カメレオンの巨像/Chameleon Colossus
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− | + | しかし[[能力]]を[[起動]]するたびに8/8、16/16と、マナさえあればいくらでも巨大になっていく。[[パワー]]に[[修整]]を与える[[カード]]と非常に相性がよく、[[巨大化/Giant Growth]]を使った後に能力を1回起動するだけで、[[ダークスティールの巨像/Darksteel Colossus]]をも上回る[[サイズ]]になる。[[装備品]]等で恒常的な修整を加えるのも良い。[[黒曜石の戦斧/Obsidian Battle-Axe]]などは抜群の相棒である。特に小細工を使わずとも、5[[ターン]]目に8/8のクリーチャーが[[殴る|殴り]]かかってくるだけでも脅威。 | |
[[多相]]により[[徘徊]]や[[族系]]、[[ロード (俗称)|ロード]]による[[強化]]などのさまざまなメリットを受けられるだけでなく、[[プロテクション]]([[黒]])により、[[恐怖/Terror]]、[[叫び大口/Shriekmaw]]などの、[[黒]][[除去]]が通用せず、[[タフネス]]4という素の[[サイズ]]に加え[[パンプアップ]]能力で[[タフネス]]を倍増させれば、[[火力]]で[[焼く]]ことも難しい。 | [[多相]]により[[徘徊]]や[[族系]]、[[ロード (俗称)|ロード]]による[[強化]]などのさまざまなメリットを受けられるだけでなく、[[プロテクション]]([[黒]])により、[[恐怖/Terror]]、[[叫び大口/Shriekmaw]]などの、[[黒]][[除去]]が通用せず、[[タフネス]]4という素の[[サイズ]]に加え[[パンプアップ]]能力で[[タフネス]]を倍増させれば、[[火力]]で[[焼く]]ことも難しい。 | ||
− | 基本的には[[忘却の輪/Oblivion Ring]]などの[[ダメージ]]によらない除去を使うか、[[誘惑蒔き/Sower of Temptation]]で[[コントロール (ルール用語)|コントロール]]を奪うなどして対処しよう。赤で対処する場合は、マナを使いきったところで[[対応して]][[炎の投げ槍/Flame Javelin]]で焼くのが一般的だった。 | + | 基本的には[[忘却の輪/Oblivion Ring]]などの[[ダメージ]]によらない除去を使うか、[[誘惑蒔き/Sower of Temptation]]で[[コントロール (ルール用語)|コントロール]]を奪うなどして対処しよう。赤で対処する場合は、マナを使いきったところで[[対応して]][[炎の投げ槍/Flame Javelin]]や[[雪崩し/Skred]]で焼くのが一般的だった。 |
欠点は[[回避能力]]を持たないため[[チャンプブロック]]で時間を稼がれやすい点。[[茨森の模範/Bramblewood Paragon]]などで後押しができないと立ち往生することがある。また、[[パンプアップ]]能力は強力ながら小回りが利かないので、[[白]]や[[赤]]を相手に能動的に使うと対応して[[除去]]が飛んできて、あっさり死んでしまった挙句[[テンポ]]を損なうことも多い。強力には違いないのだが、上記のように[[黒]]以外なら割と対処法も多く、「ただの大きいクリーチャー」に成り下がってしまうこともしばしばだった。 | 欠点は[[回避能力]]を持たないため[[チャンプブロック]]で時間を稼がれやすい点。[[茨森の模範/Bramblewood Paragon]]などで後押しができないと立ち往生することがある。また、[[パンプアップ]]能力は強力ながら小回りが利かないので、[[白]]や[[赤]]を相手に能動的に使うと対応して[[除去]]が飛んできて、あっさり死んでしまった挙句[[テンポ]]を損なうことも多い。強力には違いないのだが、上記のように[[黒]]以外なら割と対処法も多く、「ただの大きいクリーチャー」に成り下がってしまうこともしばしばだった。 | ||
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+ | 素のサイズ・[[部族 (俗称)|部族]]支援の受け易さに加えて、対[[フェアリー (デッキ)|青黒フェアリー]]に相性がよかった(特に[[苦花/Bitterblossom]]に止められないのが大きい)ことから、当時の[[スタンダード]]や[[ローウィン=シャドウムーア・ブロック構築]]では[[黒緑エルフ]]や[[フィッシュ|マーフォーク]]の主力[[アタッカー]]として活躍した。 | ||
[[リミテッド]]では言うまでも無く、[[エンドカード]]。 | [[リミテッド]]では言うまでも無く、[[エンドカード]]。 |
2010年6月19日 (土) 08:51時点における版
クリーチャー — 多相の戦士(Shapeshifter)
多相(このカードは、すべてのクリーチャー・タイプである。)
プロテクション(黒)
(2)(緑)(緑):ターン終了時まで、カメレオンの巨像は+X/+Xの修整を受ける。Xは、そのパワーである。
4マナ4/4クリーチャーの中でもトップクラスの多相の戦士。「巨像」とついているが、一見サイズは大きくない。
しかし能力を起動するたびに8/8、16/16と、マナさえあればいくらでも巨大になっていく。パワーに修整を与えるカードと非常に相性がよく、巨大化/Giant Growthを使った後に能力を1回起動するだけで、ダークスティールの巨像/Darksteel Colossusをも上回るサイズになる。装備品等で恒常的な修整を加えるのも良い。黒曜石の戦斧/Obsidian Battle-Axeなどは抜群の相棒である。特に小細工を使わずとも、5ターン目に8/8のクリーチャーが殴りかかってくるだけでも脅威。
多相により徘徊や族系、ロードによる強化などのさまざまなメリットを受けられるだけでなく、プロテクション(黒)により、恐怖/Terror、叫び大口/Shriekmawなどの、黒除去が通用せず、タフネス4という素のサイズに加えパンプアップ能力でタフネスを倍増させれば、火力で焼くことも難しい。
基本的には忘却の輪/Oblivion Ringなどのダメージによらない除去を使うか、誘惑蒔き/Sower of Temptationでコントロールを奪うなどして対処しよう。赤で対処する場合は、マナを使いきったところで対応して炎の投げ槍/Flame Javelinや雪崩し/Skredで焼くのが一般的だった。
欠点は回避能力を持たないためチャンプブロックで時間を稼がれやすい点。茨森の模範/Bramblewood Paragonなどで後押しができないと立ち往生することがある。また、パンプアップ能力は強力ながら小回りが利かないので、白や赤を相手に能動的に使うと対応して除去が飛んできて、あっさり死んでしまった挙句テンポを損なうことも多い。強力には違いないのだが、上記のように黒以外なら割と対処法も多く、「ただの大きいクリーチャー」に成り下がってしまうこともしばしばだった。
素のサイズ・部族支援の受け易さに加えて、対青黒フェアリーに相性がよかった(特に苦花/Bitterblossomに止められないのが大きい)ことから、当時のスタンダードやローウィン=シャドウムーア・ブロック構築では黒緑エルフやマーフォークの主力アタッカーとして活躍した。
- その素のサイズの小ささに戸惑うところだが、それでもコロ助の仲間といえる。通称「カメコロ」。
- 能力で参照するのはパワーのみであることに注意。パワーのみに修整を与えるカードを使っても、しっかりタフネスも増える。
- 多相を持つために、「あるクリーチャー・タイプの中で最強は何か」という問いに対し、高確率でこれが答えである。
関連カード
サイクル
- 鏡の精体/Mirror Entity
- 姿分け/Shapesharer
- 石塚の放浪者/Cairn Wanderer
- 雄牛のやっかいもの/Taurean Mauler
- カメレオンの巨像/Chameleon Colossus