白緑コントロール
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[[白]]・[[緑]]ともに[[クリーチャー]]は優秀であるため、コントロールデッキとして組まれることはあまり無く、[[エンチャント]]・[[アーティファクト]][[破壊]]の要素も被っているため2[[色]]の特性を活かすことは難しい。加えて、[[戦場]]の掌握に優れるが[[呪文]]に対して無防備という明確な弱点を持つ。 | [[白]]・[[緑]]ともに[[クリーチャー]]は優秀であるため、コントロールデッキとして組まれることはあまり無く、[[エンチャント]]・[[アーティファクト]][[破壊]]の要素も被っているため2[[色]]の特性を活かすことは難しい。加えて、[[戦場]]の掌握に優れるが[[呪文]]に対して無防備という明確な弱点を持つ。 | ||
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− | [[フィニッシャー]]は様々で、[[アーニーゲドン]]の[[ギミック]]を組み込んだものや、[[大地の怒り/Force of Nature]]を利用するものなどがあった。 | + | |
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==参考== | ==参考== | ||
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2010年10月24日 (日) 20:27時点における版
白緑コントロール(White-Green Control)は、緑白で組まれるコントロールデッキの総称。
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概要
白・緑ともにクリーチャーは優秀であるため、コントロールデッキとして組まれることはあまり無く、エンチャント・アーティファクト破壊の要素も被っているため2色の特性を活かすことは難しい。加えて、戦場の掌握に優れるが呪文に対して無防備という明確な弱点を持つ。
したがって、この色のコントロールデッキが組まれるのは独特のコントロール要素がある場合か、よほど戦場が中心となる環境に限られる。
オンスロート・ブロック+ミラディン・ブロック期
オンスロート・ブロック+ミラディン・ブロック期のスタンダードでは、同環境の白コントロールに緑を足す形で組まれる。
ソーサリー
すべてのアーティファクトと、すべてのクリーチャーと、すべてのエンチャントを破壊する。
サイクリング(3)((3),このカードを捨てる:カードを1枚引く。)
緑採用の理由は親和対策のアーティファクト破壊のため。白は元来アーティファクト対策に優れる色であるが、この時期は有効なカードがあまり無かったのだ。また、白お家芸の全体除去やライフ回復により対親和に優位に立つことができた。
特に、フィフス・ドーン参入後に登場した永遠の証人/Eternal Witnessと霊体の地滑り/Astral Slideのシナジーを中核とするエターナルスライドは、世界選手権04で優勝するほどの活躍を見せた。
クリーチャー — 人間(Human) シャーマン(Shaman)
永遠の証人が戦場に出たとき、あなたの墓地にあるカード1枚を対象とする。あなたはそれをあなたの手札に戻してもよい。
2/1エンチャント
プレイヤーがカードを1枚サイクリングするたび、あなたはクリーチャー1体を対象とし、それを追放してもよい。そうした場合、次の終了ステップの開始時にそのカードをそれのオーナーのコントロール下で戦場に戻す。
サンプルレシピ
- 備考
- アメリカ選手権04 ベスト8 (参考)
- 使用者:Brian Kibler
- フォーマット
メインデッキ (60) | |
---|---|
クリーチャー (4) | |
4 | 永遠のドラゴン/Eternal Dragon |
呪文 (29) | |
4 | アクローマの復讐/Akroma's Vengeance |
3 | 正義の命令/Decree of Justice |
2 | 金粉の光/Gilded Light |
4 | 酸化/Oxidize |
4 | 原野の脈動/Pulse of the Fields |
4 | 新たな信仰/Renewed Faith |
4 | 翼の破片/Wing Shards |
4 | 神の怒り/Wrath of God |
土地 (27) | |
