白青黒

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'''白青黒'''(''White-Blue-Black'')は、[[マジック:ザ・ギャザリング|マジック]]における[[色の組み合わせ]]のうち、[[白]]と[[青]]と[[黒]]の組み合わせのことである。略式表記'''WUB'''。
 
'''白青黒'''(''White-Blue-Black'')は、[[マジック:ザ・ギャザリング|マジック]]における[[色の組み合わせ]]のうち、[[白]]と[[青]]と[[黒]]の組み合わせのことである。略式表記'''WUB'''。
 
[[インベイジョン・ブロック]]期には同じ色の組み合わせを持つ[[追放するものドロマー/Dromar, the Banisher]]から'''ドロマーカラー'''と呼ばれ、[[アラーラの断片ブロック]]期には同様に[[エスパー/Esper]]にちなんで'''エスパーカラー'''とも呼ばれる。
 
  
 
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==概要==
 
==概要==
白青黒の[[カード]]は[[レジェンド (エキスパンション)|レジェンド]]で初登場した。以後、[[クロニクル]]、[[アイスエイジ]]、[[アライアンス]]、[[インベイジョン]]、[[プレーンシフト]]、[[ディセンション]]([[分割カード]]のみ)、[[コールドスナップ]]、[[時のらせん]]([[タイムシフト]]のみ)、[[アラーラの断片]]、[[コンフラックス]]、[[アラーラ再誕]]([[混成カード]]も含む)、[[統率者2013]]で収録されている。
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白青黒の[[デッキ]]は[[コントロール (ゲーム用語)|コントロール]]が強い色の組み合わせであり、黒の[[手札破壊]]で脅威は事前にシャットアウト、青の[[打ち消す|打ち消し]]で[[今引き]]に対処、[[戦場]]に出た脅威は各色の[[除去]]・[[バウンス]]で対応できる。白を含むので[[ライフ]]を回復でき、黒で[[墓地対策]]もできる。[[環境]]によるいずれのデッキに対しても簡単に対策が選択でき、隙のない構成でデッキが組める。[[構築]]の際には[[腐る]]カードが多くならないように[[メタ]]には要注意である。
 
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[[コントロール (ゲーム用語)|コントロール]]が強い色の組み合わせであり、黒の[[手札破壊]]で脅威は事前にシャットアウト、青の[[打ち消す|打ち消し]]で[[今引き]]に対処、[[戦場]]に出た脅威は各色の[[除去]]・[[バウンス]]で対応できる。白を含むので[[ライフ]]を回復でき、黒で[[墓地対策]]もできる。[[環境]]によるいずれのデッキに対しても簡単に対策が選択でき、隙のない構成でデッキが組める。[[構築]]の際には[[腐る]]カードが多くならないように[[メタ]]には要注意である。
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緑を含まない上に[[色拘束]]の強いカードが多い色の組み合わせだが、低速コントロール故に[[タップイン]]ランドや[[マナ・アーティファクト]]なども導入しやすく、3色の中ではむしろ構築の敷居は低い。とはいえ、当然2色よりは[[マナ基盤]]がタイトになりやすく、各色の役割も決まっているので[[土地]]などマナ基盤を攻められるとピンチとなる。
 
緑を含まない上に[[色拘束]]の強いカードが多い色の組み合わせだが、低速コントロール故に[[タップイン]]ランドや[[マナ・アーティファクト]]なども導入しやすく、3色の中ではむしろ構築の敷居は低い。とはいえ、当然2色よりは[[マナ基盤]]がタイトになりやすく、各色の役割も決まっているので[[土地]]などマナ基盤を攻められるとピンチとなる。
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[[闇の腹心/Dark Confidant]]と[[相殺/Counterbalance]]を主軸にして[[マナ]]を一切使わずに[[カード・アドバンテージ]]を維持するタイプも人気。[[土地破壊]]などマナ基盤への攻撃に耐性がつき、打ち消しきれない脅威に対しても[[中断/Abeyance]]系呪文や[[ハルマゲドン/Armageddon]]を採用することで[[対戦相手]]の動きを阻害できる。
 
