タップ・アウトレット
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2024年4月6日 (土) 23:50時点における版
タップ・アウトレット(tap outlets)とは、「あなたがコントロールするアンタップ状態のパーマネントをN体タップする」というコストを持つ起動型能力を持つカードの、開発部内における通称。
Seton, Krosan Protector / クローサの庇護者シートン (緑)(緑)(緑)
伝説のクリーチャー — ケンタウルス(Centaur) ドルイド(Druid)
伝説のクリーチャー — ケンタウルス(Centaur) ドルイド(Druid)
あなたがコントロールする、アンタップ状態のドルイド(Druid)1つをタップする:(緑)を加える。
2/2Munda's Vanguard / ムンダの先兵 (4)(白)
クリーチャー — コー(Kor) 騎士(Knight) 同盟者(Ally)
クリーチャー — コー(Kor) 騎士(Knight) 同盟者(Ally)
盟友 ― (T),あなたがコントロールするアンタップ状態の同盟者(Ally)を1体タップする:あなたがコントロールする各クリーチャーの上にそれぞれ+1/+1カウンターを1個置く。
3/3Irontread Crusher / 鉄装破壊車 (4)
アーティファクト — 機体(Vehicle)
アーティファクト — 機体(Vehicle)
搭乗3(あなたがコントロールする望む数のクリーチャーを、パワーの合計が3以上になるように選んでタップする:ターン終了時まで、この機体(Vehicle)はアーティファクト・クリーチャーになる。)
6/6解説
これらの起動型能力でパーマネントをタップすることはタップ能力(タップ・シンボルをコストに含む能力)ではないため、召喚酔いに影響されているパーマネントでもコストに充てることができる。
タップ・アウトレットを用いるメカニズムとして、召集、共謀、盟友、搭乗、即席が存在する。
能動的にパーマネントをタップすることができるため、アンタップ能力や神啓、龍鱗隊の将軍/Dragonscale Generalなどといった、タップ状態のパーマネントを参照するカード群とシナジーを形成する。そのほか、攻撃強制やブロック強制を回避したり、コントロール奪取に対してささやかな抵抗になるなど、副次的な効果にも期待できる。
- 白はコストとして「クリーチャーのタップ」を要求することがしばしばある(→オアリムの療法/Orim's Cureをはじめとするマスクス・ブロックのピッチスペル、大将軍の精鋭/Warlord's Eliteなど)。これらもタップ・アウトレットの一部と言ってよいかもしれない。
- この場合の「アウトレット」とは、日本語で言う「~台」のこと。たとえば、いわゆる「サクり台」は「Sacrifice Outlets」と呼ばれる。
参考
- 「tap untapped "you control"」で英語オラクル検索
- (検索書式の都合上、孤高の聖域/Solitary Sanctuary など一部関係のないカードも混ざっています、ご了承ください)
- Stealing the Edge/いただき!(WotC / タカラトミー、サイト消失のためInternet Archive)
- 召集
- 共謀
- 盟友
- 搭乗
- 即席
- 騎乗
- カードの俗称