治癒の軟膏/Healing Salve

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(上位互換が存在しないのはカードパワー云々よりモードを持つ呪文であることの影響が大きい)
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同種の[[カード]]と比較すると、1[[マナ]]当たりの回復量・軽減量は3点と高い水準にある。だが、最大でも3点止まりな上に使い切りなのも災いして、[[構築]]戦では全く出番のない[[呪文]]。[[サイクル]]の中では極端に性能が低いことから、[[剣を鍬に/Swords to Plowshares]]と並んで「[[マジック:ザ・ギャザリング|マジック]]黎明期にはライフ回復が過大評価されていた」ことを示す例としてしばしば挙げられる。
 
同種の[[カード]]と比較すると、1[[マナ]]当たりの回復量・軽減量は3点と高い水準にある。だが、最大でも3点止まりな上に使い切りなのも災いして、[[構築]]戦では全く出番のない[[呪文]]。[[サイクル]]の中では極端に性能が低いことから、[[剣を鍬に/Swords to Plowshares]]と並んで「[[マジック:ザ・ギャザリング|マジック]]黎明期にはライフ回復が過大評価されていた」ことを示す例としてしばしば挙げられる。
  
一方、[[除去]]の少ない[[クリーチャー]]戦中心の[[リミテッド]]では、[[軽い]][[コンバット・トリック]]として優秀。
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一方、[[除去]]の少ない[[クリーチャー]]戦中心の[[リミテッド]]では、ダメージ軽減のモードが[[軽い]][[コンバット・トリック]]としてそれなりに機能する。しかしコンバット・トリックとしては同じブーンズの[[巨大化/Giant Growth]]のほうが優秀であるため、ここでも見劣りしがち。ライフ回復のモードがほとんど使われないのもマイナス要因である。
  
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*[[モード]]を持つ呪文の元祖ともいえる。
 
*[[リミテッド・エディション]]において、軽減とライフ獲得に関係するカードには他に[[ダメージ反転/Reverse Damage]]がある。そちらは軽減した[[ダメージ]]と同じ点数分のライフを獲得するカードの元祖。
 
*[[リミテッド・エディション]]において、軽減とライフ獲得に関係するカードには他に[[ダメージ反転/Reverse Damage]]がある。そちらは軽減した[[ダメージ]]と同じ点数分のライフを獲得するカードの元祖。
 
*地味な存在ながら長らく[[皆勤賞]]だったが、[[第9版]]にて[[再録]]されず[[基本セット]][[落ちる|落ち]]となった。その後の再録もない。
 
*地味な存在ながら長らく[[皆勤賞]]だったが、[[第9版]]にて[[再録]]されず[[基本セット]][[落ちる|落ち]]となった。その後の再録もない。
*これだけ弱いとされるも純粋な[[上位互換]]が存在しない。防御寄りのカードのカードパワーが抑えられていることも影響しているかもしれない。
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*これだけ弱いと言われながら、モードを持つカードであるがゆえに純粋な[[上位互換]]が存在せず、むしろモードを失った[[下位互換]]が存在する。
  
 
==関連カード==
 
==関連カード==
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*[[Balm of Restoration]] - [[アーティファクト]]版。
 
*[[Balm of Restoration]] - [[アーティファクト]]版。
 
*[[治癒の葉/Healing Leaves]] - [[次元の混乱]]にて、[[緑]]に[[タイムシフト]]。
 
*[[治癒の葉/Healing Leaves]] - [[次元の混乱]]にて、[[緑]]に[[タイムシフト]]。
*[[盾の仲間の祝福/Shieldmate's Blessing]] - ライフ回復の[[モード]]をなくした[[下位互換]]。
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*[[盾の仲間の祝福/Shieldmate's Blessing]] - ライフ回復のモードをなくした下位互換。
  
[[ライフ]]か[[軽減]]を選択できる[[白]]の[[カード]]。
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[[ライフ]]か[[軽減]]をモードを選択できる[[白]]の[[カード]]。
 
*[[純白の秘薬/Alabaster Potion]] - [[X]][[呪文]]。効率はきわめて悪い。
 
*[[純白の秘薬/Alabaster Potion]] - [[X]][[呪文]]。効率はきわめて悪い。
 
*[[サマイトを総べる者アタリア/Atalya, Samite Master]] - 純白の秘薬を内蔵したクリーチャー。Xは[[白マナ]]でしか[[支払う|支払え]]ない。5マナ。
 
*[[サマイトを総べる者アタリア/Atalya, Samite Master]] - 純白の秘薬を内蔵したクリーチャー。Xは[[白マナ]]でしか[[支払う|支払え]]ない。5マナ。

2014年8月16日 (土) 11:48時点における版


Healing Salve / 治癒の軟膏 (白)
インスタント

以下から1つを選ぶ。
・プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーは、3点のライフを得る。
・クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。このターン、それに与えられる次のダメージを3点軽減する。


ブーンズの1つ。これはの得意分野であるライフ回復および軽減を行う。

同種のカードと比較すると、1マナ当たりの回復量・軽減量は3点と高い水準にある。だが、最大でも3点止まりな上に使い切りなのも災いして、構築戦では全く出番のない呪文サイクルの中では極端に性能が低いことから、剣を鍬に/Swords to Plowsharesと並んで「マジック黎明期にはライフ回復が過大評価されていた」ことを示す例としてしばしば挙げられる。

一方、除去の少ないクリーチャー戦中心のリミテッドでは、ダメージ軽減のモードが軽いコンバット・トリックとしてそれなりに機能する。しかしコンバット・トリックとしては同じブーンズの巨大化/Giant Growthのほうが優秀であるため、ここでも見劣りしがち。ライフ回復のモードがほとんど使われないのもマイナス要因である。

関連カード

サイクル

ブーンズマジック黎明期の基本セットに収録されたサイクルであり、すべて1マナで3つ分の何かを発生させる。

それぞれ各の特徴をよく表しているが、そのカードパワーには大きなばらつきがある。

亜種

ライフ軽減をモードを選択できるカード

参考

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