[[闇の腹心/Dark Confidant]]と[[相殺/Counterbalance]]を主軸にして[[マナ]]を一切使わずに[[カード・アドバンテージ]]を維持するタイプも人気。[[土地破壊]]などマナ基盤への攻撃に耐性がつき、打ち消しきれない脅威に対しても[[中断/Abeyance]]系呪文や[[ハルマゲドン/Armageddon]]を採用することで[[対戦相手]]の動きを阻害できる。
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*白青黒の[[多色カード]]は[[レジェンド (エキスパンション)|レジェンド]]で初登場した。以後、[[クロニクル]]、[[アイスエイジ]]、[[アライアンス]]、[[インベイジョン]]、[[プレーンシフト]]、[[ディセンション]]([[分割カード]]のみ)、[[コールドスナップ]]、[[時のらせん]]([[タイムシフト]]のみ)、[[アラーラの断片]]、[[コンフラックス]]、[[アラーラ再誕]]([[混成カード]]も含む)、[[統率者2013]]で収録されている。
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*[[アラーラ/Alara]]の断片の1つ[[エスパー/Esper]]にちなんで'''エスパーカラー'''とも呼ばれる。[[インベイジョン・ブロック]]期には同じ色の組み合わせを持つ[[追放するものドロマー/Dromar, the Banisher]]から'''ドロマーカラー'''と呼ばれた。
  
 
==代表的なデッキ==
 
==代表的なデッキ==

2017年2月26日 (日) 23:04時点における版

白青黒(White-Blue-Black)は、マジックにおける色の組み合わせのうち、の組み合わせのことである。略式表記WUB


Dromar, the Banisher / 追放するものドロマー (3)(白)(青)(黒)
伝説のクリーチャー — ドラゴン(Dragon)

飛行
追放するものドロマーがプレイヤーに戦闘ダメージを与えるたび、あなたは(2)(青)を支払ってもよい。そうした場合、色を1色選ぶ。その後、選ばれた色のすべてのクリーチャーをオーナーの手札に戻す。

6/6


Ertai, the Corrupted / 堕落した者アーテイ (2)(白)(青)(黒)
伝説のクリーチャー — ファイレクシアン(Phyrexian) 人間(Human) ウィザード(Wizard)

(青),(T),クリーチャーを1体か、エンチャントを1つ生け贄に捧げる:呪文1つを対象とし、それを打ち消す。

3/4

概要

白青黒のデッキコントロールが強い色の組み合わせであり、黒の手札破壊で脅威は事前にシャットアウト、青の打ち消し今引きに対処、戦場に出た脅威は各色の除去バウンスで対応できる。白を含むのでライフを回復でき、黒で墓地対策もできる。環境によるいずれのデッキに対しても簡単に対策が選択でき、隙のない構成でデッキが組める。構築の際には腐るカードが多くならないようにメタには要注意である。

緑を含まない上に色拘束の強いカードが多い色の組み合わせだが、低速コントロール故にタップインランドやマナ・アーティファクトなども導入しやすく、3色の中ではむしろ構築の敷居は低い。とはいえ、当然2色よりはマナ基盤がタイトになりやすく、各色の役割も決まっているので土地などマナ基盤を攻められるとピンチとなる。

エターナルでは、フィニッシャーをタップし続け無力化できる嵐景学院の弟子/Stormscape Apprenticeパーマネント以外にも対応可能なアゾリウスのギルド魔道士/Azorius Guildmage、呪文を妨害しながらクロックを刻める翻弄する魔道士などを用いたクロック・パーミッションが有力だが、ビートダウンに近い構成になるものも多く、不要なカードは意志の力/Force of Will代替コストにできることもこのタイプの利点である。

闇の腹心/Dark Confidant相殺/Counterbalanceを主軸にしてマナを一切使わずにカード・アドバンテージを維持するタイプも人気。土地破壊などマナ基盤への攻撃に耐性がつき、打ち消しきれない脅威に対しても中断/Abeyance系呪文やハルマゲドン/Armageddonを採用することで対戦相手の動きを阻害できる。

代表的なデッキ

参考

単色 - - - -
多色
()
2色 友好色白青 - 青黒 - 黒赤 - 赤緑 - 緑白
対抗色白黒 - 青赤 - 黒緑 - 赤白 - 緑青
3色 弧(こ)白青黒 - 青黒赤 - 黒赤緑 - 赤緑白 - 緑白青
楔(くさび)白黒緑 - 青赤白 - 黒緑青 - 赤白黒 - 緑青赤
4色 白青黒赤 - 青黒赤緑 - 黒赤緑白 - 赤緑白青 - 緑白青黒
5色 白青黒赤緑
アン・ゲーム専用 ピンク - - 目の色
色の関係 色の組み合わせ - 友好色 - 対抗色 - カラーパイ - 色の役割
関連項目 無色 - 有色 - 単色カード - 多色カード - 色指標 - 固有色 - デッキカラー
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