ずべらストーム
提供:MTG Wiki
13行: | 13行: | ||
ずべらの[[クリーチャー・タイプ]]を持つクリーチャーは「その[[ターン]]に[[死亡]]したずべらの数を参照して何かをする」[[死亡誘発]][[能力]]を共通して持つ。これを利用して、以下のアクションを行う。 | ずべらの[[クリーチャー・タイプ]]を持つクリーチャーは「その[[ターン]]に[[死亡]]したずべらの数を参照して何かをする」[[死亡誘発]][[能力]]を共通して持つ。これを利用して、以下のアクションを行う。 | ||
− | + | #[[浮き夢のずべら/Floating-Dream Zubera]]を[[戦場]]に出し、[[屍肉喰らい/Carrion Feeder]]などの[[サクり台]]で[[生け贄に捧げる|生け贄に捧げ]]て死亡誘発能力でカードを[[引く]]。 | |
+ | #[[超常的耐久力/Supernatural Stamina]]などの、死亡時に[[墓地]]から戦場に戻す能力をクリーチャーに付与する[[呪文]]の効果、または[[発掘/Unearth]]などの[[軽い|軽量]][[リアニメイト]]呪文で浮き夢のずべらを戦場に戻す。 | ||
+ | #戦場に戻した浮き夢のずべらを再度サクり台で生け贄に捧げ、カードを引く。 | ||
+ | #以上の過程で引き込んだ[[暗黒の儀式/Dark Ritual]]などの[[マナ加速]]カードも絡めて、ドロー・生け贄・マナ加速を繰り返して[[アドバンテージ]]を稼ぎ続ける。状況により、途中で[[灰色肌のずべら/Ashen-Skin Zubera]]も絡めて[[対戦相手]]の[[手札]]を空にしておく。 | ||
+ | #最後は[[燃えさし拳のずべら/Ember-Fist Zubera]]による[[ダメージ]]、[[よだれ舌のずべら/Dripping-Tongue Zubera]]から出た大量の[[トークン]]や大きくなった屍肉喰らい/Carrion Feeder等での[[攻撃]]、マナ加速で得た莫大な[[マナ]]を[[墓所のネズミ/Crypt Rats]]に注ぎ込む等して対戦相手を倒す。 | ||
− | + | 7種類しか存在しないずべらを主軸に据えたコンボデッキであることやその動きの強烈なインパクトで話題を呼び、2018年にはわずかながらパウパーの[[トーナメント]]での入賞記録も残した。[[2019年]]以降のトーナメントでの入賞記録はないが、[[2021年]]現在でもオンライン環境上でコアなファンに使用されているようだ。 | |
− | + | [[モダン]]等、パウパー以外のずべらが使用可能な[[フォーマット]]でも近いコンセプトのデッキが組める可能性はあるが、[[カードパワー]]の高い環境ではやはり厳しいか。 | |
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
==サンプルリスト== | ==サンプルリスト== | ||
39行: | 35行: | ||
* [[デッキ集]] | * [[デッキ集]] | ||
− | {{DEFAULTSORT: | + | {{DEFAULTSORT:すへらすとおむ}} |
[[Category:コンボデッキ]] | [[Category:コンボデッキ]] | ||
[[Category:パウパーデッキ]] | [[Category:パウパーデッキ]] |
2021年10月28日 (木) 09:25時点における版
ずべらストーム(Zubera Storm)は、神河ブロックで登場したずべら・クリーチャーのメカニズムを主軸とするコンボデッキ。パウパー環境に存在する。ずべらコンボ(Zubera Combo)、あるいは単にずべら(Zubera)と呼称されることもある。
ストームの名を冠するが、1ターンで延々とアクションし続ける様からそう呼ばれるだけで、ストームを持つカードは基本的には1枚も入っていない。
概要
クリーチャー — ずべら(Zubera) スピリット(Spirit)
浮き夢のずべらが死亡したとき、このターンに死亡したずべら(Zubera)1つにつきカードを1枚引く。
1/2クリーチャー — ゾンビ(Zombie)
屍肉喰らいではブロックできない。
クリーチャー1体を生け贄に捧げる:屍肉喰らいの上に+1/+1カウンターを1個置く。
インスタント
クリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それは+2/+0の修整を受けるとともに「このクリーチャーが死亡したとき、これをオーナーのコントロール下でタップ状態で戦場に戻す。」を得る。
2018年に、とある日本のネットユーザーがデッキリストを公開したことがこのデッキの始まりとされる。
ずべらのクリーチャー・タイプを持つクリーチャーは「そのターンに死亡したずべらの数を参照して何かをする」死亡誘発能力を共通して持つ。これを利用して、以下のアクションを行う。
- 浮き夢のずべら/Floating-Dream Zuberaを戦場に出し、屍肉喰らい/Carrion Feederなどのサクり台で生け贄に捧げて死亡誘発能力でカードを引く。
- 超常的耐久力/Supernatural Staminaなどの、死亡時に墓地から戦場に戻す能力をクリーチャーに付与する呪文の効果、または発掘/Unearthなどの軽量リアニメイト呪文で浮き夢のずべらを戦場に戻す。
- 戦場に戻した浮き夢のずべらを再度サクり台で生け贄に捧げ、カードを引く。
- 以上の過程で引き込んだ暗黒の儀式/Dark Ritualなどのマナ加速カードも絡めて、ドロー・生け贄・マナ加速を繰り返してアドバンテージを稼ぎ続ける。状況により、途中で灰色肌のずべら/Ashen-Skin Zuberaも絡めて対戦相手の手札を空にしておく。
- 最後は燃えさし拳のずべら/Ember-Fist Zuberaによるダメージ、よだれ舌のずべら/Dripping-Tongue Zuberaから出た大量のトークンや大きくなった屍肉喰らい/Carrion Feeder等での攻撃、マナ加速で得た莫大なマナを墓所のネズミ/Crypt Ratsに注ぎ込む等して対戦相手を倒す。
7種類しか存在しないずべらを主軸に据えたコンボデッキであることやその動きの強烈なインパクトで話題を呼び、2018年にはわずかながらパウパーのトーナメントでの入賞記録も残した。2019年以降のトーナメントでの入賞記録はないが、2021年現在でもオンライン環境上でコアなファンに使用されているようだ。
モダン等、パウパー以外のずべらが使用可能なフォーマットでも近いコンセプトのデッキが組める可能性はあるが、カードパワーの高い環境ではやはり厳しいか。
サンプルリスト