的なタッパーとしてもやや要求マナは多いがクリーチャーの無力化に一役買う。
総合して強力なカード。他のこの手のコンボ系エンチャントと異なり、展開が上手くいけば自分自身が顕現して6点クロックとなって勝ち筋を補強できるのも強み。
リミテッドでは他のカードのETB使い回しが出来る体制が整えばほぼ勝ちなボム。
- 裏切りの工作員は名パートナーであるとともに天敵でもある。裏切りの工作員でタッサを奪われるとそのまま対戦相手の方で使い回しコンボが成立してしまう。
- 誘発型能力は妖術師の衣装部屋/Conjurer's Closetとほぼ同じもの。比較すると青マナが1つ要求されるとはいえ、点数で見たマナ・コストが下がり、破壊不能とタップする能力が付き、さらにクリーチャーになることも可能と大盤振る舞いである。
ルール
- サイクル共通のルールについては、神 (テーロス・ブロック)#ルールを参照。
関連カード
- 海の神、タッサ/Thassa, God of the Sea
- 深海住まいのタッサ/Thassa, Deep-Dwelling
サイクル
テーロス還魂記の神サイクル。伝説のクリーチャー・エンチャントで、各色に1枚ずつと多色に2枚存在する。破壊不能を持ち、対応する色への信心が一定数(単色は5、多色は7)未満になるとクリーチャーではなくなる。稀少度は神話レア。
- 太陽冠のヘリオッド/Heliod, Sun-Crowned(白)
- 深海住まいのタッサ/Thassa, Deep-Dwelling(青)
- 荒涼とした心のエレボス/Erebos, Bleak-Hearted(黒)
- 青銅血のパーフォロス/Purphoros, Bronze-Blooded(赤)
- 鋭い目、ナイレア/Nylea, Keen-Eyed(緑)
- 運命の神、クローティス/Klothys, God of Destiny(赤緑)
- 埋葬布を纏う者、エイスリオス/Athreos, Shroud-Veiled(白黒)
ストーリー
他の神の痕跡を消し去ろうとするヘリオッド/Heliodに反発し、神々の戦に加わったタッサ/Thassa。自らの勇者としてカラフィ/Callapheを選び、亜神へと変える。
詳細はタッサ/Thassaを参照。
- イラストでは、キオーラ/Kioraに奪われた二叉槍デケーラ/Dekellaに代わる新たな武器を所持している。