4 | エルフェイムの宮殿/Elfhame Palace |
3 | 森/Forest |
12 | 平地/Plains |
4 | 邪神の寺院/Temple of the False God |
4 | 吹きさらしの荒野/Windswept Heath |
サイドボード | |
2 | ダークスティールの巨像/Darksteel Colossus |
2 | 映し身人形/Duplicant |
2 | 精神隷属器/Mindslaver |
4 | 粛清/Purge |
2 | 刈り取りと種まき/Reap and Sow |
3 | 歯と爪/Tooth and Nail |
- フィフス・ドーン参入前のもの。サイドボードから歯と爪/Tooth and Nailを撃つ奇襲手段が採用されている。
オンスロート・ブロック構築
オンスロート・ブロック構築では、爆発的植生/Explosive Vegetationによるマナ加速を活かしたベジテーションのうち、緑白のものも存在した。
伝説のクリーチャー — 天使(Angel)
飛行、先制攻撃、警戒、トランプル、速攻、プロテクション(黒)、プロテクション(赤)
6/6ソーサリー
あなたのライブラリーから基本土地カードを最大2枚まで探し、それらをタップ状態で戦場に出し、その後ライブラリーを切り直す。
詳細はベジテーションを参照のこと。
ミラージュ・ブロック+テンペスト・ブロック期
ミラージュ・ブロック+テンペスト・ブロック期のスタンダードでは、ドルイドの誓い/Oath of Druidsを使用するオースのうち、最初期のオースデッキは緑白で組まれていた。
エンチャント
各プレイヤーのアップキープの開始時に、そのプレイヤーは自分の対戦相手であるとともに、自分よりも多くのクリーチャーをコントロールしているプレイヤーを対象として選ぶ。前者のプレイヤーは、自分のライブラリーの一番上のカードを、クリーチャー・カードが公開されるまで公開してもよい。前者のプレイヤーがそうしたなら、そのプレイヤーはそのカードを戦場に出し、これにより公開された他のすべてのカードを自分の墓地に置く。
根囲い/Mulchと巻物棚/Scroll Rackのシナジーを搭載したターボマルチも登場する。
アーティファクト
(1),(T):あなたの手札のカードを望む枚数だけ裏向きのまま追放する。あなたのライブラリーのカードを上から同じ枚数だけあなたの手札に加える。その後、その追放されたカードを見てそれらをあなたのライブラリーの一番上に望む順番で置く。
黎明期
黎明期には主に二種類のタイプが存在した。
ひとつは当時の緑白が持っていた、圧倒的なパーマネントコントロール力を利用したマス・デストラクション系デッキ。
エンチャント
あなたのアップキープの開始時に、パワーが最も低いクリーチャー1体を破壊する。それは再生できない。最も低いパワーを持つクリーチャーが2体以上いる場合、その中の1体を選ぶ。
戦場にクリーチャーが1体もいない場合、Drop of Honeyを生け贄に捧げる。
エンチャント
あなたのアップキープの開始時に、対戦相手1人があなたより多くの土地をコントロールしている場合、あなたは「あなたのライブラリーから基本土地カードを最大3枚まで探し、それらを公開し、あなたの手札に加え、その後ライブラリーを切り直す。」を選んでもよい。
戦場のコントロールと、土地税/Land Taxや破裂の王笏/Disrupting Scepterなどによるアドバンテージに終始する。フィニッシャーは様々で、アーニーゲドンのギミックを組み込んだものや、大地の怒り/Force of Natureを利用するものなどがあった。
もうひとつはティタニアの歌/Titania's Songをキーカードとしたティタニア・ストライク。
ソーサリー
各プレイヤーは、コントロールする土地の数が最も少ないプレイヤーがコントロールする土地の数に等しい数だけ、自分がコントロールする土地を選ぶ。その後、残りを生け贄に捧げる。同じ方法で、各プレイヤーはカードを捨て、クリーチャーを生け贄に捧げる。
エンチャント
すべてのクリーチャーでないアーティファクトはその能力をすべて失い、そのパワーとタフネスがそれぞれ、そのマナ総量に等しいアーティファクト・クリーチャーになる。ティタニアの歌が戦場を離れたなら、この効果はターン終了時まで持続する。
天秤/Balanceなどで戦場をリセットし、ティタニアの歌/Titania's Songでクリーチャー化したアーティファクトにより殴り倒す。